俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

ひがしの茶屋街でランチ @ 照葉

2008年08月13日 09時20分10秒 | 時系列でご覧ください
昨日のお昼は、女将の弥栄ちゃんにお願い事があって、その打ち合わせを兼ねて初めて「昼 照葉」。
ちょうどお盆の観光シーズンとあって東山界隈は多くの観光客で賑わっていて、駐車場には車の長蛇の列が。

そんな中、食べさせてもらった『照葉ランチ』。
これが全然気の張らないいわゆる普通の家庭料理なんだけど、びっくりするほど普通に美味しくて、すっかり嬉しくなってしまった。



ご飯に菜っ葉の味噌汁、厚揚げと小松菜の煮物、豆とひじきに有機野菜のサラダ…。
胡麻豆腐の上に金時草が乗っていたり、海そうめんが別に出てきたりするあたりはちょっとそれっぽいけれど、本当、あくまでも普通にうちで食べているようなメニュー。
そして一番印象的だったのが、新サンマの焼き物。
生姜とニンニクの入った漬け汁で下ごしらえしてあったその(刺身で出しても全然大丈夫なほどピッチピチな)サンマの美味しかったこと。
食べたあと午後からゲップすると(失礼!)、思わず「あれっ、ギョウザでも食べたっけ?」と思うほど結構あとを引くほどだったけれど、個人的に相当に大好きな味付けでありました。



ともあれ、ひがしの茶屋街で食事をするとなると、洋食屋の「自由軒」はさておき、浅田屋さんがやっている「蛍や」も、銭屋さんがやっている「十月亭」もお昼でも観光地ならではの結構な価格だということを考えると、かなりリーズナブルで、そのどこかかつて鱗町にあった定食屋「あじ万」の素朴な味を思い出すちゃんとした味わいを含めて、かなりオススメだったりします。

夜、ガス灯が仄かに輝く遅い時間に行ってワインを飲む「照葉」はもちろん魅力的だけど、こんな昼の顔を見せてもらう(ちなみに弥栄ちゃんは昼は洋服です)のも良いかも。
ただ、ランチメニューは数に限りがあって日によって早々と終わってしまうこともあるので、出来れば要予約であります。



今日の1曲 “ Cleopatra's Dream ”  :  Bud Powell Trio

今日は何となくこんな気分だなということで、昔々見たステージを思い出しながらこの曲を。
“ just a single word: splendid ” のコメントに激しく納得であります。




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2 コメント

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クレオパトラ・・・・・・・・・ (aonami24)
2008-08-14 12:48:26
初めまして、何時も完成度の高いブログに感服して
拝見しています。
最近の映画、音楽にはチンプンカンプンですが
この曲なら聴く前から頭の中を音符が走ります。
60代後半の私の年代では1957年~1959年の高校時代に
FEN(駐留軍放送)で聴いたのが最初かと思います。
以後、新宿、渋谷のジャズ喫茶、車の中、自宅、星降るキャンプ場と色んな所で50年以上聴いてきたことになります。
パソコンのなかで聴くのは初めてです?

私が住んでいる名古屋の荒子は前田利家が生まれ育った
荒子城址〈今は神社)のあるところです。
金沢のような風情の在るところではありませが。
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◇aonami24 さん (nikidasu)
2008-08-16 01:01:15
こちらこそ、はじめまして。
昨日コメントを頂いて、何だかすっかり嬉しくなってしまいました。

そちらのブログを拝見させていただいて、洒脱な文章もさることながら、
写真のレヴェルの高さに思わず平伏してしまい、
とにかく何だか元気もらってしまいました。

片やこんないい加減なブログではありますが、よろしければ
今後ともよろしくお願いいたします。イエーイ!
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