「野のなななのか」製作委員会日誌

北海道芦別(あしべつ)市を舞台に製作された,映画『野のなななのか』(大林宣彦監督)。市民による製作委員会のブログです。

11月29日(土)、倉敷で上映会!大林監督の講演や大学生の作品上映も!

2014-10-30 17:30:00 | 上映
 11月29日(土)、倉敷公民館大ホール(岡山県倉敷市)で「野のなななのか」の上映会が開催されます。大林宣彦監督が客員教授を務める倉敷芸術科学大学が主催し、当日は同大学芸術学部メディア映像学科の学生たちの作品も上映されるほか、大林監督の講演もあります。

 上映会は2部制で、日程は次のとおりです。
【第1部】
午前9時15分:開場
  9時30分:学生作品上映
 10時00分:『野のなななのか』上映
午後1時00分:大林監督講演
【第2部】
午後2時00分:学生作品上映
  2時30分:大林監督講演
  3時00分:『野のなななのか』上映
※第1部と第2部の上映作品は同じ内容です。

 入場無料(定員300人)。お問い合わせは同大学庶務課(平日午前9時~午後5時、電話:086-440-1125 FAX:086-440-1126)へどうぞ。

 詳細は同大学のウェブサイトに掲載されています。

(事務局・S)

「野のなななのか」が芦別に里帰りしました!

2014-10-28 21:00:00 | 上映
「野のなななのか」北海道特別上映は10月28日に最終日を迎え、芦別市に“里帰り”して上映と舞台あいさつが行われました。



 2月に行われた先行特別上映会以来の芦別上映ということもあり、会場の芦別市民会館には子どもから高齢の方まで、多くの方に足を運んでいただきました。



 舞台あいさつに立った大林宣彦監督は、この日朝に降った初雪にふれて「(宿泊先の)スターライトホテル前で、子どもたちが雪合戦をしていました。自然と親しみ、自然からいろいろなことを学びながら生きてきた芦別のみなさんの賢い、美しい姿を見られました」と笑顔で話しました。また、「国際交流基金を通じて、この作品が世界各地で上映されることが決まりました。北海道の芦別で撮られた一本の映画が手紙となって、世界中の人たちへ「平和の手紙」として届いていきます」と期待を込めました。
 また、大林恭子プロデューサーも「映画はどんどん広がって、大きな愛を届けてくれます。映画は人生の学校です」と話しました。



 会場では、大林監督による臨時サイン会も開かれ、来場者のみなさんが映画の感想などを話して交流を深めていました。

 特別上映は終了しましたが、29日(水)には浦河町の大黒座で上映が行われ、大林監督によるトーク&ティーチインも予定されています。
 詳細は過去の記事(こちら)をご覧ください。

(事務局・S)


旭川での特別上映!会場はなんと、お寺!

2014-10-27 19:00:00 | 上映
 「野のなななのか」北海道特別上映も、早いもので後半に突入。3日目の10月27日は旭川で上映と舞台あいさつが行われました。

 旭川の上映会場は、市内中心部にある大きなお寺に併設されたホールです。村が置かれて4年後の1894年に創建された、旭川でも長い歴史を持つお寺での上映は、生と死について考える「野のなななのか」の物語にぴったりの上映会場だったのではないでしょうか。



 会場には、主演で旭川出身の俳優・品川徹さんのお兄様も来場。大林宣彦監督は「旭川の里の品川さんが出演したご縁で、この旭川でも上映することになりました。品川さんの役は、当初は遺影で登場するだけの予定だったが、完成してみると3時間全編でしゃべっています」と紹介。「北海道は冬が長くて苦労するから、人々が優しくなる。この里だから、この映画を作ることができました。どうか皆さんも、このふるさとを誇りに思ってください」と呼びかけました。



 特別上映の最終日・28日(火)はいよいよ芦別市に“里帰り”します。入場券のお申し込み、お問い合わせは「野のなななのか」製作委員会(電話0124-23-1001)へどうぞ。

 詳細は過去の記事(こちら)をご覧ください。

(事務局・S)


北海道特別上映2日目は、愛別町と赤平市で上映!

2014-10-26 19:00:00 | 上映
 「野のなななのか」北海道特別上映は、2日目の10月26日、愛別町と赤平市の2会場で上映と大林宣彦監督による舞台あいさつが行われました。

 “きのこの里”として知られる愛別町は大雪山連峰の麓にあり、今年で開拓120年。8月の記念講演会で大林監督が講師として招かれた縁から、上映会が開催されることになりました。

 赤平市は、芦別と同様に“石炭のまち”として栄えました。石炭の塊に似せて作られた赤平市名産の塊炭飴(かいたんあめ)を、主人公の鈴木光男が少女にあげるシーンが劇中にあります。

 赤平での上映会には、大分県臼杵市で来年2月13日(金)~15日(日)に開かれ、「野のなななのか」も上映される「臼杵古里映画学校」の後藤國利・実行委員長も来場しました。後藤さんは「なごり雪」(2002年・大林宣彦監督作品)が臼杵市を舞台に製作された当時の市長で、「野のなななのか」の“姉妹篇”である「この空の花 -長岡花火物語」にも出演しています。

 特別上映は27日(月)に旭川市、28日(火)に芦別市でも行われます。入場券のお申し込み、お問い合わせは「野のなななのか」製作委員会(電話0124-23-1001)へどうぞ。

 詳細は過去の記事(こちら)をご覧ください。

(事務局・S)


北海道での特別上映を開始!初日は滝川で!

2014-10-25 21:30:00 | 上映
 「野のなななのか」が物語の舞台・北海道に“里帰り”する特別上映が始まりました。
 初日の10月25日は、滝川市で2回上映。会場となったホテルには、多くの方にご来場いただきました。

 滝川市は芦別の隣にあり、通院や買い物に訪れるなど芦別市民にとって身近なまちの一つ。鈴木冬樹が井上和尚からお金を借りた謎のお店「デカメロン」があったとされるなど、劇中でも「滝川」という地名が何度か登場しています。

 特別上映は10月26日(日)に愛別町・赤平市、27日(月)に旭川市、28日(火)に芦別市でも行われます。入場券のお申し込み、お問い合わせは「野のなななのか」製作委員会(電話0124-23-1001)へどうぞ。
 詳細は過去の記事(こちら)をご覧ください。

(事務局・S)