コツⅡ
撥水剤を充分に乾かさないと、撥水能力は発揮されないので注意。
私は、撥水能力の強い油性を使用。
それでも、濃い釉薬には負ける事がある。
▼撥水剤の上に釉薬が載っかったら、
水を含ませた筆で、釉薬を取り除くのがコツ。
針などで引掻くと、釉薬がバラバラ落ちるのでよろしくない。
筆の方法は、時間がかかるけど安全。
気を長く持って作業するのもコツかも。
しかし、コツを知っていても、それを怠れば、写真のココのようになってしまうのでR。
撥水剤を充分に乾かさないと、撥水能力は発揮されないので注意。
私は、撥水能力の強い油性を使用。
それでも、濃い釉薬には負ける事がある。
▼撥水剤の上に釉薬が載っかったら、
水を含ませた筆で、釉薬を取り除くのがコツ。
針などで引掻くと、釉薬がバラバラ落ちるのでよろしくない。
筆の方法は、時間がかかるけど安全。
気を長く持って作業するのもコツかも。
しかし、コツを知っていても、それを怠れば、写真のココのようになってしまうのでR。
青いのは呉須で、水かお茶で溶いて塗る。
乾くと呉須が剥がれるので、触っちゃアウト。
▼模様がつながっていると、剥がす時にゴムが連なる。
そう、それはクモの巣状。
そのまま引っ張り続けると、ゴムが途中で切れて模様に命中。
そう、命中した呉須が剥がれるのです。
▼そこで、ハサミを準備。
四方八方に広がったゴムの一方を切って、
一方向から剥がすのがコツ。
実際にやってみないと分からない小さなコツがある。
縁が立っている場合は、裏側にも模様を入れる。
①その場合、大概の模様は器の縁で分断し、表と裏に別れる。
そして、目立つ表面には力が入り、見えにくい裏面は手を抜いてしまうのが常。
▼②今回の試みは、表と裏の境をなくし、
表面より、裏面の模様の分量を多くしてみた。
出来上がりは、結構イイ感じ。
今までと違った模様の配分は、自分の中での新発見。
この配分の模様は、器に盛った食べ物を邪魔しない。(と思う)
『あひるのうたが聞こえてくるよ』は面白かった。
その映画は、ホネ・フィルムが製作。
ホネ・フィルムが使ってた魚の骨のマークが気に入ってた私。
私なりのホネ描画で皿の模様に。
(ウィキペディアによると、ホネ・フィルムは解散とのこと)
▼久しぶりの長方形の角皿。
板皿は、素焼きでまっすぐでも、本焼きで歪みが出たりと、あまりいい思い出がない。
だから、板状の角皿から遠のいてた。
今回の皿は、6枚ともまっすぐに仕上がり、これならイケル感じ。
▼下の皿は、白マットにするか、柿釉にするか迷った作品。
窯を開けた時に、柿釉にして正解だったと感じた。
菓子皿に如何でしょう?
①これは、新しい模様。
とりあえず、3種類の色を使ってみた。
過去記事はこちら。
面倒くささも救われる。
▼②は、個展のハガキにも載せた作品の背の低いバージョン。
これなら花を活けやすい。
▼③これは、アマチュア陶芸大賞を意識した作品。
でも、搬入日には間に合わなかった。
▼④これは、新しい試み。
だから、自分が一番気に入らない形のものでテスト。
これが、けっこうイイ感じで惚れちゃいました。
①の模様にも会いそうです。
次は、これを多用するかもしれない。
扉を開ける瞬間がたまらない。
今回の窯は、気になる実験的模様が多数あったので、不安と期待が入り混じる。
全体的には上々の仕上がりで、個展で展示できる作品があってホッ。
▼これは、絵付けの段階で、形も模様もイイ感じと自己満足(期待)していた作品。
それなりに仕上がって、私の線描画も進化しつつある感じ。
しいて言えば、にじみが気になる。
これは撥水剤の量のせいかな?(独り言)
▼これは非売品かな?
これを見本に、もっと進化させねば。
そして入選目指したし。
p.s. "にじみ"は、撥水剤の量、または、本焼き2回作戦で対策できるかもしれない。逆手にとって、わざとに"じませる"のもありかも。何か考えねば。(自分のメモ用)
▼あせらない、あわてない、ゆとりをもって。
出っ張りには要注意。
分かっているつもりが、ぶつけちゃうんです。
花器のしもり止めをしていて、大きな花瓶を移動したその時、ガッシャン。
▼これは、松灰釉の還元焼成で、青っぽい発色。
思わず模様を入れちゃう私には珍しいく、あっさりした作品。
だから、個展では目を休める作品として期待していた。
こうなりゃ、接着剤でくっつけて、非売品の表示で展示しようかな?
30分毎に温度をチェックする。
ケイタイのタイマーが時間だよを知らせ、
温度計を見たら"555"に出会ったので、カメラでパチリ。
昔のパチンコ熱狂時代を思い出す。
▼デジタル表示の緑色が、窯の上部の温度。
オレンジ色の温度になったら大音量のブザーがなる。
最終の目標温度は1250℃なので、今の設定ではブザーが鳴ったらアウト。
1000℃までは、1時間に100℃の温度上昇が目安。
それから1250℃までは、1時間に50~30℃の温度上昇。
▼約20時間で1250が表示され、ガス栓を閉めて酸化焼成は終了。
さ~て焼き上がりは?
ワクワク、ドキドキ、
火曜日の夕方に窯出し予定。
ここに呉須を塗って、マスキングで模様をつくる。
ゴムは無色透明なので、目立たたず不便。
そこで、赤インクを垂らす。
▼液は、古くなると液の粘性が強くなる。
蓋をキッチリ閉めていても、液がゴム状化していくようである。
でも、我慢しながら使ってた。
▼先日、蓋を開けたら、液が出てこない。
そう、ほとんどゴム化。
しかたなく、新しいゴムを購入。
すると、こんなにも、と驚くほど塗りやすかったのでR。
現在、個展に向けてのラストスパート中。