Mari's works of art

mariの制作日記

こども教室 こどもの顔の絵

2010-11-28 18:57:49 | 日記

 土曜日は、「出張こども教室」で、専門学校の同僚の方のお宅へ伺いました。二回目で、今回は、お嬢さんの従兄弟の男の子と女の子も来てくれてました。段ボールを少し薄くして葉っぱの形や、子供さんのリクエストのハート型をみんなで切しました。ざらばん紙にその型をあて、フロッタージュするつもりでした。私が「こんな形が移って面白いでしょ」として見せたら、女の子たちは同じ様にフロッタージュをし始めてくれたんですが、力加減が難しかったみたいで、ざらばん紙には、上手く形が浮かび上がらず破れてしまいました。フロッタージュはまだ早かったかも....
 切ったものやフロッタージュしたものを葉っぱにみたてて画用紙に貼り、木を作ろうと思ったのですが、フロッタージュはなしで、切ったもの貼って行きました。貼れたら、木を描く作業で、絵の具の登場です。みんな絵の具が大好きで、みるみるうちに森が作れました。男の子は、最初参加してなかったのですが、絵の具の作業が始まると、「僕も!」と色々色を作って、虫をどんどん描いて行ってくれたので、木はにぎやかな森に変わり、面白い3人の合作が出来ました。絵の具は、3原色と白と黒のみをいつも用意するので、子供達は、目的の色を自分で作る事になります。もっとこんな色にしたいなあと思いながら、混色を繰り返していました。色んな色が最初からセットになっていると、そんな手間はいらないのですが、専門学校で色をうまく作れない学生に時々出会うので、色作りは肌で感じてもらおうと、あえて3原色のセットにしています。
 合作から、それぞれの作品作りに変わり、作品もどんどん出来ました。エネルギッシュにうまれてくる作品を見るのはこちらも嬉しくなります。それにみんな可愛く、とてもいいひとときを過ごす事が出来ました。
 今日は、子供の顔の絵を描きました。自宅での水彩画教室で、生徒さんにお孫さんの写真を用意してもらってました。お二人の子供さんのそれぞれの子供さんの写真を持って来られ、まず、一人目のお孫さんを写真を見ながら、鉛筆で描いてもらいました。写真をコピーしたものに碁盤の目を描き、スケッチブックには、拡大した碁盤の目の画面を作ってもらって、描き始めます。人物画は初めての生徒さんなんですが、写真の模写から入ってもらい、抵抗感がなくなったのでは、と思います。難しいなという印象を持ってもらってしまうと、せっかくのモチベーションがだいなしです。しかもご自分のお孫さんの絵、思い入れも人一倍です。難しさを感じられず、スキッとした面持ちで帰られたのでホッとしました。
 私は、もう一人のお孫さんの写真を借りて、碁盤の目なしで鉛筆で描きました。「写真より似てる~!!」って生徒さんに言ってもらって嬉しくなりました。モデルさんが可愛いから、スルスルっと描けたのですが、人の顔ってうまく行かない時もあります。もう一人も描いて下さい!とリクエストしてもらったのですが、上手く描けます様にと思っています。

バラの名前

2010-11-26 15:40:36 | 日記
 琵琶湖一周取材ドライブの日に、守山のバラ園でバラを買いました。バラの絵のリクエストがあった事もきっかけで、何点かバラを描こうとお思い、バラ園には行きたく思っていました。夏頃に行った時は、バラがほとんどなく、お店の方に「秋にまた来て下さいね」と言ってもらっていました。バラは、春咲きと秋咲きがあり、夏は休ませている、という事です。
お目当ての秋咲きのバラは、種類が多く、種類でなく、大きさによって値段が違っていました。白とピンクの組み合わせで描くつもりだったので、白、淡いピンク、ピンクと3種類を5本ずつ買う事にしました。パートナーも自分のモチーフを選び、けっこう見栄えのする花束となりました。
 パートナーが選んだバラの事を「サムライ...」と言われてたので、他のバラも種類を教えてもらいました。サムライに匹敵するネーミングを期待していたのですが、私が選んだバラは、エレガントな名前で、それはそれで満足でした。バラの名前も面白いです。
 
 エレガントな絵にしよう....今はバラの香りがする部屋で、思いをはせています。

biwaichi

2010-11-26 01:33:03 | 日記
 木曜日は、一日フリーとなったので、琵琶湖の取材に行く事にしました。パートナーもちょうどフリーだったので、また付き合ってもらいました。お目当ての場所に向かい、その次に、バラを買いに守山のバラ園へ行きました。そこからぐるりとドライブして、気になる風景を探したので、琵琶湖一周、「琵琶一」の日となりました。前に自転車でトライした「琵琶一」。あの時は、帰りが暗くなって不安だったなあ....と思いながら、今日は余裕で助手席で外を眺めていました。
 琵琶湖取材は二日目で、二日とも快晴ではなく、ブルーレークではなかったのですが、違う表情の琵琶湖を色々みつける事ができました。少し風があり、湖面にうっすら模様が出来てキレイでした。
 
 
 蓬莱浜でみかけたネコ、ピエリの近くでパートナーにひげ男爵と名付けられたネコたちも、寒さがマシな今日は、ひなたぼっこびよりだったでしょう。

テーマは琵琶湖

2010-11-23 14:10:50 | 日記
 滋賀県に引っ越ししてきて10年は越しました。引っ越ししたばかりの頃は、週5回くらいは学校へ教えに行っていて、しばらくは、通勤電車の中から毎日の様に琵琶湖の景色を楽しんでいました。最初の年には、琵琶湖をモチーフにした風景画を描きました。琵琶湖は大きいので、一つの絵にするとき、要素があまりなく難しさも感じます。最初の一枚は、その何にもない所が描きたくなって制作しました。別荘が2.3軒、木が少し、対岸の山がちょっと見えるくらいで、後は空と湖面のみです。
 その作品から年月も経て、画廊の方から、「琵琶湖を描いてみては...」とご提案いただきました。風景モチーフは時々描いてきてたのですが、静物などを精密に描く事とまた違った表現ができます。琵琶湖は久しぶりのテーマとなり、ここしばらくはあらためて琵琶湖をじっくり見ています。出来ればいろんな季節、いろんな天候の琵琶湖を描きたく思っています。


 今日は、パートナーも時間を作ってくれ、琵琶湖の取材に連れて行ってくれました。紅葉があるうちに見ておきたかったのですが、モチーフにしたかっ紅葉した桜は、ほとんど葉がなくなっていました。冬型の風も冷たく、本格的な冬の到来を間近に感じました。湖岸を一人歩いていて寒さのあまり「お善哉....」とふと声にしてしまったのですが、その時、年配グループ交際の方々とすれ違い、ちょっと恥ずかしかったです。お善哉がぴったりの季節になっている事は確かですが...
 パートナーに車を運転してもらって、私が気になるところを探しては撮影をしました。写真があまり得意でない私は、時々パートナーに「この場所を御願いします」と、撮影をしてもらう事もありました。もちろんパートナーも自分の作品のきっかけとなる場所を探して、自らシャッターを切ることも。やはり作家は、チャンスを逃しません。

夜中に焼くアップルケーキ

2010-11-21 23:21:37 | 日記
 今日の教室の「おやつ」は、手作りで頑張ってみようと昨日の晩にケーキを焼きました。リンゴを使いたかったので、アップルタルトが第一候補だったのですが、タルト生地がなんとなく自信がなかったので、色々なサイトを見た結果アップルケーキに決めました。たたくさん入れたアップルケーキに初挑戦したのですが、以外と簡単に作れました。夜中に甘い香りが部屋中に拡がって、早く食べてみたいな~という気持ちを抑えて寝ました。

 朝の味見会で、パートナーと一切れずつ試食しました。レモンの皮のすり下ろしが入っているので、爽やかでさっぱり感のあるところが美味しく、我ながらイイ出来ではないかと思いました。
 
 教室で、生徒さんの絵が仕上がったら、本番のおやつ会。「りんごがサクサクしてる~」と食べていただけ一安心。夕食前のおやつになるので、甘過ぎは厳禁です。私は本日は二切れ目となり、大きいので、2.3日は食べ続ける事になりそうです。

 

 今日仕上がった絵は、鉢植えのお花で、私はすでに色鉛筆で描いています。その絵はNHK文化センター守口教室で使ってもらっています。こちらは、1/20から始まる「色鉛筆で描こう」という講座です。守口周辺の方で、ご興味のある方は是非ご参加くださいませ!
 NHK文化センター守口教室 http://www.nhk-cul.co.jp/school/moriguchi/

赤カブの季節

2010-11-19 07:08:18 | 日記

 私の住んでいる所では、寒くなってくると赤カブが売り出されます。赤い色はとてもきれいで、サイズはラディッシュより大きいです。この赤カブはお漬け物にして食べる事が多く、私は甘酢漬けにして食べるのが好きです。まず、塩漬けにして塩味をしみこませ、水気が出て来た頃、酢と砂糖を入れます。酢を入れるとみるみる赤さが増してきれいです。昆布もあればなお美味しく漬かります。ユズをまるごと入れたら苦くて失敗しましたが、ユズの皮を入れても美味しいです。
 この赤カブでスープを作った事もあり、これもまた好評でした。切った赤カブとタマネギを炒めて水を加えて少し炊きます。その時にコンソメや鶏ガラスープの素を入れてもコクが出ます。野菜が柔らかくなったら、ミキサーかフードプロセッサーでポタージュ状にして、豆乳を加えて塩胡椒で味を調えます。ほんのりピンクのポタージュにを器に盛って、サワークリームを少し、あさつきをパラパラっと。私の中ではかなりおしゃれな一品です。
 とにかく野菜はモチーフとなり、食材となり、余す事がありません。一月から、NHKの文化センターで絵画教室も始める事になり、京橋教室では、「顔彩で楽しむ水彩画」という講座を持たせていただきます。その講座のご案内には、赤カブの作品をのせてもらっています。この赤カブも描いてからは、甘酢漬けかスープになったはずです。



 ☆NHKの文化センター京橋教室のご案内 http://www.nhk-cul.co.jp/school/kyobashi/
 1/6から 3回
 第1木曜 13:00~15:00
 京橋方面の方は、是非ご参加くださいませ!初めての方も楽しんでいただける講座ですのでよろしく御願いします♪

風邪の日のたぬきうどん

2010-11-18 17:43:57 | 日記
 先週から風邪を引いてしまいました。手洗いうがいはしてたものの、風邪というものは、なんらかのスキを狙ってきます。昨日、お医者さんへ行ったら、駐車場まで車が止まれないくらいの混み様で、あきらめて自宅でゆっくりする事にしました。とにかく寝よう、ベッドで過ごそうと、ベッドサイドにレモンウォーターや本のセッティング。私の母がとにかく丈夫で、昼間に寝ているのを見た事がなく、昼間に寝るのは気が引けてしまう様になってしまい、明るいうちのベッドタイムが贅沢に思えてしまします。お薬の代わりと言い聞かせて、おふとんに入ると、本の必要もなくす~っと寝てしまいました。

 食欲は、普通にあるので、風邪の時にぴったりの餡かけウドンを作り、おろしショウガをたっぷりのせて食べました。きざみキツネ入りなので、たぬきうどんです。京都の人しかわかってもらえませんが、たぬきとは、お揚げ入りのあんかけです。大阪では、お揚げの入ったお蕎麦の事をたぬきというみたいです。
 その自分で作ったたぬきうどんの出汁が思いの外美味しかったので、うどんを食べた後に、ご飯を少しだけ入れてみました。これもまた美味。おなかの調子が今ひとつだったら、やわらかく炊いたご飯に餡かけして食べてもいいな。または、二日酔いの時にも....

 ちょっと小休止の日でしたが、明日からまた新作にむけて用意を始めます。

色のストックはアヲハタ

2010-11-12 23:27:38 | 日記

 ここんところ アクリルガッシュを使っています。アクリル系なので、速乾性で便利であるというメリットと、すぐ乾いてしまうというデメリットがあります。お皿で溶いた絵の具は、作業を中断してそんまんまにしておくと、また作業再開の時にはすっかり乾いてしまっています。一時的な中断の時は、絵の具皿にラップをします。もっと中断の時間がかかる場合は、ラップしたお皿を水で湿らせたタオルでくるんでおきます。
 大きな作品や、この間の様な連作で同じ色をたくさん必要な時もあり、そういう時は、ジャムの空き瓶が重宝します。空き瓶のメインはアヲハタのジャムの瓶で、多い目に作った色をその中に入れて蓋をしっかり閉めておきます。ジップロックの密封容器では、乾いてしまった事もあり、もっぱらジャム党です。同じ瓶だと並べた時にもキレイだと思うのですが、マスタードの瓶なども入り交じっています。アクリル系の絵の具のためにもそろそとジャムを買う必要もでてきました。

 

納品も済ませて

2010-11-09 22:03:11 | 日記
ゴルフ場の作品はコンペと別にご依頼があって、昨日描きあがったホヤホヤを画廊に納品してきました。描けたら早速パートナーに撮影してもらい、サインに梱包、ホヤホヤ画像を画廊に送って色々…お風呂からあがり時計を恐る恐る見ました。2時半だった事になぜか安心したのですが、睡眠時間は二時間くらいになってしまいました。ナイトクリームの効き目を待たずしての起床で、早い電車に乗り、学校へ向かいました。強風で電車が不通になった事が色々尾を引いているので、とにかく早い時間に出る事にしています。無事に学校に着いて守衛さんに部屋を開けてもらうのも習慣になりつつあります。納品は学校の帰りになったのですが、額装をお手伝いして額に入った作品を見ました。前の納品の時は額装された作品をゆっくり見られなかったのですが、今回は色んな意味でホッとした気分で見れました。今日は少しゆっくり寝て次の制作に備えます。風景とバラ…今年中でどれくらい作品が描けるかなぁ。

ファブリアーノ

2010-11-05 00:00:10 | 日記
 ゴルフ場の絵は、追加してもらった作品を描いています。紙を変えて描いてみようと、今回はファブリアーノという洋紙を使っています。水分を吸い込みやすい感じもあったので、軽くジェッソを下塗りをしてから描いています。ジェッソは、分厚すぎると水彩画っぽく、仕上がらないので、絵の具のノリのためだけに塗ります。白場を見せる作品でもないので、顔のお手入れで言うとあくまでも下地クリーム程度です。
 今回もあまり時間の余裕はないのですが、前の時と比べるとやや気分的には余裕が感じられます。でも今日一日はかなりペースをあげないと...!!