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恒川光太郎『夜市』

2007-11-11 | た行の作家
恒川さんの新刊がもうすぐ手元にきそうなので読んでみました。


大学2年のいずみは、高校時代の同級生・裕司から「夜市にいかないか」と

誘われる。裕司に連れられて出かけたのは、岬の公園の奥にある森の中。

ここでは妖怪たちが、さまざまな品物を売る市場が開かれていた。

夜市では望むものが何でも手に入るのだが…。


さて感想。


なかなか良かったです。とても幻想的で不思議な世界。

妖怪とか出てきて、御伽噺っぽい気も。

日本ホラー小説大賞受賞作ですが、全然ホラーっぽくなくせつないお話でした。

後半はみごとに予想を裏切って、ひねりがきいていて面白かったです。

表題作のほか「風の古道」があります。私は「夜市」の方が好きかな。★★★★


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (きりり)
2007-11-12 00:26:24
やっぱり後半が想像してなかった展開で良かったですね ホラー大賞らしからぬ切なさいっぱいで素敵な本でした 私は風の古道が好きです なんかもっとファンタジーが入った感じですが
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Unknown (naru)
2007-11-12 19:47:27
きりりさん こんばんは。
そうそう予測不能の展開でしたね。せつないけれど、素敵な物語でした。ちょっと御伽噺っぽい気もしましたが..。恒川さんの本は装丁も素敵ですよね。「夜市」より「風の古道」が好きな方は多いような(笑)
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Unknown (Roko)
2007-11-24 22:02:56
naruさん☆こんばんは
夜市って怖いけど行ってみたい気もします。
そして、とんでもないものを買ってしまいそうです。
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Unknown (naru)
2007-11-25 19:47:01
Rokoさん こんばんは。
とても幻想的でホラーっぽくなく、小泉八雲ぽく
も感じたりしました。
人間の欲望ってつきることはないですよね~。
私だったら何を買うかな。
皆さんの言うように若さとか才能とかかな…
やっぱり(笑)
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Unknown (藍色)
2008-02-03 16:47:34
こんにちは。
ごぶさたでした~。
想像を超えたストーリー展開には、まさに
度肝を抜かれました。
スラスラと読めるあっさりとした文体にも関わらず、
幻想的な風景が目に見えるようで、
まるで映画を見ているようでした。
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Unknown (naru)
2008-02-03 20:25:39
藍色さん こんばんは。
おひさし~です。最近はスランプで
新刊から遠ざかってるもので...(笑)

この作品、幻想的であり、独特な異世界ワールド
でしたね。予想はいい意味で裏切られますし。

そうそうFCブログにはアクセスできないみたい
なので、ドラバ・コメントは明日以降にしますね。
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Unknown (藍色)
2008-02-03 22:23:27
トラックバック遅れてごめんなさい。
到着確認とお詫びにうかがいました。
三時半から十時十分までずっと締め出されてて、
イライラの限界を超えそうでした。
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Unknown (naru)
2008-02-05 19:54:49
藍色さん こんばんは。
ご丁寧にありがとうございます。
恒川ワールド幻想的でかなりいいですよね。
ちょっと残酷だったりもしますが(笑)

日曜はFC2何度もクイックしたのですが、開かない
ままでした。やっぱりトラブルでしたか。
けっこう長時間だったので藍色さんかなりストレス
がたまってる気が…。大変でしたね~。
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