個展を終え、一週間経ちました。たくさんの方々にお越しいただきありがとうございました。色々プレゼントも頂戴したり、お話も出来、嬉しかったです。毎日は画廊へ行けずお会いできなかった方々もいらっしゃい、失礼いたしました。次に向けてまた描き続けますので皆様よろしくお願いいたします。
個展の様子をブログで書いていこうと思っていたのですが、携帯電話をiphoneに変えた事でmacを毎日立ち上げる事がなくなったり、個展前にFace Bookを始めた事で手間なしのアップロードに頼ってしまっていました。今、久しぶりにキーボードをたたいている感じです。
今回の個展で、景色をテーマとして四季折々のものを描きました。白地を施した画面、墨の調子、実際の色調に近づけた表現とが組み合わさってひとつの作品としていました。小説を読んだ中や映画を見たりした中、幼い頃に感じだ事などの記憶と現実の風景と重ね、描き重ねる事でそれを形にする recollection というテーマでした。稲の作品を代表として日本的なものがモチーフでしたが、今まで慣れ親しんできたもの達をやはり愛おしく思えてきた気がします。記憶がきっかけで、それはとても個人的な事ですが、その場所や思い出が全面に出てなく強いメッセージ性はありません。色んな方々の心の景色と響き会えたらなと思っていたので、作品をご覧になって「懐かしいなあ~」「こういう風景見たなあ~」など言っていただけて嬉しく思いました。
今は、個展の関連での制作の準備をしています。その前にほったらかしにしていた事もたくさんあって、今日はまずちらかったところの整理からスタートです。