✿ 季節の花遍路

✿ あちこち道草、気ままな花遍路

* 雪傘に  小雨滴り  冬牡丹

2015年01月30日 17時06分03秒 | 遍路

 

 

   

  雪傘に  小雨滴り  冬牡丹 

  望月 萬桜子

 

  

 

 

 

 

 今日は小雨模様でございます。

 雨なので、仕方なくホームビデオで、『エリザベス』を観まし

た。

 一六世紀、カトリック全盛時代にプロテスタントの女王だっ

たエリザベスが、無敵艦隊を誇るスペインのフェリペ2世の攻

撃を跳ね返すという英国の意地がうかがえる物語です。


 無敵艦隊といえども、元寇同様に、荒海と嵐に何度も撃退さ

れております。

 その意味で、英国も風神ないし海神に守られていたのかも知

れません。

 日露戦争を彷彿とさせるものでもございました。


 戦争は悲惨な殺戮や病気を伴いますけれど、世の中を堕落

から立ち直らせる試練でもあります。

 今の日本は、男も女も、毅然とした精神を失い、輝きを失っ

ているように思われます。


 戦争が近いのかも知れません。

 堕落が、戦争を呼び寄せるのです。

 毅然としていましたら、そう簡単に武力による威圧はできな

いものでございますからね。

 チャイナやコリア人からまで馬鹿にされている日本政府って、

一体何んなのでございましょう。


 エリザベス女王やサッチャー首相のような毅然とした女性も

また、日本を率いる地位にはありません。

 堕落した民主主義ということではないでしょうか。

 少し、情けなく、腹が立って参りました。 

   

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  神国日本の精神





* 寒きほど  寒さを香り  水仙花

2015年01月25日 08時46分25秒 | 遍路

 

 

   

 寒きほど  寒さを香り  水仙花    

   望月 萬桜子

 

  

 

 

 

 

 人生の厳しさと言いますのは、酷暑というよりは真冬の寒さ

に似いるのではないでしょうか。

 その寒さの中に咲く花は、凛として高貴に感じられます。

 梅、山茶花、そして、北風の花、水仙花でございます。

 水仙は、冷たい北風を香水に変えて純白に咲いています。

  冬を魅力的にする花ですね。


 地獄にも暑さ、寒さがあるそうですけれど、そこに美しい花が

咲くという話は聞いたことがありません。

 地獄の暑さは、憎悪や怒りの熱さです。

 穏やかな神の光にあふれた天国とは違います。

 地獄は一般的には寒い所のようです。

 他人の愛を奪う貪欲、自己中心で感謝を知らない心の寒さが

神の光を遮り、冷え込んでいるということのようです。


 地獄の話なんて、宗教の脅しだという人がいますが、内心恐

れているのではないでしょうか。

 しかし、この世限りでは、公平が保てません。

 原因結果の法則が完結しません。

 科学的に考えても、あの世はなければおかしいのです。


 特に現代では、地獄がなければけじめのつかない人がたくさ

んいるわけです。 

 そういう私も、あの世でも反省しなければならないことが沢山

ありますね。

 でも、心寒い所には住みたくはないものです。 

   

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* お遍路も  未だ出かねつ  餅太り

2015年01月23日 19時22分51秒 | 遍路

 

 

   

  お遍路も  未だ出かねつ  餅太り

   望月 萬桜子

 

  

 

 

 

 

 今年になって、まだ、お遍路には出ておりません。

 気に入っていた多々良川も、コンクリートで塗り固める護岸

工事中でして、環境左翼でなくても、自然破壊だと思います。

 水草が生え、鳥や魚がゆったりと憩える川の自然を土足で

踏み壊してゆく暴力にも思えます。

 もう少し、やりようがあるのではないでしょうか。


 テレビで四国のお遍路道中が紹介されていました。

 篠栗遍路とは違って、それぞれの札所が立派なお寺でして、

巡る範囲も四国を一周するという壮大な規模でございます。

 足腰が立つ内に、一度は巡りたいものでございます。

 できましたら、各札所に幸福の科学の仏様が欲しいところで

はございますけれど。


 もう、梅の花が咲きましたから、そろそろお遍路に出る時季

ではございますね。


 今日は、「イスラム国」というテロリスト組織に捕らえられた

日本人が処刑される日でございます。

 北条政子さまでございましたなら、このまま残念では済まさ

ないことでございましょう。

 

 これで、あきらかに、イスラムは日本の敵と認識されることに

なります。

 それくらいのことを、北条政子さまでございましたらテロリスト

たちに申し向けることでございましょう。

 日本の男達は、もはや武士ではなくなりましたねえ。

 毅然となさいませ。 

   

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* まん丸の  毬mari になりけり  冬雀

2015年01月18日 17時34分28秒 | 遍路

 

 

   

  まん丸の  毬mari になりけり  冬雀

   望月 萬桜子

 

  

 

 

 

 

 おなかいっぱいに食べたあとの枝雀がまんまるくなって、手

まりのようです。

 幸せそうに、うつらうつらとしておりました。

 あの世に渡ったら、縁のあったすずめさんやメジロちゅんこ

さんたちが飛んできて、肩に止まったり頭に止まったりしてくれ

たらうれしいなあ・・・。


 


 

 


 それにいたしましても、いまだに霊言を手に取ろうとせず、

あるいはそれほどには関心を示さず、あるいはあの世も、生

命の永遠性も、神仏でさえも否定する人々がその他大勢を

占めているのがこの日本でございますけれど、人間として恥

ずかしいことだと思います。

 大変な奇跡が起こっているとは思わないその感性が不思議

でございます。


 土井たか子氏の霊言を読みましたけれど、醜悪でございま

した。

 キリスト教徒の恥でございました。

 イスラムの神を冒涜するフランスの「表現の自由」運動も、

キリスト教の恥でございました。

 やはり、キリスト教も形骸化しているのですねえ。


 無力な人間ではございますけれど、あの世はあるのだとい

うことを、神仏なくしては人間はないのだということをお伝えし

たいと存じます。

 

   

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* 初梅や  花もらいして  人も咲き

2015年01月17日 10時24分09秒 | 遍路

 

 

   

  初梅や  花もらいして  人も咲き 

   望月 萬桜子

 

  

 

 

 

 

 大宰府のとび梅が一輪咲いたとか・・・。

 とても寒い冬かと思っておりましたのに、意外に早い梅の知らせ

でございました。

 ふ~ん、と思いながら公園を歩いておりますと、白梅が一輪小さ

く咲いておりました。

 うれしいなあ、もう春でございますねえ。 

   

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* 湯けむりの  雪道たどり  湯年賀し

2015年01月15日 23時49分46秒 | 遍路

 

 

   

 湯けむりの  雪道たどり  湯年賀し  

   望月 萬桜子

 

  

 

 

 

 

 今日は小正月でございました。

 女正月ということで、昔は大家族の女たちがほっと一息、

残り正月を楽しんだ気分がめでたく思われます。


 お節料理も女たちの大仕事でございました。

 買い出しの市場は大変な大にぎわいで、新年を迎える活

気にあふれておりました。

 懐かしいことでございます。


 今年の正月も旅の空、雲仙地獄の湯けむりをくぐって、湯

年賀させていただいたことでございます。

 ですので、小正月は湯けむりのように正体なく消えまして

ざいます。


 日本もまた、風前の湯けむりにように、正体なく消えるので

ございましょう。

 残念でございます。 

   

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* 初春や  梅ふくらむを  春といい

2015年01月06日 07時00分57秒 | 遍路

 

 

   

  初春や  梅ふくらむを  春といい  

   望月 萬桜子

 

  

 

 

 

 

 新年あけましておめでとうございます。

 本年も気長にお付き合いくださいませ。

 瓢箪から駒という一句が楽しみな草遍路でございます。


 さて、今年の元旦はみそぎ祓いの雪でございました。

 無宗教の日本人と言われておりますけれど、とんでもな

いことでございます。

 みなさま、神社仏閣に手を合わせております。


 博多では明日から十日えびすの大賑わいが始まります。

 繁栄するぞという決意表明でもございましょう。

 イスラム諸国に負けない神の国が日本でございましょう。

 

 鰯の頭も信心からというのは、神仏への侮辱でございま

しょう。

 「ただの石ころを拝んでやがる」という福沢諭吉の軽蔑が

ありましたけれど、これは諭吉にとっては後世に禍根を残

す失言でございましたでしょう。


 信心と馬鹿になさるのは愚か者でございます。

 たかが信心でありましても、人間を見守る神々に相対して

畏敬の念をもち、感謝をし、希望の原理としてお願いをする

というのが「御利益信仰」でございましょうが、神々への敬虔

さは不信仰な人の及ばない境地でございす。


 めでたい新年のあけましたところで、神々様への信仰の大

切さを俳諧の心として書きとどめておきたいと存じます。

 

   

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