私たちのサークルの練習場所は
街の小さな地域センターの一室。
シャンシャンリンリン
ベルを鳴らして練習していると、
いろいろな方が
チラリとのぞきに来られたり、お声をかけてくださったりする。
先日の練習日、
メンバーの数人と知り合いのママさんが
たまたま
この地域センターにいらしていて私たちのベルの音を聞き、
「ぜひに!」
と声をかけてくださった。
そのママさんは
近所の団地に引っ越してこられた被災者の方々の支援に
携わっている方。
お話によると、
震災の影響でこちらの団地に引っ越してこられたのは100世帯以上。
お年寄りや
お父さんを地元に残してきた母子の世帯が多いそうで、
どうしても家にこもりがちなのだそうだ。
彼女はその方たちが少しでも外に出て
地域の人たちとふれあい、笑顔ある楽しい時間を過ごしていただけたら…
と考えていたと言う。
そこで、私たちのハンドベル演奏である。
「あなたたちのハンドベルでぜひステキな時間をつくっていただけませんか?」
とお願いされてしまった。
そのお話を聞いたメンバーは
「こちらこそお手伝いさせてください!」と二つ返事でOK。
さっそくの打ち合わせでは、
「(今練習している)クリスマスソング以外にも何曲かやろう~。」
「“ふるさと”なんてどうかな?」
「“少年時代”も聴きごたえあるよ!」
と、やる気!元気!本気!
(スゴイんです。こういうときの団結力。)
演奏会にどれくらいの人数がいらしてくださるのか?
どんな年齢層の方々がいらしてくださるのか?
今はまだ未知数だけど、
私たちの拙い演奏を聴いていただけるだけで感謝!
そして
出会えたことに感謝!
そんな気持ちを胸に抱いて演奏できたら…と思う。
<「ちいさなろば」~クリスマスの㊙企画もちょっと織り交ぜよう!>
突然のオファーは、
クリスマス前にやってきた未知なる挑戦。
「誰かの役に立ちたい」
そんな気持ちが私たちの背中を押してくれているようだ。
必ずやニーナさん達の演奏はお疲れのか心にしみ入る事でしょう♪
練習にも気合いが入りますね!
そのお話を最初に聞いたときは
えー!私たちでほんとに大丈夫なの??って
思いましたが、
「テレビやパソコンでは得られない生の演奏がいいんですよ!ぜひお願いします!」
という熱意あるお言葉で心動かされました。
演奏を聴いていただけるだけで
ほんとにこちらがありがとうございます!
と言いたいくらいなのですが、(^^;
せっかくの出会いの場、
音楽を通じて和めるひとときになるといいなあ~って思います。
さて、どうなりますやら?
クリスマスまで突っ走ることになりそう~。(^o^;)