おかまのよろめき

現役おかまのお店日記&趣味のはなし

カサンドラクロス

2019-09-29 23:46:38 | Weblog
9月最後の日曜日の夜に更新している

今週は金・土曜日と両日が

合格ラインに何とか到達したので

とてもホッとしているのだ

先週は酷かった

重い気持ちのまま休みに入ったが

気分を変えて…とは行かず

スッキリしない時間を過ごした

そのストレスはネットに向けられる

「増税前の今がチャンス」や

クリアランスと言う言葉に踊らされ

衝動買いをしてしまった

特に懐かしの70年代パニックものや

ホラー映画には心ひかれてしまう

あらすじは分かっていても

定期的に見たくなる作品がある

76年に公開された「カサンドラクロス」も

その一つである

イギリス、イタリア、西ドイツの合作で

リチャード・ハリスを筆頭に

ソフィア・ローレン、バート・ランカスター

イングリット・チューリン、エヴァ・ガードナー

リー・ストラスバーグ、レイ・ラブロック

O・J・シンプソン、マーティン・シーン

ジョン・フィリップ・ロー、アリダ・ヴァリ他

当時としては豪華スター競演だ

ストーリーは

ジュネーブの国際保険機構に3人組ゲリラが潜入

警備員と銃撃戦になって人が死亡

残った2人はアメリカ軍が極秘裏に

細菌兵器の研究をしていた部屋で

感染率の高い病原菌が入った硝子瓶を

割ってしまい、それを浴びてしまう

その内の1人はそのまま脱出して

パリ、アムステルダム経由ストックホルム行きの

横断列車に潜り込む

アメリカ軍のマッケンジー大佐は

残されたゲリラの所持品から

チケットが出て来た事で

逃げたゲリラが横断列車に乗り込んだ事を知る

同じ列車には著名な医者も乗っていて

マッケンジー大佐は感染したゲリラ男性を

隔離する様に頼むのだが

1000人を乗せた列車内で

既に他の乗客にも感染していたのだ

細菌兵器研究のスキャンダル発覚を恐れ

大佐は列車の行き先を

隔離施設のあるポーランドへ変更させる

しかし、そこへ行く途中には

既に配線となり放置され崩壊寸前の

死の鉄橋カサンドラクロスがあるのだ


長々とあらすじを綴ったが

何度見てもスリリングで

その中に乗客たちの様々な人間模様が

描かれて行く

更にはソフィア・ローレンの美しさに

見惚れてしまうのだ

この作品の制作者は彼女の夫である

また熟女の魅力を

いかんなく発揮させる往年の大女優

エヴァ・ガードナーが

若いツバメ(マーティン・シーン)に

振り回されながら、それを楽しむ余裕も

彼女の円熟したキャリアから滲み出て来る

色香と共に楽しめる


初見は高校の時に

地元四国は松山スバル座の

オールナイトで見た

同時上映が「ラストコンサート」で

こちらは感動的なラブストーリー

館内は割りと混んでいて

冬場だったので風邪をひいている人が

かなり居た記憶がある


あれから「カサンドラクロス」は

テレビ放送やDVDで何度も見ているが

その都度、色んな発見があったり

キャストへの見方が変わったりと

味わいが出る作品だと思う

愛すべき1本である











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親子で御来店2組

2019-09-28 19:12:43 | Weblog
土曜日の出勤時に更新している

昨夜はお客様に恵まれて

早い時間からカウンターは賑やかだった

この夜はお母さんと娘さん

お父さんと息子さんと言うペアが

偶然にも揃った

親御さんは40代後半で

お子さんはどちらも20歳だった

母娘の方はかなり前から

定期的に遊びに来てくれていて

4人居るお子さんの内3人まで

一緒に当店に遊びに来ている

もう一組の父子は

こちらもお父さんはかなり前からのお客様で

娘さんも一緒に遊びに来てくれている

ところで今回一緒に来た息子さん

当店は2回目だが、とっても可愛い

少年隊のヒガシを甘くしたルックス

若い頃の賀集利樹にも似ていて

笑顔がまだ少年の様だ

最近付き合い始めた彼女の画像を見せてくれた

アイドルの様な美形のお嬢さんだ

この夜は短い滞在だったが

次に会う時には一段と大人になっているだろうか




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秋の虫たち

2019-09-27 19:09:55 | Weblog
金曜日の出勤時に更新している

夏に終わりを告げ

少しずつ秋の気配を感じる今日この頃

例年ならもう少しセンチな気分になるが

今年はまだエアコンに頼る日々だし

あまり秋を実感出来ずに居るのかも…

今年も暑い夏だった

台風15号接近前に

ベランダの日除けネットを外したら

強い陽差しはダイレクトに

部屋の中へ入って来るので

厚手のカーテンは閉めきったままだ

9月も終わりかけになって

徐々にその陽射しも

やわらかいものになって来ている

窓を閉ざしていても虫の鳴き声が

すぐそばで聞こえている感じだ

倉庫と化した和室の窓の向こうには

お隣のお庭が広がっていて

色んな植物を育てている

きっとそんな環境の中で

虫たちも大合唱しているのだろう

さすがに蝉の鳴き声は聞こえなくなったが

入れ替わる様に心地好い音色が

当分、私の耳を楽しませてくれるだろう



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マイブーム再燃で

2019-09-25 19:26:37 | Weblog
水曜日の出勤時に更新している

中学の時から映画に夢中になって

サウンドトラック盤も集める様になった

専門店にも通って日本発売のない輸入盤を

わざわざ渋谷まで買いに行った事も

懐かしい思い出だ

その店も既に閉店しているが

後発で同じ様に輸入盤に強い店が登場

ヨーロッパの作曲家の作品が

ラウンジ系として映画ファン以外にも

定着していた時代もあって

サントラが人気あった時代もあったのだ

私の中で一時期、落ち着いていた熱が

ここに来て再燃している

去年亡くなったフランスの大御所

フランシス・レイの作曲で

アラン・ドロン主演作品「栗色のマッドレー」が

遂にCD発売されたのだ

しかも枚数限定で既に売り切れ状態

何たって300枚しかプレスしないと言う

この手の限定商品は

ショップでの販売価格が4000円くらいする

この作品には色んな曰くがあって

大昔に出たアナログ盤もかなりのプレミアだ

私はたまたまシングル盤を格安で手に入れたが

どうしてもアルバムが欲しかったのだ

ヤフオクで検索したら何処かの業者かマニアが

限定輸入盤の未開封品を6500円で出品していた

最初は躊躇したがこの機会を逃したら

きっと更に高い値段で取引される事になりそうで

翌日になって購入を決めた

届いた商品は思い通りの素晴らしい内容だった

それで火が点いたのだろうか

他のレア盤にも触手が伸びて…








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モノの墓場

2019-09-24 19:35:48 | Weblog
火曜日の出勤時に更新している

2週続いた連休もあっと言う間に終わった

歳を取ると時間の経過が早いと痛感する

何もしないで(充実した時間を過ごしていない)

ボーッとしてたら休みが終わっていた

いつもそんな感じなので

後悔も焦燥感も何もないのだ

もう若くもなく

終い支度すら口をついて出てしまう年齢だ

最近ホントに頭をかすめる事があって

バカみたいに次々とモノを買い

それで恐らく満足しているのだろうけど

届いたモノはそのまま開封されない事もある

以前テレビで見た買い物依存の女性

彼女は何かに憑りつかれたかのように

ブランド物を買い続ける事で

心の平安を満たしている様だった

彼女もまた買った時点でフィニッシュ

家に帰ってから開封しないままの商品が

山の様に積み重ねてあった

きっと私の場合もそれに近いのだと思う

購入対象がブランド物の様に

高額ではないのが救いかもしれない

でもこの先もこの癖が続いたら

どうなるのだろう

いつかそれを補える何か別の楽しみが

見つかるのだろうか

モノの墓場となった部屋を見て

しみじみ思うのであった







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