OJTソリューションズの”トヨタの育て方”を購入・読破しました。
巨大企業であるトヨタが、どんな価値観を持って、どんな方法で、どんな人財育成をしているのか、ということに非常に興味を持っています。
日本に、成果業績主義が導入され、派遣労働という雇用形態が拡大したことで、人財流通が活発化した中で、一つの企業が採用し育成することで会社を活性化させるには、それ相応の工夫が必要だと感じているからです。
この本で、知ったのは、人財育成のポイントとして、一人称で考えられる人間を創ること。
また、育成とセットで考える必要がある、評価についても、単なるスキル・業績面だけでなく、人望も対象に含まれているとのことでした。
人望を評価対象にするというのは、言葉では簡単ですが、これを仕組み化していることがトヨタの強さなのかも知れませんね。
仕事が属人化することを嫌い、誰がやっても同じ品質の仕事ができるように仕組み化する。
トラブルが起きたら、人を責めるのでなく仕組みを責める。
非常に幅広くものごとを捉え、仕組み化されていることに感動しました。
この世の普遍の真理：変わり続けるということだけが、唯一変わらないこと、を踏まえ、常に仕組みが変わり続けていることも素晴らしいの一言しか出てきませんでした。
大きい組織だからできない、と思考停止するのでなく、取り入れられるものを貪欲に取り入れてみよう！
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