■先の藤村官房長官の会見で言及された「携帯電話を使用した閣僚」は蓮舫大臣だったことが判明したそうです。
蓮舫行政刷新担当相が、国賓として来日中のブータンのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王夫妻を歓迎する宮中晩餐会前に行なわれた立食形式のカクテルパーティーの際、携帯電話を使用していたことが分かった。複数の出席者が証言した。国王夫妻にも皇室にも礼を失する行為だといえ、自民党など野党は徹底的に追及する構えを見せている。
藤村修官房長官は17日の記者会見で、晩餐会で閣僚が携帯電話を使用したことを認めたが、誰が使用したかは明らかにしなかった。蓮舫氏は記者団の質問に一切答えなかった。……
2011年11月18日(金) 産経新聞
■蓮舫行政刷新担当相は脱税などで逮捕歴がある男性との関係がある!と一部週刊誌が指摘しており、国会でも西田昌司議員に詰め寄られて「逮捕歴を知らなかった」と弁解しております。看板倒れの「2位では行けないのか?」仕分けで人気急落してからは、菅アルイミ内閣では「節電啓蒙」などという訳の分からないポストを与えられて震災後の混乱期に何処で何をしていたのやら、さっぱり分からなかったものでしたが、野田ドジョウ内閣では二匹目の泥鰌を狙って行政刷新担当大臣として返り咲いたものの、あまりぱっとしないようです。今回の「携帯電話の使用」疑惑でも、後で使用したことは認めたものの、失礼のないように使ったんだ!と言い張っているそうです。
■さてさて欠席四人衆の最後は細野豪志環境相であります。欠席理由について記者会見で「(地方の)首長が上京し、ゴミの広域処理問題で東日本大震災の被災地を助けてもらえないかとお願いする機会があったので、そちらを優先した」とのことです。菅アルイミ内閣がもたもたしていて震災後8箇月も経っているのに瓦礫処理が進まず現地では困り果てている実情であります。震災復興の巨大プロジェクトの絵が描けず、官僚組織も動かせないから法律も作れない。地方議会とのパイプが無いから責任の押し付け合いばかり目立って実効が上がらない。細野環境相に特別の権限と財源があるのならば上京した首長と直談判するのも結構ですが、どうせ「聞き置く」だけで民主党得意の「全力を尽くします」「万全を期します」と言って見送るだけのことならば、国賓歓迎の宮中晩餐会を欠席するのは如何なものでしょうなあ。震災復興に熱心に取り組んでいると言いたいところでしょうが、取り組み方が間違っているような気がします。まともな政府であれば行政システムがフル稼働できる仕組みと法律を作って官僚と地方に任せればよいのですから、大臣は宮中晩餐会であろうと国際会議であろうと悠々と出席できる体勢になっているでしょうに?!
■菅アルイミ前首相を手本にしているわけでもないでしょうが、あれもこれも自分で背負い込んで身動きが取れなくなるかも知れないパフォーマンス型の行動が目立つ細野環境相の足元で呆れ果てたミスが露見してしまいました。
福島市内で採取されたとみられる放射性物質を含む土壌が環境省に送られ、職員が埼玉県内の空き地に投棄した問題で、細野豪志環境相は18日、自身について今後の在任期間中の大臣給与を全額、国庫に返納するなどの処分内容を発表した。職員の上司だった前官房総務課長(17日付で異動)は国家公務員法に基づく戒告、職員は同省の規定に基づく訓告、南川秀樹事務次官と谷津龍太郎官房長を同厳重注意の各処分とした。……横光克彦副環境相と高山智司環境政務官が2カ月間2割▽南川事務次官と谷津官房長が1カ月間1割--を自主返納することを決めた。……
■原発事故の被災地から対応の遅い政府に対する怒りを込めて放射能汚染土壌が環境省に送り付けられ、それを役人が放射線を計測して勝手に捨ててしまったという漫画みたいな話なのですが、元々、詳細な汚染情報も出せず、迅速な除染活動も実施せず、最終処分地も決められない政府の対応が問題なのですが、法律に従って仕事をするはずの行政府の省内で「違法投棄」が行なわれてしまうというのは緊張感も危機感も欠落している証拠でしょうなあ。何とも恐ろしい話であります。こんな役所が不法投棄を取り締まれるのでしょうか?
前総務課長は東日本大震災の現地災害対策本部(仙台市)の本部長を兼任していた。細野氏は「危機管理の要の官房総務課長を現地対策本部長と兼任させた責任は私にある。また、(送付された汚染土壌には)除染について国が責任を果たしていないという福島県民の気持ちが込められている」などと処分理由を説明した。
2011年11月18日(金) 毎日新聞
■ブータンを世界的に有名にした「国民総幸福度」を今回の国王夫妻は直接日本に持ち来たったような数日間でありますが、迎えた日本の幸福度は恥ずかしくも悲しいほど低いレベルのままで、民主党政権が続く限りはますます低下して行くようで心配であります。さっさと違法状態の選挙制度を変更して日本が潰れてしまう前に総選挙をして欲しいものです。ウソやペテンではなく、幸福度を上げる真の政策を提言する政治家をしっかり選びたいものでありますなあ。
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蓮舫行政刷新担当相が、国賓として来日中のブータンのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王夫妻を歓迎する宮中晩餐会前に行なわれた立食形式のカクテルパーティーの際、携帯電話を使用していたことが分かった。複数の出席者が証言した。国王夫妻にも皇室にも礼を失する行為だといえ、自民党など野党は徹底的に追及する構えを見せている。
藤村修官房長官は17日の記者会見で、晩餐会で閣僚が携帯電話を使用したことを認めたが、誰が使用したかは明らかにしなかった。蓮舫氏は記者団の質問に一切答えなかった。……
2011年11月18日(金) 産経新聞
■蓮舫行政刷新担当相は脱税などで逮捕歴がある男性との関係がある!と一部週刊誌が指摘しており、国会でも西田昌司議員に詰め寄られて「逮捕歴を知らなかった」と弁解しております。看板倒れの「2位では行けないのか?」仕分けで人気急落してからは、菅アルイミ内閣では「節電啓蒙」などという訳の分からないポストを与えられて震災後の混乱期に何処で何をしていたのやら、さっぱり分からなかったものでしたが、野田ドジョウ内閣では二匹目の泥鰌を狙って行政刷新担当大臣として返り咲いたものの、あまりぱっとしないようです。今回の「携帯電話の使用」疑惑でも、後で使用したことは認めたものの、失礼のないように使ったんだ!と言い張っているそうです。
■さてさて欠席四人衆の最後は細野豪志環境相であります。欠席理由について記者会見で「(地方の)首長が上京し、ゴミの広域処理問題で東日本大震災の被災地を助けてもらえないかとお願いする機会があったので、そちらを優先した」とのことです。菅アルイミ内閣がもたもたしていて震災後8箇月も経っているのに瓦礫処理が進まず現地では困り果てている実情であります。震災復興の巨大プロジェクトの絵が描けず、官僚組織も動かせないから法律も作れない。地方議会とのパイプが無いから責任の押し付け合いばかり目立って実効が上がらない。細野環境相に特別の権限と財源があるのならば上京した首長と直談判するのも結構ですが、どうせ「聞き置く」だけで民主党得意の「全力を尽くします」「万全を期します」と言って見送るだけのことならば、国賓歓迎の宮中晩餐会を欠席するのは如何なものでしょうなあ。震災復興に熱心に取り組んでいると言いたいところでしょうが、取り組み方が間違っているような気がします。まともな政府であれば行政システムがフル稼働できる仕組みと法律を作って官僚と地方に任せればよいのですから、大臣は宮中晩餐会であろうと国際会議であろうと悠々と出席できる体勢になっているでしょうに?!
■菅アルイミ前首相を手本にしているわけでもないでしょうが、あれもこれも自分で背負い込んで身動きが取れなくなるかも知れないパフォーマンス型の行動が目立つ細野環境相の足元で呆れ果てたミスが露見してしまいました。
福島市内で採取されたとみられる放射性物質を含む土壌が環境省に送られ、職員が埼玉県内の空き地に投棄した問題で、細野豪志環境相は18日、自身について今後の在任期間中の大臣給与を全額、国庫に返納するなどの処分内容を発表した。職員の上司だった前官房総務課長(17日付で異動)は国家公務員法に基づく戒告、職員は同省の規定に基づく訓告、南川秀樹事務次官と谷津龍太郎官房長を同厳重注意の各処分とした。……横光克彦副環境相と高山智司環境政務官が2カ月間2割▽南川事務次官と谷津官房長が1カ月間1割--を自主返納することを決めた。……
■原発事故の被災地から対応の遅い政府に対する怒りを込めて放射能汚染土壌が環境省に送り付けられ、それを役人が放射線を計測して勝手に捨ててしまったという漫画みたいな話なのですが、元々、詳細な汚染情報も出せず、迅速な除染活動も実施せず、最終処分地も決められない政府の対応が問題なのですが、法律に従って仕事をするはずの行政府の省内で「違法投棄」が行なわれてしまうというのは緊張感も危機感も欠落している証拠でしょうなあ。何とも恐ろしい話であります。こんな役所が不法投棄を取り締まれるのでしょうか?
前総務課長は東日本大震災の現地災害対策本部(仙台市)の本部長を兼任していた。細野氏は「危機管理の要の官房総務課長を現地対策本部長と兼任させた責任は私にある。また、(送付された汚染土壌には)除染について国が責任を果たしていないという福島県民の気持ちが込められている」などと処分理由を説明した。
2011年11月18日(金) 毎日新聞
■ブータンを世界的に有名にした「国民総幸福度」を今回の国王夫妻は直接日本に持ち来たったような数日間でありますが、迎えた日本の幸福度は恥ずかしくも悲しいほど低いレベルのままで、民主党政権が続く限りはますます低下して行くようで心配であります。さっさと違法状態の選挙制度を変更して日本が潰れてしまう前に総選挙をして欲しいものです。ウソやペテンではなく、幸福度を上げる真の政策を提言する政治家をしっかり選びたいものでありますなあ。
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