南さんのALS日記

難病にかかった毎日の生活報告

また枝豆が

2013-10-31 14:17:57 | 日記

 30日夫は現役時代の仲間とのゴルフコンペに出かけました。帰ってきた夫が、「特別賞や」と差し出したのは枝付きの黒豆の枝豆、数日前にも湯がいて冷凍したばかりです。夫は私に差し出したあとは知らん顔、私はせっせと枝からさやを取り洗ってゆがいてさやから出して冷凍しと一仕事、冷凍庫には黒豆枝豆の袋がいっぱいになりました。続くときは続くものです。でも今の私は枝豆をそのまま食べることが出来ません。スピーディチョッパーのお世話になって小さくくだいてお粥に混ぜて食べるのがやっとです。枝豆ついでに思い出したのは私が小学生だった頃、普段は台所に入らない父が枝豆だけは自分でざるを持って田んぼに出かけ畦の大豆の膨らんだ豆だけをとってきて、すぐにゆがいて美味しそうにビールのアテにしていた姿です。父は「枝豆はちぎってきてすぐに湯がくのが大事なんや、甘さが違う」と言っていました。


Mon&Tueクラス再開

2013-10-30 12:20:49 | 日記

 長年続いている英会話クラブMon&Tueクラスが21日再開しました。その日は同窓会に行ったので欠席し、28日2ヶ月ぶりに仲間と会うことができました。この間のそれぞれの話題を出し合いました。ヨーロッパからアメリカまで旅行してきたご夫妻のトピックスや、最前線のがん治療を受けた方の経験など、私は自分の身体の変化についてメモに書いてwakakoに代わりに話してもらいました。気管切開をして気道と食道の分離手術のため入院することになるかもしれないことも伝えました。Jim先生はTVでその手術をして元気に生活している女性の姿を見たよと励ましてくれました。Jim先生の奥さんの実家鍛冶屋で収穫した柿をいっぱい持ってきて私もたくさんいただいて帰りました。29日は朝から柿の皮をむいて干し柿にしました。

 


10月の南さんのお鍋

2013-10-29 10:32:42 | 日記

 28日は月に一度の街角デイハウス「ひまわり粟生」へ昼食を届ける日でした。この日の献立は、皿うどん、秋鮭と玉ねぎのマリネ、柿としめじのサワークリーム和えです。皿うどんの麺の上にかける野菜たっぷりの具を作るのに、かき混ぜる力がなかなかでません。出来上がったお鍋を持ち上げることができません。いつまでお鍋を届けられるかとの思いが心をよぎります。まあ出来るところまでやるつもりです。柿としめじのサワークリーム和えを教えてもらったのは英会話でご一緒しているMATIKOさんです。

柿としめじのサワークリーム和えの作り方 柿は皮をむいて小さめの短冊に切っておく、しめじは石づきをとり、ほぐしてゆがいておく、しめじがさめてから柿と一緒にサワークリームで和えると出来上がり。サワークリームが手に入らない時は、プレーンヨーグルトをコーヒーのフィルターペーパーで数時間水切りしたもので和えても美味しい。お試しあれ。


10月タンポポの会例会は欠席した

2013-10-28 16:29:17 | 日記

 黒豆の収穫作業から帰った夜はタンポポの会10月例会でした。さすがに疲れてみんなとの飲み会はパスすることにしました。なにしろ持ち寄った美味しそうなお料理が食べられないのですから、ただ黙ってビールを飲むしかないのです。それで日本シリーズを見ながら家でビールを飲むことにしたのです。でも何かひと品とどけなければなりませんが、作る元気がありませんので、道の駅で買ってきたいくつかを盛り合わせて夫に「取りに帰ってきてください」とメールしたのですが7時になっても帰ってきません。しかたがないので集会所まで持っていくと、「えっ、メールなんかきてたか」などといいながら携帯を取り出して「届いてるわ、気がつかなんだ」とのたまう、なかなかすんなり連絡することができません。


丹波黒豆の収穫作業

2013-10-27 10:51:33 | 日記

 京都丹波の和知で黒豆を作っているKさんから収穫作業を一緒にやりませんかとのお誘いを受け、能勢の福有美恵ちゃんを途中で乗せて亀岡から京都縦貫道経由で2時間、和知につきました。近くの道の駅でお昼のお弁当を買いに行ったところで、京都からの皆さんとばったり、久しぶりにお会いした面々とは私が発症してから初めてお目にかかるので、思わず抱き合い涙してしまいました。黒豆の収穫作業は畑から抜いてきた大きな黒豆の本体から豆のサヤだけを切り取るのです。初めは手でちぎっていた人もすぐに手に力が入らなくなりハサミの力を借りることになります。私は家からキッチンバサミと袖付きエプロンを用意して行ったのですが、防水エプロンを貸してもらいました。ちぎった黒豆はそっくり持って帰ってくださいとのこと、我が家は夫と二人なので10kgちかくになりました。そのうえネギやら小芋、さつまいも、かぼちゃ、かぼす、栗までいただいて、帰りに池田の長男宅に寄り枝豆を半分以上おいて帰りました。帰宅してからも枝豆をきれいに洗いゆがいてさやから取り出し冷凍にと大仕事でした。

 この収穫作業に誘ってくださったKさん夫妻とはとは1995.8月京都スイスクラブのスイス旅行でご一緒したのですが、ご夫妻はスイスに着いた途端お父さんが亡くなられてとんぼ返りで帰国されたのでした。この旅で私たち夫婦と足弱の4人が楽チンコースであるはずのハイキングコースで道に迷い、途中の牧場の車にSOSのメモをおいて下山していると、牧童が軽トラックで追いかけて来て、麓まで乗せてくれなんとかホテルに帰り着くことができたのです。それから何回もスイスをはじめいろんな国へご一緒に旅行したのです。そんな仲間でカールニコニコクラブを作り仲間の家に寝袋を持ち込んで合宿したり、山歩きをしたり、一泊旅行したりを続けている、京都からこられていた6人の女性の皆さんもこの旅行仲間なのです。

 その中のひとりKOさんは英語が堪能でその力で飛行機のトラブルをなんとか解決して帰国できたことがありました。2000.10月ギリシャ・スペイン旅行で帰りのスペインからアムステルダムへの飛行機の出発が2時間も遅れ、アムステルダムに着いたら乗り継ぐはずの飛行機が既に出発してしまっていて、積み残されて余分に一泊、航空会社は天候のせいで会社に責任はないといい、添乗員のいない私たちのツアーの中で英語のできるKOさんが粘り強く交渉してくれたおかげで、三便に分かれて何とか翌日関空にたどり着くことができたのでした。このKOさんがお薦めの旅行先がマダガスカルだったのです。アイパッドのマダガスカルの写真を見てもらい、説明は美恵ちゃんにやってもらいました。