那須で田舎暮らし、山野草の庭作り そのⅡ

那須高原のドングリの森で山野草や草花がいつでも咲いている庭を目指して時間はかけても金はかけない庭作りと田舎暮らしの日記

1578  田舎暮らしオヤジ ブログ日記 は16日から冬季休業

2015-11-15 09:54:05 | 日記
いよいよ明日から家を動かす工事 ( 曳家 )がスタートする
工事中は家に住めないので工事が終わる来春1月末(予定)まで那須暮らし

今年スタートのブログが1415号、最後のこのブログが1578号、なので
今年1年で164回ブログを載せたことになる
田舎暮らしの日記として2006年1月から田舎暮らしとブログの同時スタート
丸10年を間近に控えて 通算 1578号 
2000号まで行き着くことが出来るだろうか きわめて怪しい

ブログは田舎暮らしの日記なので紙で保存しないと安心出来ない
だから毎回A4サイズ1枚に納まるように書いてプリントしている
そのため沢山の写真が載せられないのが残念ではある
近い将来、田舎暮らしが出来なくなった時、このファイルがオヤジの宝物になる

さて、今年最後のブログ写真は紅葉の道
紅葉が最高に輝く時、実はこの地に居てもなかなか出会えないものです
紅葉は最高レベルでも天候が悪かったりするから
そんな中でこの写真は数少ないジャストタイミングの紅葉、那須の道です

この紅葉からやがて葉が落ち、枝だけになった道、その枝に雪が付くと・・・
冬の雪景色、春の芽ばえの森、新緑の景色 那須の道はいつも美しい

1577  これから2ヶ月、ブログが書けないのは少々さびしい

2015-11-14 15:58:53 | 日記
いよいよ日野の家 曳家 工事が始まる、家の周りは重機や資材が山積み
工事が終わる来春1月末まで 日野の家には戻れない しばしのお別れ

いつまでも咲いてくれている花火草(大文字草)、敷物はケヤキの小枝を編んだもの

池への取水口も落ち葉で埋まり始めた、掃除をしないと川面が落ち葉で見えなくなる

1576  お友達のお宅の 石抱きモミジ 那須の銘木になる予定?

2015-11-14 15:45:55 | 日記
1547号でご紹介した お友達の庭にある那須町指定クラスの石抱きモミジ
山荘より標高が低いのでまだ早いかなと思ったが
日野に行く前に写真をと思って顔を出した

何度もお邪魔しているが今日は観賞会ということでコーヒーを淹れてくれた
オープンデッキで風に揺れるモミジを眺めながらお茶する贅沢
静かだ、聞こえるのは梢のささやきと野鳥の声だけ

これってかなり珍しい事 なにが珍しいかと言えばコーヒーをいただくこと
園芸好き同士は座って話をすることはない、草花の前で話に夢中
だからコーヒーを淹れているひまがないのだ ・ これって半分病気

主役の石抱きモミジ、このモミジを第一に考えて家を建てたそうだ
一番左の下がっている幹が隠れているので見せた方がいい とか
岩の上の祠みたいなものはない方がいい とか、あった方がいい とか
手前の大石はどかして岩をもっと見えるようにした方がいい とか
巨石を抱いているモミジの根が貴重なのでもう少し見せたら とか

これから紅く変化して行く様を想像して
しばし石抱きモミジや田舎暮らし談義に時が過ぎるのを忘れる

1575  ツリーハウス ノミネートしたどんぐり 公開

2015-11-14 07:21:28 | 日記
幹にボルトを打ち込んでそのボルトに梁を取り付ける方法
その金具が ツリーハウスアタッチメント ( TAB )と呼ばれ
欧米では公認されている方法だと分かった
幹に穴を開けるのは抵抗があるが、この方法が樹へのダメージが最も小さいとか

それがわかったオヤジはにわかに落ち着きをなくした
TAB 金具は結構な値段らしいのでオヤジは考えた
さっそく那須塩原市にあるホームセンター ビバホーム を調査
12mmのミリねじか1/2のウイットねじかどちらかがよさそう
高価な TAB 金具を買わなくても何とかなりそう

樹に大きい穴を開ける事が出来るハンドル付の電気ドリルはお友達に確認中
ドリルのキリは自前で買わなければならないでしょう
この冬のミッションがこれで決まった

樹は風で結構ユラユラ揺れるものです、固定したら壊れてしまうので
樹が揺れても大丈夫なように床をつくる方法、よく考えなければ

写真のこの3本(内2本は根元から2本に、だから上は5本)が候補
問題は床を張るその高さ、2mにすると奥に見えるデッキと同じ高さになる
作業の安全(もう年寄りなのだから)第一で決めることに

1573  晩秋、紅葉に彩られた山荘の名脇役 つりばな

2015-11-13 10:54:10 | 日記
森に普通に生えている落葉低木、ニシキギ科のツリバナ
あまり繁らず楚々と存在する優しい木、赤い真ん丸な果実がぱかっと割れて
開いた4つのガクの先にはこれまた真っ赤な種を付る個性派

都会ではシンボルツリーとして密かな人気ものらしいが
日野でこの木を見たことはない
確かにどこにでもある庭木とは姿形が個性的
あまり葉が繁らず、葉の隙間から向こうが見えるところがユニーク

このツリバナ、花ではなくぶら下がった紅い実を観賞する木
実だけはありません、条件がそろうと素晴らしい紅葉を見せるのです
実の成り姿はネットにお任せしてオヤジは紅葉をご紹介

山荘の庭、2本の川が合流するあたりに生えている3本のツリバナ
これだけきれいなクリームに染まる木は他にはないでしょう
さらに条件がそろえばクリーム色の葉の周りがピンクに染まります
もう少し葉の数が多いと完璧なんだけど、などと自然を相手に注文はいただけない
びっしり繁らないから、幹や枝をちゃんと見せているから いいんです

1572  デジタル人にはわからない 森のフィナーレ、一斉落葉で道も埋まる

2015-11-13 10:21:49 | 日記
錦の紅葉もそろそろ次の場面に、天候で左右されるが
この時期の大イベントが始まる ・・ 日時が決められないので公開されていません

デジタル依存症をデトックスさせるには最適なイベントなんですがねえ
それはある日突然、何の前触れもなく始まります、花火も揚がりません

5月の芽ばえから6月の新緑で私たちを癒し続けてくれた森の葉っぱ
那須高原にどんどん新鮮な酸素を供給してくれた葉っぱ
そして先日まで黄金色に染めて高原を心豊かしてくれていた葉っぱ
お役目終了で終わりではありません、最後の最後まで魅せてくれる葉っぱ

森の中がなんか賑やかに、風もないのにサラサラ!カサカサ!サラサラ!
カサカサに乾いてうねり曲がった葉が途切れることなく降り注ぐ
まるで葉っぱ同士が申し合わせたように次から次とどんどん落ちてくる
枯葉たちはキャッキャ、キャッキャ言って地上に降りてくる、そのにぎやかなこと
落ちてからもまだ騒いでいる落ち葉
落ち葉のおしゃべり?デジタル人には聞こえないでしょう

これだけ沢山落ちても見上げれば沢山の葉っぱ葉っぱ葉っぱ
あと1週間もすればすべての葉が地上に降り、森はすっきり枝だけの姿に変わる

1571  今季最後の苔玉握りは花ではなくて葉っぱ

2015-11-13 09:58:14 | 日記
今年も沢山の苔お握りを握った、身近においてたのしんだり
ごはんや 麦 に飾ったり、譲ってくれませんかというお客さんも
女将さんから作ってみたいというお客さんがいるんだけど
そんな連絡を受けて苔玉作り体験会を開いたりしたことも

森の中は木の葉で日差しがさえぎられ適当な湿度が保たれるので苔が元気だ
と言ってもどこでも元気という訳ではなく生育環境のちょっとした違いで
まったく苔が生えていないところもありその違いはよくわからない

京都のお寺みたいに苔を主役にした庭を作っているお宅を知っているが
苔ほど難しい植物はない、十数年やっているがいまだにうまくいかないとぼやく

苔玉を成長させ、北海道は阿寒湖のまりものように造れれば素晴らしいのだが
何度作ってもきれいに育たない、今では短期観賞用と割り切って作っている

秋も深まりダイモンジソウが終わりを迎え コケお握りにする具がなくなった
小っちゃくて色物と言えば庭のあちこちから生えてきた樹木の実生苗
葉っぱが数枚の子苗でも一人前に紅葉するからすごい!
よくよく探すと結構色々な種類の葉っぱが秋色に染まっている

紅葉のきれいな小さい実生苗を庭で見つけてお握りにした
お握りなので海苔(苔)を巻いたら完成、正式には木綿糸などでぐるぐる巻いて
まん丸い玉に仕上げるのだが 短期観賞用なので握ったままでよし
だからしっかりした玉になりませんが雰囲気は十分、 まっ!いいでしょう
ちなみに楽しんだ後はまた土に戻しておきます
 

1570  大好きな柿 でも柿売り場では買いません

2015-11-12 16:43:54 | 日記
いよいよ大好きな 富有柿 が出回り始めました
那須ではペンションや旅館の御用達があるためか色々なフルーツが箱で売られます
リンゴなどは昔からの木のリンゴ箱がいまでも流通しています

種なし柿 会津身知らず柿 蜂谷柿(富士柿 )太秋柿 富有柿 次郎柿
がりがりの柿が普通らしいのだがオヤジは少しトロリとなった柿が好きだ
完全にとろとろになった柿も悪くない

那須高原は干し柿にする蜂谷柿が沢山植えられている
この時期はどこの産直でも大きな袋詰めが並ぶ
渋柿です と書いておかないと間違えるお方が居るらしい

数は少ないが木で熟した(渋が抜けた)蜂谷柿が手に入ると小躍りする
熟す前に落ちてしまうので成ったまま熟した柿は希少品です
柿の王様富有柿をしのぐ奥の深~い甘さが味わえます

地元のスーパー、ずらりと並んだ柿を横目でちらり、行く先は?
今日のワゴンは? あったあった 2パックも、渋を抜いた蜂谷柿(富士柿)
大きいので食べごたえあり、一度に2個をペロリ ・ いやしいね
柔らかくなった柿がお好きなオヤジ、年金暮らしに向いているね
明日も柿売り場を横目にワゴンを探そう、黄色いシールが目に焼き付いている

1569  那須高原どんぐりの森の紅葉 有終の輝き

2015-11-12 14:12:55 | 日記
先月末に開通した圏央道を利用して あきるのIC から八王子16号を経由して
今朝 日野に戻りました 走行210キロ
首都高経由より20キロほど短縮なれど高速料金はアップ

圏央道は道幅が狭いのでしょうか決して走りやすい道とは言えない
東北道とは大違い、特に雨の日はトラックの水煙で運転が怖い
更にサービスエリアはおしゃれなつくりだがトイレが少なくて男も行列
でも首都高の渋滞を考えたら やっぱ 圏央道の方が良いかな!

那須高原も紅葉前線がどんどん山を下り、標高3~400mあたり
この時期はどの道を走ってもいたる所で紅葉のトンネルが出現する
日差しが森の中まで届いて樹冠も中も黄金色に輝く道が続く

山荘あたりはピークを超えて道路は落ち葉で埋まり始めた
どんぐりの黄葉が散り始めるとモミジが踊り出す
モミジだけでも十分きれいだがバックにどんぐりの黄葉があるから
モミジの赤が何倍も引き立って 森は有終の輝きに満ちる

写真は最盛期の山荘 どんな花もかなわない森の紅葉