存在としての断章

真の自己と覚醒を求めて幾星霜
その求道から解放された前後あたりからの日常の断章
いわゆるノンデュアリティ

『ある光』  小沢健二

2010-04-23 11:42:00 | 解放前・求道記 (2010~2011)


引き続き久々に小沢健二を聴く

つーわけで
無意味を突き抜けたアーティストシリーズ(シリーズだったのか?)

オザケーン

『ヘッド博士の世界塔』で小山田圭吾と共に無意味に完全に突入
これはフリッパーズギター時代の最後のアルバム

歌詞が完全にそれ

"ところが全てが夢なわけでもないし
そもそも全てと呼べるものなど無い
永遠望むほど闇は更に深く
動けば沈むよまるでアリ地獄"
from『世界塔よ永遠に』


当然その後パーフリは解散
まあ当然
二人して無意味

そして二人はそれぞれ活動を始める


私はオザケンしか注目してなかったが
次はコーネリアス聴くか(笑)


突き抜けたオザケンは
"意味なんてもう何もないなんて僕が飛ばしすぎたジョークさ
神様がそばにいるような時間続く…"

と歌った

彼は王子様になり
人々の意味を満たしましたとさ


『ある光』
今回初めて聴いた

良い歌だ













『mantra of the sanskrit』

2010-04-22 17:52:00 | 解放前・求道記 (2010~2011)


なんだかこの2日音楽ばかり聴いている

『mantra of the sanskrit』

久々に聴いて
泣ける

you tubeでこの曲で画像がダライ・ラマ
というのがあり
いやーなんだか
涙が止まらぬ

般若心経をサンスクリット語で歌っているが
曲がまた切ない

人の世のあわれと
覚者の慈悲が
重なりあって溶けてる

そんな切なさだ

特に
「そうなんだシャーリプトラ」
と語り掛けるところで

まだ菩薩の境地に至らない彼に
多分
全凡夫の代表である彼に
釈迦は言う

大丈夫
なにもないんだ
すべてまぼろしだ
なにもない
ないということさえない

悟りすらない…

それを観音は
悟ったのだよ


…あまりの優しさに
虚脱する
涙も拭かないで
そのまま







平沢進を久しぶりに聴く

2010-04-21 15:09:00 | 解放前・求道記 (2010~2011)


まず『美術館で会った人だろ』のライブ
(20年以上前のテレビ放映…レア)をYoutubeで見た

あまりの懐かしさに
鳥肌が…

『Cyborg』
ようやく題名がわかった
ケラ主宰の劇団ナイロン100℃の不条理劇『うちはソバ屋ジャナイ』
の公演でエンディングにこの曲がかかり
ボロ泣きした覚えがある

互いに実存を生きる者としての共鳴
意味は崩壊した
そして我々はなぜか生きている(笑)


聴き始めてから20年以上経つが彼は歌唱力が上がり
しかもいろんな意味で有名に

『けいおん!』(私は見たことがない(笑))のメンバーの名前は
P-Modelのメンバーの名字をつけているらしい
マニアックな…
まあ初期メンバーじゃないはずだが


好物を久々に食った感じ
そんなに執着もないが

たまには語ってみた