リストラサラリーマン 40過ぎて何を思う

リストラの40過ぎのサラリーマンに何ができるだろう? 諦めるのか、挑戦するのか、過去に戻る事だけはできない。

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人の道

2007-11-02 07:46:55 | 雑記

いつもアクセスありがとうございます。

アリガト♪(*'-^)-☆パチン

おはようございます。げんえいです。

(ノ≧▽≦)ォハッョッ


人の道と偉そうにとやかく言えるような立場ではありませんが、最後までお付き合い下さればと思います。


以前チラッとお話をしました、退職した元課長
今回のお話は彼の昔の借金から始まります。


件の元課長
出身は四国のとある町だと聞いております。
そこにいた頃、何の入用だったのか
金融会社から借金をしておりました。
まだ若く、さほど収入もない頃でございます。
しばらくすると、借金が借金を呼び首が回らない状態になりました。
そこで、彼がとった行動は一番安直で卑怯な逃亡という手段でございます。


故郷にいる両親が彼の尻拭いをしたことは言うまでもありません。
何故、あの両親から彼のような人間が産まれたのか不思議といえば不思議
神様のいたずらでしょうか。


故郷を捨てた彼は、日本国中、果てはフィリピンで同朋を騙すような仕事をしていたんだと人づてに聞いたことがあります。


そして、たどり着いたのがこの町、この仕事


天職だったのか、産まれついての口のうまさが幸いしたのか、それまでの彼の人生の中では不思議とうまくいった出来事だったのではないでしょうか?


そして、オイラと出会うのですが、
なにぶんオイラは嘘つきといい加減な人間が大嫌い。
何かおかしいと思いつつ、彼の行動には気をつけていたつもりだったのですが・・・
なんということでしょう、気づくのが遅すぎた!
自らが開拓した仕事を彼の虚偽の報告の為に失うという大事態が生じてしまったのでございます。

 

(╬ಠಠ)ゴルァ!!


怒り心頭のオイラは

過去の所業を出来る限り調べ上げ


問責(げんえい)→虚偽の報告(元課長)→真実の暴露(げんえい)
問責(げんえい)→虚偽の報告(元課長)→真実の暴露(げんえい)
問責(げんえい)→虚偽の報告(元課長)→真実の暴露(げんえい)

の無限連鎖


周りから「いい加減に勘弁してやれよ・・・」と言われるまで繰り返したのでございます。


最後はあっけなく、自身がついた嘘の報告の最中に、問題となっている本人から「どうなりました?」の電話1本で嘘が発覚し辞めざるを得ない状況になったという、なんとも間抜けな幕引きででございました。


ここまでくると嘘をそんなにつける彼が不思議でなりませんが・・・


さて、話は退職届けを出す少し前に遡ります。
まだ、オイラが彼を追い込んでいる最中です。


ある日、1通の封書が本社宛に届いたのでございます。
差出人は北海道のとある簡易裁判所
宛名は彼
慌てて彼に電話をすると内容を確認してほしいとのこと
封書の内容は、裁判に関すること
つまり訴えられたと言うことです。


本人に確認すると、どうやら四国時代の借金とのこと。
このあたりの知識は多少ございましたので、北海道まで電話を入れ


今回のケースは明らかに時効だと思われます。
故意に遠方で少額の訴訟を起こして、
何らかの対応をしなければ、敗訴ということになり、先方の弁護士費用まで負担することになるんですよね。(実はこちらの費用で儲けるんですね。)
個人的にはどう思われますか?
即刻アクションを起こせば先方は出てこないと思うので、司法書士なり弁護士に相談した方が無難だと思いませんか?


とお尋ねしたのでございます。


気のいい担当の方からは、 「私ならそうするでしょうね。」という優しいお言葉をかけていただくことができました。


それでも、なぜ会社宛に裁判所から書類が届くのか不思議でなりませでしたが
後から考えると、会社に何とかしてもらおうという彼の苦肉の策だったように思います。

...?^^);・・)?゜◇゜)?


思い返してみますと、幾度も彼宛に連絡があり、問いただすと「連絡先はそちらになっています。」と言われておりました。


つまり、彼は最初から会社をあてにしていたのです。
あわよくば会社からお金を引っ張り出して、一気に解決してしまおうと目論んだものと思われます。


事実、彼は何度か社長からお金を引き出すことに成功しております。


しかし今回はそうはなりませんでした。
オイラが派手に攻撃をしている最中だっただけに、さすがの社長もおかしいのではと気づいたようです。


「ほかっておいたら!」 の一言で終わり


すべてが悪い方へと転がるところだったのですが、
お馬鹿なオイラは、いくらなんでもそれはマズイだろうということで助け舟を出してしまったのです。

この件は、家族から非難されました。
前にも書いた通り、クライアントから怒られ、自宅でコメツキバッタ状態でしたからね。
オイラは内勤なので、営業するのは夜と休みの日です。
仕事を取ってくるって事は、つまり家族が犠牲になっているんで・・・

ちなみに、訴訟になった場合はどれだけ自分が正しかろうと、ほかっておくというのは、愚の愚でございます。


ということで、オイラの知り合いの簡裁代理権を持った司法書士を紹介しました。(オイラの身に何かあった時は必ず彼を頼るように奥様には伝えてあります。それほど頭もキレて頼りになる子です。)


多少なりとも彼はオイラに対して恩義を感じていてくれているので、紹介ということで信じられない程の格安の費用でその事件を扱ってもらえることとなりました。
(ほんとに信じられないほどの金額です。)


訴訟は2ヶ月掛からずに取り下げられたのではないでしょうか?


その後件の元課長も退社し、その件について忘れかけていた時、事件が起こりました。
3日前、彼のいた営業所の事務員さんから連絡が入ったのです。


「げんえいさん、彼のアドレス宛に変なメールが届いてるんですが?」
「えっ?なに?」
「なんかの請求みたいなんですが・・・」
「誰から?」
「◇◇◇司法書士事務所ってなってるんですが・・・」


(;゜∀゜)!!エッ!?


「すぐに転送して!」


転送されてきたメールを見て愕然

(ノ゜Д゜ヽ|||そ…そんなぁ

たったあれだけのお金を支払っていない・・・
オイラはすぐに連絡しました。

「もしもし、お金支払われてないの?」
「そうなんですよ。音信不通で・・・」
「なんで言ってくれなかったの?」
「げんえいさんに、そんな話できませんよ! 本来なら必ず取り立てるんですが・・・」
「わかった!オイラが必ず何とかする!なんか申し訳なかったね。」
「いいですよ。全然気にしてませんから。」

オイラにはわかる
彼がオイラを気遣っていてくれることが、
彼は正義感の塊で、曲がったことが大嫌い!
そんな彼にここまで気遣わせてしまっては申し訳なさ過ぎる・・・


げんえいの職場には何人か背中に絵を描いている人がいます。
もちろん現役ではなく、更正して真面目に働いていますよ。
そこの中の親分格(更正してもそういう序列ができるようですね。)に話をしました。
彼は日々成長する鯉を背中に飼っています。(どんどん大きくなっているようですよ (゜m゜*)プッ )


いつだったか


「せっかくお天道様の下を歩く機会を得たんだから、二度とそのチャンスを潰しちゃいけないよ。これからは胸を張って生きていけるんだから。」

てな話を彼らに懇々と諭した事があったと思います。 (税金払わないからね~)


「・・・悪いけどそういうわけなんだ、確か仲良かったよね? 連絡とれないかな?」
「その話は知っちょります。わかりました。わしに任せて下さい。」
「えっ?いいけど、昔みたいに脅したり暴力振るったりしちゃ駄目だからね。」
「げんえいさんに言われてから、お天道様の下を歩くときめちょります。そんなこたぁしません。わしに任せておいてください!」

そして昨日のお昼過ぎに連絡がありました。


「わしですが、お金回収してきました。あいつ支払ったの一点張りでしたが、もういい加減嘘をつくなと諭して支払わせました。」


オイラの周りには、オイラのことを気遣って助けてくれる人がいます。
でも、嘘ばかりついている彼の周りにはどんな人が集まるのでしょう?


どういうのが正しい道なのかわかりません。
成功した道が正しいのか、失敗したら間違っているのか・・・
すごく落胆もしましたが、収穫もありました。

 


少しは正しく歩けてるんだって・・・

 

長いお話に最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

 

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コメント (4)
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