なんちゃってヘブライ語講座

超ビギナーですが、日々忘却の彼方に消え行く記憶をとどめたく、
備忘録代りにヘブライ語と関係あることないことを綴ります。

ヘブライ語で「きれいにする・掃除をする」

2010-12-25 22:12:31 | ヘブライ語・動詞


שלום(シャローム!)

我が父親はきれい好きです

なので我が家ではひそかに「クリーンおじさん」と呼んでいます。
あまりにも整理整頓が行き届きすぎた結果、その子供はお任せしてしまって
あまりきれい好きにならないという逆効果があるのかもしれません

では今回は、動詞にチャレンジしてみましょう。

ヘブライ語で「掃除をする、きれいにする」という動詞は、

まず不定詞ですと、לנקות(レナコット)となります。

さらに現在形をチェック

男性・単数  מנקה(メナケー)

女性・単数  מנקה(メナカー)

男女とも同じつづりですが、発音が違うので注意

男性/男女・複数  מנקים(メナキーム)

女性のみ・複数  מנקות(メナコット)

という変化をします。

さて、ちょっと使ってみましょう。

例えば・・・我が家のクリーンおじさんについて、
אבא שלי אוהב לנקות(アバ・シェリー・オヘブ・レナコット)で、
「私の父は掃除が好きです」ということを伝えられます。

「私たちはテーブルを片付けます」だったら、
אנחנו מנקים השלוחן(アナハヌー・メハキーム・エト・ハ・シュルハン)

さらには「頭の中をリセットする」みたいなニュアンスでも使えます。
הוא מנקה את הראש(フー・メナケー・エト・ハ・ロオシュ)
「彼は頭を掃除する(頭の中をきれいにする)」
ちょっと比ゆ的ですけど、使えます。







ヘブライ語で「きれいな」

2010-12-24 21:39:25 | ヘブライ語・形容詞


שבת שלום(シャバット・シャローム!)

寒波が来ています。福岡は昨日の温度から10度近く下がって今日は寒かった
しかし東北や北海道はこのレベルではないから、大変だな~と思います。

さて前回は「掃除」という単語をご紹介しましたが、
その派生で、今日は形容詞ですが、「きれいな、清潔な、汚れのない」
または「無垢な、潔白な」といった意味にも使われる形容詞です。

形はショーレシュ(語根)が一緒ですから、似たような響き。

では、まず男性形です。
נקי(ナキィ)

そして女性形は、
נקיה(ナキャー)となります。

どうもヘンな響きに感じてしまいますが、日本語だと「泣きぃ」等ヘンな変換に
なるので、どうしても清潔なイメージをなかなかもてずに困りました。

では簡単な使用例。

חדר שלה נקי(ヘデル・シェラー・ナキィ)「彼女の部屋はきれいです。

הוא נקי(フー・ナキィ)となると「かれはきれい好き(清潔)です」ともいえるし、
「彼は潔白です」と言うこともできるわけです。

(写真は、ケーキ屋さんで見かけたお菓子の家


ヘブライ語で「お掃除」

2010-12-23 22:56:14 | ヘブライ語・名詞
שלום(シャローム!)

大掃除の季節ですが、私自身はきれいにしたいと思いながらも
相変わらず、ごちゃごちゃの部屋にいます

イスラエルでは西暦の変わり目は、まったく何の変哲もない、
ごくフツーの日なので年末年始の大掃除なんてありませんでした。

むしろペサハ(過ぎ越しの祭り)の前に、ものすごい大掃除をします。

先日カナダの人に聞いたら、やはり年末だからといって大掃除はしない、
クリスマスホリデーで忙しいといっていて、春に掃除をするといっていました。

習慣はあちこちで違うものなんですね。


さて、お掃除をヘブライ語で。

ניקוי(ニクーイ)といいます。
初めて聞いた時は、笑っちゃいました
「きれいにすること・掃除・清掃」と辞書には出ています。

またはניקיון(ニカヨン)ともいいます。
「清潔・潔白」という意味もあり、話し言葉で「掃除、清掃」という
意味でも用いられるようです。

あっどちらも男性名詞ですよ!

どちらも私には面白い響きに感じられて
妙に忘れられない
単語になってしまいました。



ヘブライ語で「有名な」

2010-12-22 21:35:32 | ヘブライ語・形容詞
שלום(シャローム!)

イディオット・アハロノット紙の電子版に載っていましたが、
来年の2月にジョニー・デップのパートナー、バネッサ・パラディが
テルアビブでパフォーマンスをするといったニュースが出ていました。

家族で来るんだとか何とか。
イスラエルには結構有名な人たちがやってくるので、ちょっと驚いたことが
あります。

イスラエルにいた当時も、ナタリー・ポートマンが(彼女はユダヤ人なので)
実はいまヘブライ大学で学んでいるんだって、という嘘みたいなホントの話がありました。

ではヘブライ語で「有名な」という形容詞をやってみます。

単数の名詞を修飾する場合・・
名詞が男性形מפורסם(ミプルサム)

名詞が女性形מפורסמת(ミプルセメット)

となります。

なので、הוא מפורסם(フー・ミプルサム)といえば、「彼、有名なのよ」となります。

女性だったら、היא מפורסמת(ヒー・ミプルセメット)です。

複数形の名詞を修飾する場合・・・
男性名詞であれば、(もしくは男性と女性) מפורסמים(ミプルサミーム)となります。

女性名詞であれば(もしくは女性が何人もいる場合) מפורסמות(ミプルソモット)
となります。

例えば、ניסאן והונדה גם מפרסמם בארץ(ニッサン・ヴェ・ホンダ・ガム・ミプルサミーム・バアレツ)といえば、
「日産とホンダもまたイスラエルでは有名です」といった意味になります。

שרה ורינה מפרסמת מאוד(サラ・ヴェ・リナ・ミプルソモット・メオッド)で、
「サラとリナはとっても有名」ということができます。

女性形の単数と複数、発音注意です



ヘブライ語で「嘆きの壁/西壁」

2010-12-21 22:15:45 | ヘブライ語・名詞
שלום(シャローム!)

前回は、子供が書いた神様への手紙をご紹介しました。

子供の文章とはいえ、私には「こう書けばいいのね~」と結構参考になるものがあります。


さて、「嘆きの壁」もしくは「西壁」といわれる、ユダヤ人がお祈りに
いく場所があります。

英語だとWestern Wall とか、 Wailing Wallといわれていますが、
ヘブライ語では、הכותל המערבי(ハコテル・ハマアラビー)といいます。

הכותל(ハコテル)だけでも通じたりもしますが、
正式にはהכותל המערבי(ハコテル・ハマアラビー)です。


神さまへの手紙

2010-12-20 23:10:52 | イスラエルのカルチャー


שלום(シャローム!)

先日、子供病院のクリスマス会に参加しましたが、ドクターの一人が
サンタクロースに扮して登場しましたが、プログラムの合間に、
子供たちからのサンタさんへのインタビューの時間がありました。

「私はお肉が好きです。サンタさんは何が好きですか?」とか何とか。

カワイー

イスラエルにいたとき、時々、嘆きの壁に行きましたが、嘆きの壁の
石と石の間に紙が詰まっているのをもみました。
神さまに向かっての願い事だったりするそうですが、ウルパンで学んでいるとき、
子供たちから神さまへの手紙、というのを教えてもらいました。

これも授業の一環だったんですけど。とっても可愛かったのでご紹介します。
(勉強にもなります)

その
שלום,אלוהים(シャローム、エロヒーム)
אני רוצה להיות חברה של רינה(アニイ・ロッツァ・リヒョット・ハベラー・シェル・リナ)
מה לעשות, אלוהים(マ・ラソット、エロヒーム?)

「シャローム!神さま。
私はリナのお友達になりたいの。どうしたらいい?神様?」


その
אלוהים היקר(エロヒーム・ハイャカール)
מה שלומך(マシュロムハ?)
אני בסדר(アニイ・ベセデル)
להתראות(レヒートラオート)

「親愛なる神様。お元気ですか?ボクは元気です。
さようなら」


その
אלוהם היקר(エロヒーム・ハイャカール)
אני רוצה כלב קטן בבקשה(アニイ・ロッツァ・ケレブ・カタン・ベバカシャ)
תודה(トダ)

「親愛なる神さま。
私は子犬が欲しいです、お願いします。
ありがとう。」


(写真は、昔懐かしいベビースターラーメンのパッケージ・・
本文とは何の関係もありません

ヘブライ語で「宗教」・・・キリスト教

2010-12-18 22:54:57 | ヘブライ語・名詞


שלום(シャローム!)

今日は、病院に入院している子供たちのクリスマス会に行ってきました。
私たちはクリスマスソング&やすらぎの歌を歌ったのですが、
こちらが驚くくらいに先生方やご家族も感動してくださって、
それをみて感動しました。

病院でクリスマスを過ごさなくてはならない子供たちも闘ってますが、
ご家族も闘っておられる・・心にやすらぎの歌を届けることが
できて、よかった

オリジナルゴスペルの楽譜やCDが欲しいといってくださって、
これは神さまの力だなあ~と痛感でした。
だって練習の時は、どうしようという状態だったのですから。


さてヘブライ語で「宗教」をちょっとやっていますが、
今回はキリスト教。イスラエルにいると、ユダヤ教、イスラム教、キリスト教が
三大宗教といえるかもしれません。

まずは「キリスト教」をチェック。
これは נצרות(ナツルート)といいます。

そしてキリスト教徒のことは、
男性形が נוצרי(ノツリー)
女性形が נוצרייה(ノツリャー)



ついでにクリスマスのことはなんと言うのかというと、
חג המולד(ハグ・ハ・モラッド)というそうです。

חג(ハグ)は祝祭のことで、מולד(モラッド)は「出生・誕生」という男性名詞。
ベツレヘムはこの時期、かなりの人手だそうです。

(写真は、病院に飾ってあったリース)

ヘブライ語で「宗教」・・イスラム教

2010-12-18 00:11:00 | お知らせ
שבת שלום(シャバット・シャローム!)

エルサレムや他の旧市街なんかに行きますとイスラム教の地区などもあります。
歴史上もいろんな歴史ガ積み重なっているので、ほんとに面白い。

さて、イスラム教をヘブライ語で言うと、そのままאיסלם(イスラム)となります。

またמוסמי(ムスレミィ)、מוסמית(ムスレミート)でイスラム教徒の男性、女性を
表します。

テベリヤも観光地ですが、ユダヤ教、イスラム教、キリスト教の各々の
歴史的な建物があちこちに見られる地域です。


ヘブライ語で「宗教」・・ユダヤ教

2010-12-17 12:37:36 | ヘブライ語・名詞
שלום(シャローム!)


前回の続きです・・。

今回は「ユダヤ教」をヘブライ語で。

יהדות(イャハドゥート)となります。「ユダヤ主義」とか
「ユダヤ人共同体・ユダヤ人社会」という場合にも使われます。

そして「ユダヤ教の」という形容詞になると、יהודי(イェフディー)となります。

これは男性形なので、女性形だとיהודית(イェフディート)となります。

「ユダヤ人」という名詞も男性形は同じで、יהודי(イェフディー)となります。
ただし、「ユダヤ人」の女性形、つまりユダヤ人女性を表すときは、
יהודייה(イェフディヤ)となります。

ちょっとごちゃごちゃするかな・・・?




ヘブライ語で「宗教」

2010-12-16 22:08:27 | ヘブライ語・名詞


שלום(シャローム!)

福岡では初雪がふりました
といってもほんの少しでひどく積もったわけではないのですが。

あちこちでイルミネーションが灯されて、クリスマスの雰囲気がでています。
今では宗教的な意味合いより、商業的になっているような気もします。

イスラエル、そしてあのエルサレムでさえ、私が帰国する頃には
サンタクロースの飾りなんかが出始めていたので、ちょっと驚きでした。

同じ時期にハヌカの祭りがあるからもともとはクリスマスというのは
クリスチャンのイベントなのでやっていなかったのですが。


ということで今日はヘブライ語で「宗教」をやってみます。
イスラエルに行きますと、日本と比べて「宗教」を日常意識させられることが
多いなと思いました。一般に外国にでると(特に欧米?)そういう傾向が
あるのかもしれません。

私はクリスチャンなのですが、個人がどうのという以上に、宗教関係の
ことばが生活に密着しているな~という印象がありました。

ではまず「宗教」をヘブライ語でなんというかというと、
דת(ダット)。これ名詞です。

形容詞にして「宗教的な」となると
 男性形は דתי(ダティ)
 女性形は דתייה(ダティヤー)

となります。エルサレムに住んでいたせいか、よく耳にしました。
最初は、דתי(ダティ)?なんだ、それは?と思っていましたが。

הוא דתי(フー・ダティ)といえば、「彼は宗教的な人だ」ということです。

דתי(ダティ)といった場合、これは普通にユダヤ教を信じているというだけより
黒い服装をしたり、女性もスカートが長くて帽子をかぶってといった、
より厳格にユダヤ教の規定に従っている人たちのことをさすと思われます。

(近所のおうちの雪だるまのイルミネーション)