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超短命ドジョウ内閣、組閣して記念写真を撮って終了?

2011-09-03 14:58:23 | ニュース
西日本に台風が接近中の9月2日、野田佳彦ドジョウ内閣の面々にも書いた通り、難題が山積する今の日本を再生させるべく、まさに野田内閣は嵐の中の船出となった訳だ。
野田首相は組閣して「さあ、これから」と言う時に、野田首相も外国人から献金が発覚したのである。
これはね、スタートラインに立った瞬間に躓いて、捻挫した様な問題が起こった訳なんだが、組閣した日に金銭スキャンダルが発覚した総理大臣と言うのは、前代未聞の事ではないだろうか?。

この献金ニュースを最初に見た時、アニメ「ど根性ガエル」のエンディングに流れる「ど根性ガエル音頭」の「死んだその日が誕生日」と言う歌詞を思い出したよ(笑)。
民主党の新代表は野田佳彦にも書いたのだが、野田は色々な金銭スキャンダルを抱えているので、直ぐに新たな献金疑惑が出るんじゃないか?。と予想した通りの結果である。

その野田首相は3日午前、自らの資金管理団体が、政治資金規正法で禁じられた外国人からの献金を受け取っていたとする一部報道に付いて、都内のホテルで記者団から「説明するつもりはないか?」と質問されたが、一切答えなかった。
記者団は更に、「事実関係を確認させて欲しい」と問い掛けたが、首相は終始無言を貫いた。

自業自得とは言え、組閣した次の日の質問が自身の献金問題になるとは、野田首相も想定外の出来事だろうが、野田首相の脇の甘さを露呈する形。
しかし、記者も、もっと突っ込んだ質問をしないと駄目だな、例えば「辞任表明は?」とか「次の代表選は?」とか「ポスト野田は誰になると思いますか?」とかね(笑)、政権発足して次の日の質問が早くも次期首相の話なんてのも面白い。

あれだな、結婚してハネムーンに行って、ハネムーンから帰って来て、直ぐに別れる「成田離婚」なんてのも有るんだから、組閣して直ぐに首相が辞任する「成田辞任」ってのも有っても不思議では無いわい。って、近所の爺さんが言うとりました。
新政権が発足してから、暫くは「ハネムーン期間」とか言って、お手並み拝見の期間なのだが、ハネムーンの途中と言うか、出発前にトラブル発生みたいなもんだな。

まぁ、野田政権が発足した夜、正式に総理大臣となった野田首相は、奥さんとでも総理就任を祝って乾杯ぐらいはしたのかも知れない。
奥さん「あなた、総理大臣に就任おめでとう」、野田「有り難う」、奥さん「日本は前途多難で大変だけど、頑張って下さいね、総理」、野田「総理と言われるのは照れるな、テヘッ」ってな感じで盛り上がっている、まさにその時、産経新聞は着々と外国人献金の記事を仕上げていた訳ですな(笑)。
「好事、魔多し」って事で、幸せと不幸せは隣り合わせなんだと実感出来るね。

脇が甘いのは首相だけでは無くて、野田内閣で政調会長を務める前原誠司は、またまた発覚、前原誠司(政治)とカネの問題で書いた様に、野田内閣が組閣する前に金銭スキャンダルが発覚している。
疑惑の追及に定評のある自民党の西田昌司は、支持者向けのビデオレターで「菅氏一人が辞めたからと言って、民主党が良くなる訳では無く、むしろ民主党の存在そのものが日本にとって害であり、彼らは根っからのペテン師集団であると言う事を、皆様方に申し上げて本日のビデオレターを締め括ります」と、民主党の体質自体に問題がある事を指摘。

西田からすれば、野田内閣の面々は「疑惑の大売り出し」みたいな連中ばかりだから、次から次へと疑惑追及のネタが出て来るので、ネタには困らないだろう。
しかし、である。ネタが豊富に有り過ぎて、それらの資料を集めるだけでも大変で、資料を纏める作業も多すぎて困難を極め、連夜の徹夜作業で体調不良となり、過労死するのではないか?(笑)。

野田首相も、今回発覚した外国人献金問題だけでは無くて、「メディア21」に絡む問題、「ソフトウェア興業」に絡む問題、「品川美容外科」に絡む問題の所謂「疑惑の三点セット」と言う問題を抱えており、短命政権になるのは間違い無いのでは?。と指摘されている。
野田ドジョウ内閣は、組閣して記念写真を撮って終了。って事になるのかな?(笑)。って、笑い事では無いけどね。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】