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ななみ(血管肉腫)もりし(急性腎不全)うっちー(肺水腫)うぃる(脳腫瘍?)、せがーる・しおり コーギー姉妹の徒然日記。

2012年夏、北海道へGo!”せがーる初上陸編”*その8*

2012-08-15 | 犬旅

 この旅日記は、後日日にちを遡って記しています!

 

 

 

おコギ達のフリータイムの後…

走り過ぎて、ヘロった3コギを積載し(笑) 

またまた、行きたかった場所へ向かいます!

また、車内爆睡のコギと化す…(笑) 慣れたもんですこの女。

 

 

そこは…

倉本作品の「風のガーデン」の舞台になった場所

…といいつつ、作品観たのは、北海道入り直前!

※レンタルです、レンタル!

送迎バスが出ているので、入場のチケットを買って向かいます

バスで5~8分程。

徒歩でも全然行けますが、3コギ待たせてるので…バスで(笑)

 

 

 

※ご存知ない方の為に…軽く物語のおさらいです!

 

「風のガーデン」

余命わずかな主人公(中井貴一)の医師が、

絶縁状態になっていた家族のもとへ戻っていく物語を通して、

“生きること・死ぬこと”を描いていく作品。

併せて、主人公は

「死期の迫った患者を楽にする緩和医療・麻酔学界の権威」である設定。

”自身の死と向き合う医師(主人公)”を置く事で、

「緩和医療(痛みからの解放)」というテーマを改めて問いかけている。

 

 

 

まさに主人公が最期の夏を過した、美しいガーデンがここ。

日差しの下で、輝くブリティッシュガーデン

「風のガーデン」という名前だけ有って…

不思議と風を…凄く感じる。

背の高い草花が、競い合って咲き誇り…

そよそよと、揺れながら風の流れを教えてくれる。

ガーデンの奥に向かうと…

グリーンハウスという、平屋建ての…

可愛らしい建物が見えてくる…

 

 

物語の中でも、このグリーンハウスは重要なポジションに在り、

主人公と息子が、ここで「乙女の祈り」を奏であうという名シーンがあります。

外に出て…

違った角度からの「風のガーデン」

 

ガーデンから逸れて…

建物の裏手へ向かうと…

沢の対岸に、

中井貴一さん演じる主人公が、

家族に迎え入れられるまでの間、ひっそり過ごした

キャンピングカーが置いてあります。

心憎い演出です

 

物語に思いを馳せつつ…

再び…

ガーデンへ…

あ、いらっしゃいました

大天使ガブリエル様(笑)

通称、「ガブさん」(大笑)

物語の中で、↑ こんなやりとりがあります。

 

偽物ガブリエル、参上

こっちも、偽物ガブさん(笑)

暗い物語と誤解を受けそうですが(テーマも重いし)、

そんな中でもクスっと笑わせるシーンが有ったりして、

そして、登場人物が皆、魅力的で、良い作品でした。

象徴となる音楽も、「ノクターン」「乙女の祈り」と、

同じポーランド出身(フレデリック・ショパン と テクラ・バダジェフスカ)の作曲家を使う事で、

透明感ある不思議なまとまりを生んでいます。

 

何より、この「ガーデン」が…

”最期に最も輝きを放つ…幸せの瞬間”の象徴の様な気がして…

去りがたく、そして…穏やかな場所でした。

私にとっては、ななみ との最期の夏を切り取った瞬間みたいに感じました。

 

 

日差しはキラキラしていますが…

富良野の秋は、もうすぐの様です…。

秋へ向けて、最期の輝きを放つように…

可憐な花々が、競って…揺れていました。

 

 

おコギもガーデン散策をしたかった…カモ

 

車内でお留守番の3コギ参加しています(笑)

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良く寝れたらしく、満足げのせがるん

 


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