ことば

ことばって、人を励ましたり喜ばせたりできるけど、一方で他者を傷つけてしまうことだってある。

それをどんな人がどんな人に対して、どんなシチュエーションで言ったかで、同じことばでも、受け取りかたが全然違ってくるので難しい。

世の中には、著名人の名言や格言が星の数ほど色々なところで纏められていて、人から教えてもらったり、本を読んで知ったりするが、これらの素晴らしい名言や格言も絶対ではなく、その人、その状況によって、自らの指針になったり、逆に足かせになったりもする。

逆にことば自体が無くても、その人がそこにいてくれるだけで、安心したり、明るくなったりすることもある。

上手く言えないのを、承知であえて例えて言うと、ことばって、ご飯にかける『ふりかけ』みたい。ご飯がその人自身の存在感(信頼感や愛情)かな。ふりかけって、それだけ食べても美味しくなくて、温かいご飯と一緒に食べると美味しい。

外からのことばをそのまま自分に当てはめて、その成功者と同じようになろうとする努力は、私の場合、どちらかと言うとこれまで上手くいかなかった。

外からのことばは、そのまま鵜呑みにするのではなく、共感できるものを厳選した上で、自らの内なる声が沸き上がるための呼び水になればいいかなと思う。

もう少し思いきると、そんな外からのことば達は、自分の頭の中の広いグランドから一旦出ていってもらって、スッキリして、自分の内から沸き上がってくる声にしっかりと耳を傾けて感じたものを素直に文字で表現したり行動にしていきたいなと思う。

外から内へ

考えるから感じるへ

求めるから受け入れるへ

最後まで読んで頂いてありがとうございました。