雑記帳 

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ノー・ノー・ボーイ

2017-03-23 11:29:25 | 本 映画

新聞の書評を読み「ノー・ノー・ボーイ」 を読んだ
二次世界大戦中のアメリカでの日系二世の話。
平和な日本に暮らしていると、読んだ後に胸にずしりと重たいものを感じた。
ウイキペデイアよりあらすじ
第二次世界大戦から戦後にかけての日系アメリカ人の生活を主題にした小説である。第二次世界大戦中の1943年、日系人の強制収容所で行われた調査の中に「米国に忠誠を誓い、日本への忠誠を放棄するか」「米軍に従軍する意思があるか」という2つの質問が含まれており、日系人は YES / NO の選択を迫られた。答えが「YES YES」であれば軍役適格者は米軍兵士として収容所から戦場へ送られた。一方、「NO NO」と答えた者は敵性外国人扱いを受け、収容所に留められた。運命の分かれ道になるこの2つの質問は日系人社会で大議論を引き起こしたが、本書の題名はここから来ている。この小説の主人公である日系二世のイチロー・ヤマダは2つの質問に「NO NO」と答え2年間投獄された。これに対して、主人公の親友であるケンジは志願して従軍の道を選ぶが、戦場で片足を失い、それが原因でやがて死んでしまう。イチローは刑務所を出ると郷里のシアトルに戻るが、戦争、そしてアメリカと日本という2つの国へのそれぞれの想いによって、友人や家族が引き裂かれていく現実に直面し苦悩する。



 


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