朝の8:15にあわせて、広島に黙祷を捧げました。
また、今日は地井さんとのお別れの会が催された日でもありました。
青山祭儀場へ向かう前に、我が家のレコーダーのHDDに唯一残されていた、品川駅港南口からのちい散歩を見て、在りし日の彼の姿を目に焼き付けていきました。
午前中には関係者のお別れが、一般弔問客のための時間が午後2時~5時だったのですが、始まった頃は青山周辺では雷を伴う土砂降りの雨だったと思います。
それが、ボクが伺った4時頃は、空もすっかり晴れて、傘を持たない弔問客も多く見受けられました。
カードに記帳を済ますと、通されたのはビデオ上映の間。
ボクが見たのは、桜並木を散歩する地井さん。
ピンク色に染まった道と僕の足と称して、足元のカットをカメラマンに撮ってもらってました。
覚えている作品も数多くありました。
どなたも足を止めて、ここで思い出に浸っている方も多く見受けられました。
品川の回で書いていた、ブリキのロボットだ。
この通路の先に祭壇があり、ヒマワリに囲まれて、満面の笑みを浮かべた地井さんの遺影があり、ここで記帳したカードを供えてきました。
番組内で、新宿御苑で桜をバックに撮ったスナップ('09.3.31撮影)なのだとか。
素敵な笑顔です。
帰り道には、昔の俳優としてのスナップが展示。
その後、帰り際に、暑いだろうからという配慮からでしょうか、お水のペットボトルと、のど飴、そして絵葉書を二枚頂きました。
なにより嬉しかったのは、ここのスタッフのとても親切な対応に感動しました。
大人数をさばいて事務的になりがちだと思うのに、記帳からその後の誘導、最後に頂戴した絵葉書に至るまで、どこのスタッフもまるで地井さんのご家族であるかのような、そんな優しくご丁寧な対応をしてくださいました。
もしかして、番組に携わったテレ朝のスタッフも多くいらしてたのかな。
お別れの会を8・6にしたのは、ご本人の遺志ではないでしょうが、もし地井さんが生きていらしたら、フクシマとヒロシマのことに関して、どんな考えをお持ちなのか訊いてみたい、そんな帰り道でした。
(追記アリ)↓↓
<追記>
テレビ朝日(地上波)で、
11(土)10:00~11:45に 『ちい散歩』 昭和の風景特別編を、
同日 18:30~20:54に 『追悼・地井武男さん』を放送します。