福島ズボラーヌ

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大阪市福島区(並びにその周辺)をうろうろ徘徊。

foujita

2017-05-13 | 福島
福島三丁目にある、ガレット+河内鴨が名物だという「foujita」に行って来ました。
すぐ近くにある有名蕎麦店「蕎麦 料理 お酒 藤乃」の姉妹店。
今年1月にオープンしたばかりの新しいお店です。



この界隈は以前は自動車部品の問屋さんが並んでいた所。
「foujita」が入居しているのは古い長屋の一角で、しばらく空き家だった建物です。
今は可愛いらしく改装され、かつての面影はありません。

前はどんな姿だったかというと…



2015年6月に撮影したもの。

お店の入り口は今とは違い、表通りに面した方に付いていました。
ドアの両側にははめ殺しの窓があって、その窓がすごく可愛かったんです。
建物の前に出ている白い看板は左側の路地の奥にある「地中海料理 Alla Pace(アッラ・パーチェ)」」のもの。
その隣の「飛び出し坊や」は「らーめん小僧」の看板です(たぶん)。



今は道路上に「foujita」の可愛い鴨の絵の看板が立っています。
そして路上にはスモークの良い香りが立ち込めていました。

私が訪問したのは平日のお昼、ランチタイムが始まる少し前の時間でした。
ぼんやり並んでいる間に次々に人が現れて、あっという間に行列が!

店内は外観通りあまり広くありません。
入って左手が個室風の空間で、古民家風の格子の引き戸が入っていました。
右手はカウンター席のあるオープンキッチンとテーブル席。
私はカウンターに着席しました。
カウンターの天板は石目調のタイルで和風の趣。
店名が「fujita」ではなく「foujita」なので、
もしかしたら藤田嗣治(Léonard Foujita)の絵が飾ってあるかな?
と期待してたのですが、見当たらず。

ランチメニューの基本は「サラダ+蕎麦米リゾット+ガレット」。
ガレットは二種類から選択できます。



まずはサラダが登場。



そして蕎麦米のリゾット。
リゾットと言っても前菜なので、軽めの分量です。



そしてメインの蕎麦粉のガレット。
瓦を思わせる黒い平皿に乗っていました。
糸底が無くて、お皿というよりタイルや平瓦みたい。
土物でナイフと当たると独特の音がします。
カチカチじゃなく、ちょっとこもったような音です。
おしゃれなお皿なんですけど、フチが無いので不器用な人間にはちょっと使いづらいかな…
普通のお皿だとフチの所が少し持ち上がっているので
その角度を使ってフォークの上に食べ物を乗せることができるのですが
平たいのでそれが出来ないのです。

ガレットは香ばしくてとても良い香りがしました。
特に焦げててパリッとした端っこの所。



私がお願いしたのはランチB、基本のセット(ランチA)に飲み物とデザートを足したもの。
デザートは「蕎麦粉のカンノーロ」。
カンノーロとは、イタリアの焼き菓子の一種で
分かりやすく言うと「上等なフレンチパピロ@七尾製菓」です。
サブレ部分には葉脈のような繊細な模様が付いていて、とてもきれいでした。
中に入っているクリームはハチミツ味。
このハチミツは「梅田ミツバチプロジェクト」のハチミツなのだそうです。

今回はカウンター席だったので、作っている様子をじっくり見れてとても面白かった。
狭いキッチンの中で主たる調理担当者は一人だったのですが、
リゾット温めて、ガレットを一枚一枚焼いて、お蕎麦をゆでで…と
とても大変そうでした。

foujita
住所:大阪市福島区福島3-9-15
電話:06-4799-0240
営業:11:30~14:00、17:30~22:00
休日:1月1日〜4日 
備考①:Facebook
備考②:instagram

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