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「アイ・アム・レジェンド」 I Am Legend

~ Don't worry about a thing,
  Cause every little thing gonna be all right.♪

未見ながら過去に2度映画化されたというリチャード・マシスンの『地球最後の男』をウィル・スミス主演で映画化したSFアクション作。



まず何と言っても荒廃したパーク・アヴェニューやタイムズ・スクウェア、はたまたワシントン・スクウェアといったお馴染みの場所でのリアルな描写は見応え充分。
摩天楼はあたかも渓谷化し、アスファルトからは雑草が伸び、道路わきに駐車された朽ち果てた車の脇を縦横無尽に鹿が駆け抜けライオンまで登場する、そこはボブ・マーリーの歌じゃないけれどまさに「コンクリート・ジャングル」。
とにかくこんな映像表現まで出来てしまうのかと、映像技術の進歩に今さらながら驚愕。

そしてそこにシェルビー・コブラGT500に乗って登場するのがウィル・スミス。
地球規模の災厄によって人類がほぼ絶滅し、わずかに生きながらえた人間はゾンビとなり、天涯孤独となった彼に未来はあるのか? というのが大まかなストーリー。



過去の出来事を小出しにして、少しずつ観客の疑問に答えていく構成そのものは悪くないと思ったし、すっかり演技派となったウィル・スミスの見事な肉体を含めて一人芝居の頑張りも良かった。
そして何よりも恋人を奪われたゾンビの親分の執拗な奪還行為、特に地下の実験室でのガラスに身体を打ちつけ続けるシーンに思わず感動すらしてしまった。



ただ、予算をかけたわりに話そのものが小さいというか、『地球最後の男』というよりニューヨークどころか『マンハッタン最後の男』みたいな内容になってしまっていて、いささか何なんだかなー(苦笑)。
マンハッタンから人を脱出させないためにミサイルでブルックリンブリッジを爆破したり、ハドソンリバーに浮かぶ航空母艦からゴルフの打ちっぱなしをしたり、良くも悪しくもB級テイストいっぱいなんだから、ここはもっともっと馬鹿馬鹿しさに徹して史上最大のB級SF巨編としてくれたほうがより楽しめたのではないのかと思うのであります。



今日の1曲 “ Three Little Birds ” : Bob Marley

実のところこの映画、'81年に36歳の若さで他界したレゲエのスーパースターボブ・マーリーに捧げられている映画でもありました。
犬のサムを洗うシーンで流れていたのが彼のこの曲「三羽の小鳥」。
他にもウィル・スミスが“Light up the darkness.”と表現し、彼の音楽に対しての姿勢を紹介したり、エンドロールでさらに彼の歌が聴こえてきたり…、ある意味ボブ・マーリーこそ Legend そのものでありました。
この曲のPVはコチラから
コメント ( 9 ) | Trackback ( 30 )
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コメント
 
 
 
なるほど (kossy)
2007-12-18 01:25:09
ボブ・マーリーこそが伝説の男!
これをメインにしたほうが面白かったかな~
これが元からあった脚本なのか、ウィル・スミスが提案したことなのか・・・これも気になるところです。
 
 
 
恋人だったのですかあ~ (ぷちてん)
2007-12-18 22:27:24
あの実験ゾンビさんは、恋人だったのですかあ。
全くわかりませんでした。
なんで、こんなにウィル・スミスを襲撃するのかといえば、やっぱりNYで彼ひとりしか新鮮なお肉がないからなんだろうな~と思ってゾンビの食糧事情を心配もしたのですが、そういう意味での襲撃ではなかったのですね^^)
 
 
 
◇ Kossy さん (nikidasu)
2007-12-19 01:02:43
はっきりしたことはわかりませんが、ウィル・スミスがボブ・マーリーの
大ファンであることは有名な話なので、そういった要素は少なからずあった
のではないかと思います。
 
 
 
◇ぷちてん (nikidasu)
2007-12-19 01:05:38
そうかぁ、食糧事情ということも確かにあるかもしれませんね。
恋人説は勝手に思いついただけなので、本当のところは不明です(汗)。
でもあの必死さは、やはりただならぬものを感じたのですが…。
 
 
 
こんばんは♪ (ミチ)
2007-12-19 23:24:35
原作をお読みなのでしょうか?
>恋人を奪われたゾンビの親分の執拗な奪還行為
恋人だったからこそのあの行為だったんですね~。
これで納得いたしました!
NYの街並みはロケも多かったそうです。
そのこともビックリデス。

本日、入江の「志の助」というお寿司屋さんに行ってきました。
ご存知でしょうか?
とても美味しかったですが、お値段も素晴らしかったです。
 
 
 
◇ミチさん (nikidasu)
2007-12-19 23:53:01
えへへ。
わかったようなこと書きながら実は原作は未読です(汗)。
それにしてもブルックリンブリッジのワンシーンだけで、
500万ドル以上も費やしたそうです。
本当にお金はかかっていましたが、ここまでロケが可能なのは
さすがニューヨークですよね。

で、「志の助」さん!
「弥助」さんのお弟子さんのお店で、確か今年小松から移転
してきたんですよね。
味の評判もさることながら「素晴しい値段」にいささか躊躇し
いまだに行かず終いです(苦笑)。
 
 
 
日本インターネット映画大賞募集中 (日本インターネット映画大賞)
2007-12-24 21:06:30
突然で申しわけありません。現在2007年の映画ベストテンを選ぶ企画「日本インターネット映画大賞」を開催中です。
投票にご参加いただくようよろしくお願いいたします。なお、日本インターネット映画大賞のURLはhttp://www.movieawards.jp/です。
 
 
 
モンクとマーリー ()
2007-12-26 08:42:39
2度目の映画化作品で、主役のチャールトン・ヘストンが棲家に戻って針を落とすとモンクの「ラウンド・ミッドナイト」が流れてきた記憶があるので、今回は何が流れてくるか興味津津でした。アメリカの曲ではなく、ボブ・マーリーだったとは意外。ウィル・スミスはマーリーのファンだということですから、彼のチョイスだったんでしょうか。
 
 
 
◇雄さん (nikidasu)
2007-12-28 02:09:04
昔々「アポロシアター」で行われたボブ・マーリーのコンサートへ
行ったことがありました。
今と違って'70年代のあの頃の場所が場所だけだっただけに、
観客はその多くが黒人で占められていました。
ウィル・スミスは同時代的には体験していないでしょうが
かなりのファンらしくて、彼のアイディアによるところが
大きかったようです。

それにしてもモンクの「ラウンド・ミッドナイト」ですか。
えらい違いですね。

 
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