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は・な・う・た・ま・じ・り

君影草咲く頃

大阪在住の元上司の方84歳、連休明けから体調を崩され毎日点滴を受けに通院しているらしい、最近コロナも流行ってて一つ目の病院は断られたらそうで、早い快復を祈りつつ昔のことを思い起こしていました。

私などまだまだ若輩者、年を重ねていくと色々なことにぶつかるのは当たり前のことで、順風満帆何にもないことが安心ではなく、病気も死も避けることはできません。人生とは様々な苦しみの連続であり肝心なのはその対処の仕方、誰にでも必然的に訪れることを心得、覚悟をしておかねばならないと思います。そして、今、あるものに感謝すること。昨年、亡くなった私の父の時そう思いました。

「君影草」は鈴蘭の異称、昨日、安全ピンが紐通しで必要になって宅内のどこかで見かけていたのに、肝心な時に見当たらない。「安全ピン1つないですかかぁ?」と友人Kさんの事務所に。うつむきながら咲いている白い鈴蘭が飾ってありました。花言葉は、「幸福が戻ってくる。」か弱そうに見えるけど本当は強い花だそうで、明るい場所を好み、繁殖力も旺盛。痩せた土地でも大丈夫、しかも毒草だそうです。幸福を呼びもどうのですから力がいるんだなあと。

夕刻、探してくれて1つあったそうで、後で取りに行きました。
英語「谷間の姫百合」
仏語「聖母マリアの涙」
独語「5月の小さな鐘」
そしてもうひとつ、5月1日はメーデーですが、フランスでは祝日、鈴蘭のブーケを贈り合う風習があるそうです。

きょうのお昼ご飯、家内が作ってくれました。おかずの一品に、山菜とスルメを炊き合わせてくれていました。きょうもピーカンのようです。
 
 
 

コメント一覧

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なおともさん

こんにちは。ありがとうございます。
偶然が重なったようですね。
5月1日はフランスは花の祭りなのですね、全然知りませんでした。お弁当、スルメが噛むほどにアクセントよろしくおいしくいただきました。
感謝です。

ken
なおとも
こんにちは!

本当に、今あるものに感謝です。とても考えされました。たまたま先日読んだ本の中に、フランス文学者の吉江喬松(孤雁)の手紙文があって「五月一日。パリには鈴蘭の花を胸につけて、春のよみがえってたシンボルに若い人が町々を歩く習慣があります」と書いてありました。国木田独歩の本を手掛けた人ですから、随分昔の手紙です。
たまたま、今日拝読して偶然に驚きました。

奥様のお弁当美味しそうです。山菜とスルメの炊き合わせ、どんなお味か想像しています。なおとも
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