「野のなななのか」製作委員会日誌

北海道芦別(あしべつ)市を舞台に製作された,映画『野のなななのか』(大林宣彦監督)。市民による製作委員会のブログです。

芦別で先行特別上映会を開催しました!

2014-02-16 23:00:00 | 上映
 「野のなななのか」を撮影した芦別市で2月15・16日の2日間、先行特別上映会を開催し、芦別市民をはじめ2日間で約2,700人が来場しました。



 上映の合間には、スタッフ・キャストによる舞台あいさつも行われました。
 はじめに「野のなななのか」製作委員会の宗方裕之委員長が「昨年は約40日間、芦別でロケをして、『産みの苦しみ』を味わった。この映画を芦別の“宝”として、芦別市民の皆さんの手で育てていただきたい。一人でも多くの方にご覧いただけるよう、ご協力をお願いします」とあいさつ。
 大林宣彦監督は「宗方さんをはじめ、製作委員会の皆さんは『未来へ遺し、伝えるべき芦別の映画を遺した』という誇らしい表情をしている。皆さんの志を伝える映画を、私たち映画人がお手伝いして作れたことが本当にうれしい」と話しました。



 さらに常盤貴子さんが「こんなに素敵なふるさとのある皆さんが、本当にうらやましい」と話し、「この作品ができたのは、大林監督が20年間、芦別とお付き合いをしてきたからこそ。これからの20年は、私とも歴史を作っていただけたらと思います」と来場者に呼びかけると、会場から大きな拍手が沸き起こりました。



 また、16日の上映に駆けつけた主演の品川徹さんは、大林監督から「おとなりの旭川出身の品川徹さん」と紹介を受けて笑顔で応え、「私が演じる鈴木光男という初老の男が、常盤さんが演じる16歳の少女に出会い、生きる活力を与えられる物語」と作品を紹介。「芦別の市民の皆さんの支持が、有形無形であった。ありがとうございました」とお礼を述べました。



 「野のなななのか」が5月10日から札幌・旭川・江別・小樽・釧路・北見など道内の劇場で先行公開されることも発表され、会場では全国共通特別鑑賞券も販売されました。今後の公開については、決まりしだいこのブログや公式ウェブサイト等でお知らせします。

(事務局・S)


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