読書記録~。
まず、お師匠さまの睦月影郎先生からいただいたムック。
「全身官能小説家 睦月影郎読本」

これはスゴイ本ですよ~。
睦月先生の書き下ろし短編や、デビュー前にジュニア小説誌へ投稿した短編、対談、漫画などが収録されてるのですが……。
それ以外の資料部分もすごい。
なんというか、本物は迷いがない、揺るがないって感じです。
著作リストも掲載されていますが、その数400に迫ろうという!
しかも、まだまだ、どんどん、書きまくっていらっしゃるんだから!
次々に書く筆力があるってのもすごいし、ビジネスとして需要があり読者に人気があるっていうのが、本当に凄いことです。
いわゆるメジャーな文学系の人には、睦月師匠のような作風って評価されることは少ないし、傑作と認められることもなかなか難しいと思うんだけど。
そんなことを吹き飛ばす実力を著作リストにズラリと並んだ膨大な作品タイトルは現しているんだなあ。
「どんな作品でも傑作なら関係ない」なんて副都知事は言ったけど、表だって傑作と認められなくても、読者から求められ売れ行きで出版社を支える作品だってある。
傑作か、傑作でないかなんて事も、くだらなくて狭い評価基準に過ぎないってこと、師匠の活躍は教えて下さる。
本当に、凄いです。
皆さま、お読み下さいませ。
私も、ちょろっと載っていますよ。
漫画で、これもすごい作品。
「OPUS」上下 今敏 徳間書店
夭折なさった今敏監督の初期作品、というか漫画家時代の作品。
連載していた雑誌が廃刊になったため未完になり、収録された最後の一話は一部分だけしかペン入れされていないです。
今監督の作品では、私は「千年女優」がとても好きなのですが、この作品も現実と虚構の狭間を描く感じが共通しています。
本当にお若くして亡くなられてしまったのは、惜しい。惜しすぎる方でしたねえ。
我家の水上悟志ブームまだ続行中!
「サイコスタッフ」 水上悟志 芳文社
真面目な受験生のところに可愛くてハチャメチャな宇宙人の女の子がやってきて……。
と書くと、ありがちな落ちモノ系(?)萌え漫画みたいですが、水上作品だからそんなワケはありません。
キッチリ盛り上がり燃えるストーリーですよ。
この人のすごい才能って、広げた風呂敷をキチンとたためることなんじゃないだろうか。
それって、すごく偉大で希有な才能かもしれない。
でも、今の漫画界の主流のキャラ立てて話を転がしていく漫画ビジネスでは、メジャーになるの大変なのかなあ。
いやいや、これからですかね!
珍しく後日談がないので、いつか短編ででも描かれるといいなあ。
あと、この作品だけじゃなく他の水上悟志作品に言えることなんだけど
なんか、タイトルが地味!
これはカイダも不満そうに言っておりました。
もっとキャッチーで目立ってインパクトのあるタイトルを!
ロマンス小説も読んだ。
「初めての情熱」 スーザン・マレリー ハーレクイン
伝説のガウンシリーズの2作目。
代々伝わる魔法のガウンを25才の誕生日の晩に着て眠ると、運命の相手を夢にみるという……。という設定に基づく連作シリーズです。
そんな昔から伝わってる物が25才に結婚相手を教えてくれるって遅くない?
25才って昔だったら5、6人子供がいる歳じゃね?
そんな疑問は意味無し。
なぜなら、これはロマンス小説だから!
IT企業の社長で兄夫婦の急逝で突然2才の姪の保護者になってしまったヒーローとベビーシッターに雇われた保母の恋。
保母さんは高校時代からの恋人(でも身体の関係は無し)と、いちおう婚約もどきをしているのですが、最近二人の関係に疑問を持ち始めている。
父親違いの姉や叔母も、二人の間に愛があるのか疑問に思っている。
で、このお姉さんがヒロインに、本当に彼を愛しているの? と問い詰めるセリフがあるのですが
「彼はあなたを笑わせてくれる? 部屋に入ってきただけで、胸をときめかせてくれる? もう一度、それを聞くためなら死んでもいい思うようなことを言ってくれる?」
うっわー! ハードル高ぇ!
「こんな大変なこと求められるなら嫁は二次元でいい」と私の中の脳内ダメ男が断言しましたよ。
私の女の部分は「そんなこと、当たり前でしょ!」って、言ってはいるんですけどね。
私の中にさえ、暗くて深い~、河があるぅ~!
この他、アニマル洋子で買い込んだ都筑道夫の古い文庫をチクチクと読んでいますが、これは後でひとまとめに書きたいと思います。
リビアは恐ろしいことになっているし、中東はまだまだ大変な状態が続きそう。
ニュージーランドの地震も恐ろしい。
私は体調イマイチだし稼ぎが悪くてピイピイしてるけど、好きな本をノンキに読める社会に居るだけでも幸運なんだねえ。
まず、お師匠さまの睦月影郎先生からいただいたムック。
「全身官能小説家 睦月影郎読本」

これはスゴイ本ですよ~。
睦月先生の書き下ろし短編や、デビュー前にジュニア小説誌へ投稿した短編、対談、漫画などが収録されてるのですが……。
それ以外の資料部分もすごい。
なんというか、本物は迷いがない、揺るがないって感じです。
著作リストも掲載されていますが、その数400に迫ろうという!
しかも、まだまだ、どんどん、書きまくっていらっしゃるんだから!
次々に書く筆力があるってのもすごいし、ビジネスとして需要があり読者に人気があるっていうのが、本当に凄いことです。
いわゆるメジャーな文学系の人には、睦月師匠のような作風って評価されることは少ないし、傑作と認められることもなかなか難しいと思うんだけど。
そんなことを吹き飛ばす実力を著作リストにズラリと並んだ膨大な作品タイトルは現しているんだなあ。
「どんな作品でも傑作なら関係ない」なんて副都知事は言ったけど、表だって傑作と認められなくても、読者から求められ売れ行きで出版社を支える作品だってある。
傑作か、傑作でないかなんて事も、くだらなくて狭い評価基準に過ぎないってこと、師匠の活躍は教えて下さる。
本当に、凄いです。
皆さま、お読み下さいませ。
私も、ちょろっと載っていますよ。
漫画で、これもすごい作品。
「OPUS」上下 今敏 徳間書店
夭折なさった今敏監督の初期作品、というか漫画家時代の作品。
連載していた雑誌が廃刊になったため未完になり、収録された最後の一話は一部分だけしかペン入れされていないです。
今監督の作品では、私は「千年女優」がとても好きなのですが、この作品も現実と虚構の狭間を描く感じが共通しています。
本当にお若くして亡くなられてしまったのは、惜しい。惜しすぎる方でしたねえ。
我家の水上悟志ブームまだ続行中!
「サイコスタッフ」 水上悟志 芳文社
真面目な受験生のところに可愛くてハチャメチャな宇宙人の女の子がやってきて……。
と書くと、ありがちな落ちモノ系(?)萌え漫画みたいですが、水上作品だからそんなワケはありません。
キッチリ盛り上がり燃えるストーリーですよ。
この人のすごい才能って、広げた風呂敷をキチンとたためることなんじゃないだろうか。
それって、すごく偉大で希有な才能かもしれない。
でも、今の漫画界の主流のキャラ立てて話を転がしていく漫画ビジネスでは、メジャーになるの大変なのかなあ。
いやいや、これからですかね!
珍しく後日談がないので、いつか短編ででも描かれるといいなあ。
あと、この作品だけじゃなく他の水上悟志作品に言えることなんだけど
なんか、タイトルが地味!
これはカイダも不満そうに言っておりました。
もっとキャッチーで目立ってインパクトのあるタイトルを!
ロマンス小説も読んだ。
「初めての情熱」 スーザン・マレリー ハーレクイン
伝説のガウンシリーズの2作目。
代々伝わる魔法のガウンを25才の誕生日の晩に着て眠ると、運命の相手を夢にみるという……。という設定に基づく連作シリーズです。
そんな昔から伝わってる物が25才に結婚相手を教えてくれるって遅くない?
25才って昔だったら5、6人子供がいる歳じゃね?
そんな疑問は意味無し。
なぜなら、これはロマンス小説だから!
IT企業の社長で兄夫婦の急逝で突然2才の姪の保護者になってしまったヒーローとベビーシッターに雇われた保母の恋。
保母さんは高校時代からの恋人(でも身体の関係は無し)と、いちおう婚約もどきをしているのですが、最近二人の関係に疑問を持ち始めている。
父親違いの姉や叔母も、二人の間に愛があるのか疑問に思っている。
で、このお姉さんがヒロインに、本当に彼を愛しているの? と問い詰めるセリフがあるのですが
「彼はあなたを笑わせてくれる? 部屋に入ってきただけで、胸をときめかせてくれる? もう一度、それを聞くためなら死んでもいい思うようなことを言ってくれる?」
うっわー! ハードル高ぇ!
「こんな大変なこと求められるなら嫁は二次元でいい」と私の中の脳内ダメ男が断言しましたよ。
私の女の部分は「そんなこと、当たり前でしょ!」って、言ってはいるんですけどね。
私の中にさえ、暗くて深い~、河があるぅ~!
この他、アニマル洋子で買い込んだ都筑道夫の古い文庫をチクチクと読んでいますが、これは後でひとまとめに書きたいと思います。
リビアは恐ろしいことになっているし、中東はまだまだ大変な状態が続きそう。
ニュージーランドの地震も恐ろしい。
私は体調イマイチだし稼ぎが悪くてピイピイしてるけど、好きな本をノンキに読める社会に居るだけでも幸運なんだねえ。