✿ 季節の花遍路

✿ あちこち道草、気ままな花遍路

■  麦の矢を  黄金に変え  田の地蔵

2013年05月31日 06時32分13秒 | 遍路

 

 

   

  麦の矢を  黄金に変え  田の地蔵

   望月 萬桜子

 

  

 

 

 

 

 遍路道の黄金伝説とでも申しましょうか、麦秋の金波は秀吉

好みでしょうか。

 善良な村人のために、遍路の地蔵が麦の穂を黄金に変えた

という物語です。 

 まさに、天の恵み、地の恵みというべき麦秋でございます。

  

 

 


  

 

  

那の国・万葉・遍路道

 

 

 

 

 

  

  

  

  

神国日本の精神  


■ 麦秋の  無常の先を  燕飛び

2013年05月30日 20時36分11秒 | 遍路

 

 

   

  麦秋の  無常の先を  燕飛び    

   望月 萬桜子

 

  

 

 

 

 

 麦秋の変化は速く、もうほとんど刈り取られてしまいました。

 光陰矢のごとし、諸行無常でございます。

 そうした時間の急流よりもさらに速く、まさに剣のように空気を切って燕

が飛んでおりました。


 もうすぐ、燕の子育てが始まるんですよねえ。

 だいたい、梅雨のさ中に、人見知りしない巣を見上げて目を細めます。

 花鳥風月と申しますけれど、燕もまた、いい風景です。

 

 

 

  
  

   

那の国・万葉・遍路道

    

 

 

 

  

  

  

  




  神国日本の精神


■ 夏来ぬと  菩提樹の下に  悟りたる 

2013年05月29日 20時12分36秒 | 遍路

 

 

   

  夏来ぬと  菩提樹の下に  悟りたる    

   望月 萬桜子

 

  

 

 

 

 

 演習林には何処のものとも知れぬ樹木が混在しておりまして、

異樹林でございます。

 その中に菩提樹と書かれた樹木がありました。

 釈迦の菩提樹下の悟りが、苦楽中道の悟りと聞きます。

 日本にも「過ぎたるは及ばざるがごとし」という言葉があります

、その修行論が苦楽中道という事でございましょうか。


 修行とは、肉体をいじめることではなく、瞑想修行にこそあると

いうことでしょうか。

 つまりは、表面意識を透明に凪わたらせて、潜在意識にアクセ

スするところに修行の目的があるということなのでしょう。

 菩提樹は異国の樹木なのでしょうけど、懐かしい感じがいたし

ます。



 

 

  
    

那の国・万葉・遍路道

    

 

 

 

  

  

  

  




  神国日本の精神


野いちごの  宝の山を  手に掬い

2013年05月28日 19時54分30秒 | 遍路

 

 

   

  野いちごの  宝の山を  手に掬い 

   望月 萬桜子

 

  

 

 

 

 

 野イチゴをたくさん見つけました。

 子供のころ以来の大収穫です。

 遍路の功徳というものですかねえ。

 宝の山した。


 



 

 

  

   

那の国・万葉・遍路道

    

 

 

 

  

  

  

  




  神国日本の精神


遍路道  神や仏の  花訪ね 

2013年05月27日 20時37分39秒 | 遍路

 

   

  遍路道  神や仏の  花訪ね  

   望月 萬桜子

 

  

 

 

 

 

 花といえば桜ですが、遍路の花は、野辺の花でして、春から

夏にかけての季節ということになりましょうか。

 花の名前がわからないのが残念ですが、その表現は心にも

花をさかせます。

 花遍路というべきでしょうか。

 なんとも飽きることのない表現です。





 

 

 

 遍路道を歩くときは、必ずデジタル一眼レフカメラを持ってゆ

ます。

 プロの使う上等のカメラではありませんで、素人向けのCANON

 x3です。

 しかし、ブログに使う写真としては十分ですね。

 レンズは18mm-270mmの便利なものを使っていましたが、

どうしてもピントがアバウトで、面倒ながら二本のレンズを使い分

けております。

 接写するときは、やはり55mmまでの短焦点レンズのほうがシ

ャープな映像がえられます。


 もっとも、一眼レフでなければ、ピントも自由ではないし、画像の

深みが得られません。

 一昔前の型落ち商品でも、一眼レフの魅力は十分です。

 一万円台から手に入るのではないでしょうか。

 ほんとうに、カメラも使い勝手がよくなりました。


 最初にデジタルカメラを使ったのは、340メガピクセルのカシオの

きなカメラでした。

 値段の割にはレンズが上質で、いいカメラだったと思います。

 今から見れば画素数がねえと思いますが、それでも得意でした。

 今使っているカメラは数年前のモデルですが、1600メガピクセル

ccdですから、きめ細やかです。

 

 カメラを持っていないと、遍路旅の魅力も半減です。

 誰かに伝えたいというのが、いわば冒険心の旅心です。

 因みに、画像処理ソフトはフォトインパクト7です。

 フォトショップよりも使いやすいし、表現が自在に思えます。


 四季とはいえ、その感慨は毎年毎年無限の歌心です。

 写真と俳諧は一瞬の映像の中に、永遠の美を切り取る表現です。

 健康にいいウォーキングの楽しみとして、多くの人に楽しんでもら

いたい趣味です。

 日本を愛する心情もまたお分かりになるのではないでしょうか。

 

 

   

那の国・万葉・遍路道

    

 

 

 

  

  

  

  




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