遂にセンテリュオがやってくれました。
ゴール前はまさに手に汗握りましたが、ハナ差交わしてくれて本当に良かったです。大きな大きなハナ差でした。
タッチングスピーチのローズS勝ちから5年振りの重賞制覇でした。
センテリュオはこれまで何度も重賞に挑戦し跳ね返されて来ましたが、これまで随所に見せて来たしっかりした末脚から、いつか重賞を勝てると信じて来ました。オールカマーというタフなコースでしかも中山巧者の牡馬が集まるGⅡを牝馬で勝ったことは、次走のエリザベス女王杯が本当に楽しみになりました。
去年は4着でしたが、今年は勝利を目指して頑張って欲しいです。
今回の勝利でそれは決して現実味のない目標ではなくなったと思います。
クラブレポート
「20/9/27 高野厩舎
２７日の中山競馬では五分のスタートから出たなりで後方を追走。じっくり脚を溜めながら運び、３コーナー過ぎから進出すると、直線は外目をよく伸びて優勝。「ありがとうございました。直線に入っても後方でしたからヒヤヒヤしましたが、最後は興奮しました。スタートからあまり行き脚がつかないことがあるのですが、ジョッキーも返し馬でそのあたりのことは掴んでくれたようで、前半無理せずリズム良く運んでくれました。ただ、さすがにペースが遅く、厳しい展開になったと思っていたんですが、途中で動く馬がいて一気に流れが速くなったことがこの馬にとってはラッキーでした。ここで力のあるところを示せたのはとてもうれしいですが、本番は次ですからね。まずはひと息入れて、目標に向けてしっかり整えていきたいと思います」（高野師）着差はわずかでしたが、前が残るペースを後方から大外を回って差し切るのですから、完勝と言っていい内容でしょう。休み明けでしたが、戦前から抜群の状態であることは伝えられていましたが、まさにそのとおりの結果になりました。この後は大目標のエリザベス女王杯に向けてひと息入れる予定です。」
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