改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」

原題「世界を平和にする地道な方法」
人生の八割が無駄話
その八割がたまらなく好きなのです

ナチュラルボーンジャパニーズ

2009-02-20 23:27:25 | 無駄話
とろとろ桃のフルーニュ美味しい。
でかいボトルで売って欲しいです。

コカコーラのコカがコカインのコカっていうのは有名な話ですが、近くにいる人を見ているとあながち嘘ではないのだろうななんて思います。
ジャンキーと言っても差し支えないほどコーラを飲むんです。
ちょっと怖い。
その人は処方された薬もコーラで飲みますからね、絶対危ない。

確率の話じゃないんですけど、自分が日本人であることってすごいなと思います。
もちろん日本人すごいというわけではないです。
他の人種でも自分がそう生まれたことに何か大きなものを感じます。
日本語をしゃべれる凄さ。
多言語にも憧れはあります。
フランス語だったりラテン語だったり、ブラックミュージックに唄ったり。
文学や音楽が発展した根源には、母国語を喋れる幸せみたいなものなんてあると思います。
とりわけ日本語は(と母国語ののろけ話になります)自由度が高いです。
文法の乱れなんて言われるように日本語は文法に対するルールが弱い、というか、文法が正しくなくても理解できる聞き手側の力が強くあります。
文法を正しく使わなくて良いというわけではないです。
日本語には話し手と聞き手の双方によって形作られる性格があり、それこそ小説という媒体にとって適切なものなのではないのだろうかなんて思います。
社会風刺や政治批判、問題に対するメッセージを比喩や構造として小説に取り入れるのは構わないです。
でも日本語だから出来る小説の書き方があると思うんです。
読者を信用する書き方、それが日本語で書くべき小説なんじゃないかと思います。
僕は小説や詩でもメッセージを伝えさせるために書くというのが苦手です。
だって自分はまだ18の、今年で19ですが、とにかく甘ちゃんであります。
だから自分が日本語で小説を書くのだとしたら、読者を信頼して書きたいと思います。
読者の思想などに訴えるのではなく、自分の小説で読者が想像力、思考力を刺激できるような小説を書きたい。
なんてねふと思い立ちました。
僕の毎日が創作の一つであれて願います。

とろとろ桃のフルーニュ美味しい。

商店街とあなた

2009-02-19 21:46:16 | 無駄話
スムルースの歌詞はわりかしストレートなんだけどその節々での組み合わせにはっとします。

自転車がほしい。
スポークが壊れていて、直せば良いんだけど。
どうせなら新しいのがほしい。
スタンドがついていたり、カゴがついていたり。

髭の新しいアルバムが欲しいのにお金がありません。
買うぐらいどうってことないのです。
ただCDショップ行ったら他にも欲しいのがあるじゃないですか。
スパルタローカルズのシングルとか、
くるりのシングルとか、
オウガのまだ持ってないCD数枚とか、
メトロノミーのアルバムとか、
ディズニーの新しいコンピレーションとか、
思い出せば電話ズのアルバムも買い忘れていました。
サカナクションも欲しい。

だがしかし、
来月のバイトの給料日、
私はリコーのGRを買うことを宣言いたします。
たまりませんね。
GRistとして皆さんの前に姿を見せる日も遠くないですよ。
夢が膨らみます。

小説メモ
「能ある鷹は爪を隠す殺人事件」
鷹へ人間と同等の人工脳を入れる実験棟で起きた事件。
死体は鷹に鷲摑みされるようにして胸部をえぐられている。
場所は実験用の鷹が飼育されている部屋の中。
机の上に寝転ぶようにして死んでいた。
飼育用の檻は上が空いていて、鷹が飛べば簡単に出られる。
しかし鷹は頭蓋骨の拡張によりバランスをとれず空は飛べない。
た~か~の~つ~め~

みたいな、でも文に起こすと恐ろしく幼稚な設定で焦っています。
きっと現実的なことで勉強不足なせいだと思います。
そもそも鷹の知能を上げたところでこの中の人達はどうするつもりなんでしょうか。
いっそSF世界で繰り広げるべきなんだろうか。

「空ヶ追町の子供達」
そらがおいまち、それが町の名前。
住人は、泥棒と警察の二種類だけ。
泥棒たちは「空が多い町」と呼び、
警察立ちは「空が青い町」と呼ぶ。
ドロケイはお遊びではなく、生活。
子供達走る。

なんとなく「町の子供達」シリーズをぼんやり考えています。
ひとつ「終わらない町の子供達」というのを書いて楽しかったから計画中です。
子供達と良いながら主人公に年齢的な子供はいないのですが。
なんとなく大人として子供をやっている人達が書けたらいいなと思っています。

「食堂『あすなろ』とその周辺」
泥棒はハンカチを盗み、
少女は隣人に抱かれ、
隣人は冬を待ち、
店主はオムレツを作り、
私は町を散歩して、
ラッパが行列を牽く。
食堂「あすなろ」の周りで起きた、夜の叙情譚。

自作の詩を小説に作り直す作業に興味があります。
自分の小説ってやっぱ不思議な世界観の方がのびのび書ける気がしています。
そして詩を書くときの方がその世界観を豊かに出来るので、一回詩で書いた世界観をそのまま小説に出来れば面白くなるんじゃないかと考えました。
そしてこないだ書いた「あすなろ」って詩を小説に作り直そうと思います。

あと落語を元にして話をいくつか書きたいなと思って落語の選集を買ってきました。
こういう小説は二番煎じではあるのだけれども、自分の味で調理できればなと考え中。
ていうか落語面白い。


大学への入学準備のため、自分の周りがいろいろと変化してきたのを感じます。
それにしても、自転車が欲しい。

八行小説「ガム」

2009-02-19 21:37:47 | 八行小説

 口が寂しくなって、ガムをよく噛む。
 ミントの清々しさに飽きながらも、気付けば噛んでいる。
 赤ん坊のようだと、言われて以来、先生の前では噛んでいない。
 先生の長い黒髪とそれに戯れる煙草の煙を思い出していた。
 ガムを噛みながら、商店街を歩く。
 そんな中、先生を見つけた。
 薬局で禁煙ガムを手に取り、なにやら考え事をしている。
 味がなくなって、僕はガムを捨てた。