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朱川湊人「かたみ歌」

2006-06-19 | さ行の作家
時代が変わり、はやる歌も変わる。けれど人が感じる幸せは昔も今も同じ。(本文より)

以前いろんな作家が書いた短編集を読んだ。少年たちが遠く離れた神社に願かけに行く話で、ものすごく良かった。涙がぽろぽろ出た。タイトルは忘れてしまったけど、作者は朱川湊人。「花まんま」で直木賞作家となったその人の作品と知った。

「かたみ歌」は30年以上前の東京の下町にあるアカシア商店街が舞台だ。現世では説明できない不思議な出来事が描かれている。

良かったです。かなりの「うるうる」もんでした。私は「ひかり猫」が、本好きの人なら「栞の恋」がツボにはまると思います。良かったらぜひ読んで下さーい。5点中4.3点


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