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ななみ(血管肉腫)もりし(急性腎不全)うっちー(肺水腫)うぃる(脳腫瘍?)、せがーる・しおり コーギー姉妹の徒然日記。

しおり~病理検査*脾臓*

2022-08-17 | 脾臓疾患*しおり

先日いただいた、しおりの病理検査報告書。

 

*所見*

採取された脾臓では全体にうっ血、リンパ濾胞の萎縮、

および髄外造血が認められる。

明確な腫瘤病変は認められないが、採取時に腫瘤を含むとされた部位では、

拡張した血管と軽度のリンパ濾胞過形成が

周囲組織との境界不明瞭に認められる。

検索範囲に明らかな腫瘍性変化はない。

 

*コメント*

全体にうっ血と髄外造血を主体とする変化であり、

観察範囲には腫瘍性変化は認められません。

腫瘤部とされた部位では、周囲組織との境界が不明瞭な、

血管拡張とリンパ濾胞の形成が認められるため、

初期の結節性過形成病変と推察されます。

 

結節性過形成は良性病変ですので、転移を起こすことはありませんが、

血腫の原因になることがあります。脾臓摘出後は良好な予後が期待されます。

 

 

「病変の大きさは1cm以下のものから20cmを超えるものまで様々」

その事を踏まえると、取らずにいたら、

いずれ大きくなっていく可能性は高かったそうです。

「脾臓全摘出をしていますので、

これでこの件はひとまず完結と言えるでしょう」

…と。

 

感染症のケアに注意を払いながら過ごして行けば問題ないそうです

 

まどろむ、しおりから一言!

 

 

お気持ちを寄せてくださった方々…

本当にありがとうございました!

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明日は抜糸の日、なのに…

2022-08-12 | 脾臓疾患*しおり

明日は、しおりの抜糸の日です^^

そんな大事な日なのに、台風直撃?予報が…( ̄д ̄)

途中、短いながらも隧道があるので、

注意しながら移動したいと思います。

 

しおり「…ぐぅ…。」

しおり、今頃…良い夢見ているかな♪

 

 

剣心地上波放送(金ロー)決まった様です

計5作品ではなく、今回は2作目~の計4作品。

(1作目は昨年の夏、放送しちゃったからなんでしょうかね?)

 

*9月2日*

~京都大火編~

 

*9月9日*

~伝説の最期編~

 

※確かこの間に「竜とそばかすの姫」もあるので、

健さん続きますね、嬉しいです

 

*10月14日*

※本編ノーカット(地上波初放送)※

~The Final ~

 

*10月21日*

※本編ノーカット(地上波初放送)※

~The Beginning ~

 

北海道旅行を企てると…

剣心、連続地上波放送されるのは、もう毎度の事…。

いつも出かけてて観れてない…

さてっ、今年の秋はどうなる…

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これが…きっとメッセージ。

2022-08-06 | 脾臓疾患*しおり

先ほど、仕事中…動物病院より連絡あり。

先日摘出した脾臓病変の、病理検査が出たそうです。

 

呼吸が止まりそうな小さな間が在って、

「端的に言うと、腫瘍性のものではない」とのこと。

(詳しい説明はお腹の抜糸の際に。)

気が抜けて…腰砕けになりました…

 

 

じゃあ「取らない方が良かった」か…と言うと、

これまでにも記してきた様に、

脾臓に出来る何かは、腫瘍性でなくとも、

数か月~数年を経て(それぞれ違う)大きくなる可能性は非常に大きい

大きくなれば大量出血を起こすリスクもある。

計画オペで耐性菌をコントロール出来て、

少しでも若いウチ(年齢が上がると麻酔リスクも上がる)に、

無事摘出来たのならこれは正解だった。

…と思って良いのだと思います。

 

 

チョベロ…でうとうと、しおり。

あ”あ”っ…! 

しおり、顔が壊れてるぅ!

ホント、コメディー顔の しおりなのでした…笑

(狙ってない所がまた…

 

 

”疑い”の段階で、ななみ と しおりは同じでした。

この巡り合わせの意味をずっと己に問い続けていましたし、

ななみからのメッセージなのでは?と、

その意味は何だったのか…とも考えました。

 

当時…無知過ぎて、後悔ばかりで、泣いてばかりで

他人さまに頼るばかりで…ダメダメだった私に、

経験と、知識を与え、学ばせた上で、

「その経験値をフル活用して悩み抜いて決断することが大切だよ」

そう言いたかったのかな、と感じました。

 

…その決断が、正解でも、そして誤りだ…としても。

大切な事を、また…教わった気がします。

生きている限り…勉強なのですね。

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知らなかった!

2022-08-04 | 脾臓疾患*しおり

先日、脾臓を全摘出した、しおり。

経過は良好の様です

大きな傷を気にもせず、

裏っ返って寝ているそうです…

 

 

先日「脾臓のやくわり」を記しましたが、

他のリンパ節等が役割分担してくれるようになるとは言え、

沢山の血液のフィルターを失ってしまった事になるので、

これまで以上に感染症対策を徹底しなければなりません。

 

そこで主治医より聞いた話ですが、

「フロントライン」に耐性を持ったマダニ

ぽつりぽつりと、報告されてきているようです。

十分に注意してください、とのこと。

知らなかった…

 

 

昨晩(深夜2時頃…)

突如、もんのすごい雷鳴 そして豪雨…。

雷鳴音も頭の上でバリバリ言っているカンジ、

その上、雨音も恐ろしい位の爆音で、

ビビリのせがるーんはおトイレに避難…

そのまま出てこられなくなっちゃいました

(怖くて

暫く雷も雨音も鳴り響いていたので、夜中ずっと

おトイレの側でカイヌシ待機していたもので…( 一一)

 

2匹(1コギ、1ニンゲン)寝不足でした…

参った…。

 

しおりは肝が据わってるので、動じる事無かったそうです…

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おかえりなさい♪

2022-08-01 | 脾臓疾患*しおり

しおり、帰還

このゴキゲンな顔、見てやってください

コギ車のこの席は、しおりにとって特別な場所

どこまでだって行けちゃう、しおり指定席です。

(時には病院へ運ばれちゃうけど…

 

しおりは、

絶対に捨てられたんじゃない!

強い信念で疑わず、傷を癒しながら過ごしていてくれました

先生曰く「予定より回復早かったですよ」…と。

 

出逢えたときから…この先も、後は死が別つその日まで一緒ですぜ

 

術後説明は、また。

 

 

昨日、日曜日は地獄の暑さで、

庭仕事は何もできなかったので

しおりの退院に備え、ドライブボックスのお掃除です。

綺麗な敷物にしておけば、傷口が触れても安心です

 

↓ せがるーん…あえてのお邪魔虫(笑)

作業してると割り込んで来て陣取る。

 

エアコン効いててもホント暑かったので、

寝床(&首にも)に保冷剤で整えましたら…

丸くなって寝てました~

 

他、観葉植物のお手入れしたりして、

室内で過ごしました!

暑くて死んじゃう。

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しおりの耐性菌のこと

2022-07-29 | 脾臓疾患*しおり

つくづく思います。

人のお医者さんも、獣医さんも本当に凄い。

午前、普通に普段の診察を行って、

合間に手術、また午後に普通の診察。

ここ考えただけでも集中力の凄さに驚いてしまいます。

 

看護師さんも…傍からお仕事見ているだけで、

どれ程の集中力を必要とするのか…驚愕してしまう働きです。

命を支えるお仕事をされている皆様に、

本当に頭が下がりますし、尊敬しています。

 

 

という事で、しおりの耐性菌のお話。

 

まず、耐性菌とは?

適切に抗生物質を扱わないと耐性菌は作られてしまいます。

勝手に途中で止めてしまったり、

効果が出るからと自己判断でピンポイントで与えたり。

軽度のことでも何でもかんでも抗生物質を与えたり。

曖昧な使用が、スーパー耐性菌を作りだしてしまいます。

※獣医師の指示のもと、しっかりと決められた期間を守りましょう!※

 

しおりの居た環境では、住まいすらまともではなかったので、

薬(抗生物質)の投与も曖昧だったのでしょう。

効かなきゃ別の薬、ちょっと調子崩れれば与える。

しおりの身体中に溢れる菌を見るだけで、

しおり自身への扱いも、そして、

その薬の扱いまでもが、まるで手に取るように分かります。

 

この身体中に溢れる耐性菌のせいで、

今回の手術にも細心の注意を払わなければならず、

しおりにとっても高リスクでした。

 

出逢った当初から引っ張っている耳内、膀胱、そして歯。

(※肛門腺は切除済み)

麻酔から覚醒する合間に処置していただきましたが、

良好とは言えませんでした。

彼女の身体は、この菌を受け入れて共存しまっているようで、

本来、やばいよやばいよ、緊急事態だよー

という自己免疫もスルー。白血球も上昇してきません。

完全な共存状態に陥っているようです、と先生。

 

耳内も、膀胱内も洗浄してくださったようですが、

何が何やら分らないカス?が沢山出てきたそうです。

 

歯はもともと13本の残り、それも歯根が露呈しているものも少なくなく、

歯肉もほとほと酷い状態から、スタート。

丁寧に歯磨き習慣を身に付けてきましたが、

それでも今回、グラつきが酷くなり5本抜歯に至りました。

それでもあの状態から4年、よく頑張ってくれたのだと思います。

 

今回、それぞれの菌の培養もして下さってるので、

敵のスペックも明確になるのではと思っています。

その先の治療は、培養結果を待ってから。

 

すっとぼけお嬢さんですが、

しっかりものの女子でもあります

 

まだ彼女は入院中。

経過良好でありますように。

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戻ってきました。

2022-07-28 | 脾臓疾患*しおり

朝9時に預け…

夕刻、病院から電話がありました。

手術は無事完了。

麻酔から覚醒して、歩いていますよ、と。

経過観察が必要なので、数日間は入院です。

 

よかった、しーちゃんこちらの世界へ無事還って来ました

お気にかけていただき、あたたかいお言葉も…

本当に、ありがとうございました

 

 

摘出した脾臓は、体内時エコーで確認していた通りに、

その「何か」は臓器の外側には進出しておらず、

内部のみに「鮮明に間違いなく何かが在る」ので、

※体内時エコーと、取り出してエコーでは鮮明さがかなり違う模様。

…そりゃそうか!

「摘出して良かった…」とのお話でした。

病理検査は10日前後で出てくるようです。

 

その先は…「何か」が何者か判明次第…という事でしょう。

祈るような気持ちです。

 

 

耐性菌絡みでもあれこれ有った様で、

そこは長くなるので明日に回します。

 

正直、まともな環境すら与えずに、

しおりから散々搾取し利用し続けてきて、

やっと保護され、その環境から離れて5年目を迎えた今でも、

ここまで本犬を苦しめることになるなんて…。

繁殖屋(パピーミル)

許せないし、恨みたくなります

 

しおりの姿は、数多く流通する子犬市場を支える、

過酷な労働のお母さん犬達の姿です。

どうか、母犬の命を尊重するブリーダーさんを選んでください。

どうか…そのことを知ってください

 

「パピーミル、記事」

※クリックするとその記事に飛びます。

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脾臓腫瘍について~しおりの場合

2022-07-26 | 脾臓疾患*しおり

ここまで、脾臓疾患についてまとめてきましたが、

じゃあ「しおり」はどうするべき…なのか

 

エコーでの発見があり報告を受けた当初、私は即手術を希望しました。

それは ななみの経験、そして犬友達の経験から、

※私の周りでは多くのワンコが脾臓トラブルを経験していました。

悪性の可能性が比較的高いこと、そして悪性を内包していることで

残りの生存期間に大きな違いが出る事を知っていたからです。

 

でも担当医(他医院の担当医も)は、まてまてまて

という事で、急く私を抑え込みに入りました。

それは感情論だけではなく、知識と経験からの冷静なもの。

「例えば、乳癌の疑い、小さなしこりがあって、

じゃあ危険だからスグに全摘出、

怖いからその下の組織までもをガッツリ取りましょう

…と言っているようなものだ…と。

 

2週間スパンで「何か」の動きを探りながら約2ケ月間

都度、主治医と議論を重ねました。

 

1.病理に出すまでは、悪性か良性かの判断は難しいこと  

※針を刺して組織片で調べる事は不可能ではないが、脆い臓器の為止血叶わず、

結果開腹手術に至る場合もある上、悪性だった場合針で引っ張り上げるルートに

散らしてしまう可能性があり、トータルで見て高リスク。

2.脾臓の何か?は…それなりに悪性の可能性が高いこと

ただし、今見えている表情は「悪い」印象は薄いということ

3.大きな変化なく、動かない血管肉腫も存在すること

(長く脾臓内に悪性癌が滞在する為、血流に乗り術後の予後の生存期間に大きく影響が出る)

4.(例)相手の動きを見ていて、1年見送った場合その分年齢を重ねるリスクが高まること

5.(例)1年後に動きが出たとして、血管肉腫の場合急激な動きが出る場合があること  

またその出方によっては、脆い脾臓が更に脆くなり摘出の際のリスクが上がること

6.「形を成した状態の脾臓」の場合は摘出施術は難しくないこと

 この状態の脾臓であれば今の技術なら鼻血を出すより少なく手術が出来る

7.計画的手術(急に動き出した場合これに該当しなくなる)の場合、

施術日に照準を合わせ、耐性菌をコントロールしながら手術に向かえること

8.開腹することは直接臓器を目視できるため、

他、疑いや危険因子を確認する事ができること

9.幸い腎臓の状態は手術に耐えうる状態である、ということ。

 

良いことも、悪いことも語り尽くしたので、

先生の本音も見えてきました。

一番の不安要素は、しおりの身体中に存在する耐性菌

開腹手術をするという事は、耐性菌のコントロールに失敗すれば、

腹膜炎などで命を落とす可能性もある。

「寝ているコ(耐性菌)を起こしてしまったら…とても悪い奴らだからね」

そんな風にも話されていました。

 

そして結論として。

相手の動きを待っていたら「計画手術」から外れてしまう事。

相手の動きを待っていたら、年齢を重ねてしまう事。

非腫瘍性であっても、未来に肥大しうる可能性は大きい事。

この3つが決め手となり、手術を選択することになりました。

 

急いた思考の中の決断ではなく、議論の上での決断にな至ったことに、

今は、とてもほっとしているのです。

議論を重ねてくださったそれぞれの主治医にも、

知識をフォローしてくださった食育のJ先生にも、

経験からアドバイスをくれた友人達にも…心から感謝しています。

しおりの時間を守ることができますように…。

 

 

それぞれのワンコの年齢や状態、抱えるものによっても、

その判断は大きく変わって来ると思います。

どうか私としおりの経験が、それぞれの犬達と飼い主さんが思い描く、

少しでもベストな決断に至る道程の、小さな道標になりますように。

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脾臓腫瘍について~疾患と診断

2022-07-24 | 脾臓疾患*しおり

今宵から しおりが来てます

明日は犬達整体なので、それを終えた後、

シャンプーをして手術の日までこちらで備えます。

耐性菌が身体中に溢れる しおり。

(保護される前の劣悪環境が及ぼした弊害…それを抱え続けています)

これまで「この日」の為に使わずに来た「抗生物質」を、

オペ日に照準を合わせて、使い始めています。

せがるんの天敵はしおり

 

 

さて…脾臓の疾患のお話です!

 

※一般的に脾臓疾患は高齢犬で発生頻度が高い※

「疾患」

脾臓に起こる疾患は大きく分けて二つ。

「腫瘍性疾患」「非腫瘍性疾患」に分かれます。

腫瘍性疾患が占める割合は50~60%(犬)

犬に頻発する血管肉腫は、犬の脾臓腫瘍の80%を占めています

※血管肉腫は血行性の為、他臓器(右心房、肝臓、脳…等)に転移しやすく、

診断時には既に転移をしている可能性があります。

非腫瘍性疾患においては「血腫」「結節性過形成」等、

併せて脾臓疾患の20~41%

他、「脾臓捻転」や「外傷」などがあります。

 

ざっと…調べただけでも「脾臓の何か」は、

安心して抱え込むにはリスクが高い事が分かります。

「非腫瘍性」であっても、腫大して腹腔内臓器を圧迫したり、

破裂し腹腔内出血を起こすことも多い様です。

血の貯蔵臓器ですから破裂の場合、失血による突然死等も起こり得ます。

 

「診断」

難しいのが診断であり、エコーやレントゲンでは、

「何かある」ことは分かっても、その性質までは確定が出来ません。

※現医療のエコーでは発見2mmが限界値とされているようです。

画像によって「何か」位置形状、大きさによっては、

経過観察で様子を見ながら動きを探り、

動きを確認してからの全摘出という段取りです。

 

「確定」には病理学的検査が必要になります。

術前の「細胞診(針で一部組織を取り出す)」診断できる場合もありますが、

脆い臓器の為、止血が上手くいかずそのまま開腹手術に至る場合や、

この「何か」が腫瘍であった場合に、

針を引き抜くルートに細胞を散らしてしまう恐れもある等、リスクを伴います。

 

術前の疾患の診断確定は難しい…と言えます。

 

*次は治療のお話です*

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脾臓腫瘍について ~脾臓って何?

2022-07-23 | 脾臓疾患*しおり

脾臓腫瘍は犬にとても多い病です。

そのことを世の飼い主達さんに知っておいて欲しいけれど、

脾臓腫瘍を語る前に、まずは…

脾臓って何? 何しているの? どこにあるの?

という疑問からスタートですよね

 

ななみの事がなければ、この病の存在を知ることも無かった上に、

まるでデータ上書きするように、自身も脾臓を意識する羽目になり、

※真性多血症の影響で脾腫あり。

そして今回もしおりの病で再び学ぶことになりました。

めぐり合わせは本当に不思議です。

 

 

<脾臓の役割>

赤血球の破壊、貯蔵、免疫応答、造血、循環

…等の役割を担っています。

体内で最大のリンパ器官です。

他のリンパ器官と異なり血液循環と直接連絡しているため、

血液媒介抗原に対する早期免疫応答など、重要な役割を果たしています。

 

胃の後ろに沿う様に薄く三日月の様な形状をした、

脆弱な組織で形を成したものが脾臓です。

上で記したように、多くの血流が入り込んでいる臓器です。

 

 

という前置きをしましたが、じゃあ、全摘出して大丈夫なの?

…というと、感染症対策など脾臓が無い分意識してあげる必要がありますが、

「基本は取って大丈夫」なのだそうです。

心臓や腎臓や肝臓を全摘出しまったら代わりを考えないと

即、身体が立ち行かなくなるのとはちょっと違う様なのです。

 

それでも、存在している臓器が「いらない」という事は基本ありませんよね。

出来るなら温存して…ギリギリまで…という想いですが、

難しいのが、この脾臓腫瘍の性質な訳です。

犬の脾臓腫瘍の約80%が血管肉腫であるというデータも有るほど。

そして上で記したように、血流が入り込んでいるため

他への転移をしやすいという面もあります。

 

 

*次回は脾臓の病の種類についてまとめます*

 

2匹しかいないんだからさ…。

と、思うカイヌシ…

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