お金は節約しなくてはならない状態ですが、「蛮幽鬼」前のシルバーウィークに何もしないのももったいない・・・というわけで、車で仙台、山形まで行ってきました。
こちら方面を選んだのは、伊豆、信州、関西などより渋滞が少ないからです。
せっかくのETC割引制度。でも、渋滞渋滞の連続では疲れるだけなので。
そんなわけで、20日(日)が終わったばかりの午前1時に家を出て、東北自動車道をとばして仙台入りしました。
昼間寝ていなかったので、途中サービスエリアで仮眠を取りながらも、まるっきり渋滞にあわなかったので朝7時には、仙台目前の菅生サービスエリアに着きました。
ここで、ミニバイキングなる朝食を食べて、まずは、仙台市内で高速を降り青葉城に向かいました。
青葉城から見下ろした仙台市内は都会そのものです。
あんまり関係ないのに、高知城から領内を見下ろした一豊をここで想ってしまう私は、やっぱり病気なのでしょうか。
さて、つぎなる目的地は、山形蔵王です。
高速道路で菅生に着く前に山形との分岐点がありましたので、そこで山形行きを決めていればもっと無駄なく行かれたのです。
山形蔵王の「新左衛門の湯」が目的地です。
ここは、700円也で硫黄泉の露天風呂があり、気持ちのよいところです。
蔵王でスキーをした後は、必ずここの温泉に入ることにしていましたが、初秋の温泉も気持ちのよいものです。
かなり濃い東北訛りのおばちゃんたちと晴天の空の下、ちょっとひんやりする空気に触れながら露天風呂に入ると、ドライブの疲れは吹っ飛びました。
次に山寺に行って800段の階段を登りしっかり汗をかきました。
そして、次年子においしい山形そばを食べに行くつもりでしたが、山寺で時間を取りすぎたので断念しました。
「次年子」の名前の由来は、「あまりに雪が深いので12月末に生まれた赤ちゃんの届出は次の年にしないとならないこと」からきたとか。
次は作並温泉「
ホテル一の坊」の日帰り温泉です。
ここは1500円とちょっと高めですが、私のお気に入り温泉で、仙台に行ったときには必ずといっていいほど寄るところです。
チェックインした後、ロッカーで備え付けの浴衣に着替えて、温泉に入ります。
屋内の設備が整った大浴場のほか、広瀬川沿いの露天風呂がかなり充実しています。
大人が立って入ってちょうど首から上が出る深さのお風呂と、熱さが様々の風呂があるのですが、広瀬川の上流に位置しているので眺めは抜群です。
ただ、時間帯によって男女入れ替えなのでちょうど良い時間帯に行かないとこの露天風呂は味わえません。
間に食事を挟んで、何回も温泉に入れるのですが、その間浴衣でくつろげるのもうれしいです。
22日は仙台街中で買物をした後「割烹てんぷら三太郎」で盛りだくさんの天丼。
お座敷てんぷらが食べられるカウンターで具沢山のてんぷらが乗って甘辛いおいしい汁がたっぷりかかった天丼はリーズナブルでお薦めです。
そのあと、鳴子温泉の公共の温泉150円也に入り、再び仙台にもどり、牛タンで舌鼓を打ってから、帰宅の途に就きました。
帰りは22時をちょっと回ったところで高速に乗ったのでやや渋滞にあってしまいました。
あと、2時間ほど遅れて高速に乗れば、渋滞はなかったのだと思います。
さて、仙台までの高速料金は1500円也。
かなり得した気分でした。
でも、大人二人でドライブするとやっぱりそれなりのお金は出て行ってしまうものです。