秋田県の導入で少し話を聞いたのだが、わたしのOSC 2009仙台での資料、OpenOffice.org日本語版リリースに参加しよう
を、マイクロソフトのオフィスの連中が自治体向けに見せて、MS Officeに止まらせようと
努力しているらしい。
「こんな小さいリソースでリリースされているのに、自治体は納税者に説明責任を果たせるか」といってマイクロソフト オフィスを勧めているに違いない。
また、きっと私のブログの、OpenOffice.org日本語版のセキュリティ対策の不十分な状況と参加の呼びかけも見ているに違いない。
まぁこれでも採用するとなれば、それはきっと財政難からなのだろう。リリース品質保証は、グッデイの榎さんが非常に頑張っているが、たったこれだけでは、マイクロソフトの人材の豊かさからみれば、誤差範囲である。
さて、あなたはOpenOffice.orgをどうしたいのか。普及活動はたくさんきいた。すべて輸入代理店をやっているだけだ(グッデイとオラクルを除く)。本質的な強さではない。ジャイアンツじゃなくて単なるファンクラブである。開発や運営に関われてない現在、マイクロソフトに足元をみられるのは当然である。行政に関わる人材の質の低さに、愕然とする。そんな行政では破綻するのではないか。
を、マイクロソフトのオフィスの連中が自治体向けに見せて、MS Officeに止まらせようと
努力しているらしい。
「こんな小さいリソースでリリースされているのに、自治体は納税者に説明責任を果たせるか」といってマイクロソフト オフィスを勧めているに違いない。
また、きっと私のブログの、OpenOffice.org日本語版のセキュリティ対策の不十分な状況と参加の呼びかけも見ているに違いない。
まぁこれでも採用するとなれば、それはきっと財政難からなのだろう。リリース品質保証は、グッデイの榎さんが非常に頑張っているが、たったこれだけでは、マイクロソフトの人材の豊かさからみれば、誤差範囲である。
さて、あなたはOpenOffice.orgをどうしたいのか。普及活動はたくさんきいた。すべて輸入代理店をやっているだけだ(グッデイとオラクルを除く)。本質的な強さではない。ジャイアンツじゃなくて単なるファンクラブである。開発や運営に関われてない現在、マイクロソフトに足元をみられるのは当然である。行政に関わる人材の質の低さに、愕然とする。そんな行政では破綻するのではないか。
さて、
「行政に関わる人材の質の低さに、愕然とする。そんな行政では破綻するのではないか。」というのは言い過ぎではないでしょうか。
MLもずっと拝見していますが、「お前らタダでものを使おうなんて虫が良すぎるんだよ。使うなら、きちっとお返ししろよ」というように見えてしまい、1ヶ月前にOOoのMLをすべて消してしまったくらいです。
中田さんやお仲間が頑張っているのに、行政は使うだけという状況にご立腹なのは理解できます。しかし、すべての行政がそうであるわけではありません。
どのように参加したらよいのかがわからないのです。
OOoは行政でも導入するところが増えてきて、自分たちもとても嬉しく感じるとともに、本格導入に拍車がかかるわけです。
他の自治体でも導入を検討している自治体をいくつか知っています。(ここでは、公開できませんがお許しください。)
そんな自治体の職員がOOoのサイト訪れたときやtwitterで行政は質が低いといった表現を見たときには、その場を去ってしまいます。
それでは良くないと思うのです。
お気を悪くなさらないでください。
中田さんはOOoのリーダーですが、OOoは中田さんのものではないということをしっかりと認識していただく必要があると思います。
中田さんは組織の方どうかは存じませんが、会社や組織でしたらそこがまとまるかどうかはリーダーの人望にかかっていますよね。
ですから、是非中田さんには短気をおこしていただきたくないのです。
今が堪え時だと思うのです。
今、じわじわとOOoを使う人が増えてきているわけです。
そのひとがOOoのサイトや中田さんのブログに訪れたときに、上から目線でものを言われたらきっと離れていってしまいます。(自分も一旦は離れかけましたら)
スラドでも「上から目線」についてきびしく指摘されていましたよね。
今のOOoの上から目線は他のオープンソースのコミュニティでは見られない光景だと思います。
松岡と申します
コメント読みました。
中田さんが上から目線かどうかということは,ここはおくことにします。
Openソースのフリーソフトプロダクトは,一種の公共財です。公共を謳う自治体関係者の方として使用する以上,何らかの貢献が欲しいというなのではと思っております。
中田さんがいわれていることは,難しいことではありません。
・qa-jaに参加して,簡単な品質保証をしていただきたいということをいわれています。
これは,けっして難しいことではありません。私も実際やってみましたが,それほど無理なことではないです。
私がqaに参加して思うのは,どのようにしてOOoが,日本語版OOo作成されていくかを知ることができるとおもいました。
また,qaにいれば,たとえば脆弱性の情報をいち早くキャッチできます。中田さんのブログで何回か紹介されている会津若松市の目黒さんほどの力量をもった方は,それほど多くないと思いますが,脆弱性の情報をキャッチしたとき,目黒さんなどのアドバイスを得て早めの対処ができるのではないかと思います。
そのほかの貢献の例として,たとえば,機関の提出書類のテンプレートをOOoのもの作成していただき,機関のwebサイトからダウンロードできるようにするとかの活動をOOoのdocumentationプロジェクトにご報告いただくとかも考えられないでしょうか。
それぞれのアプリケーションのフォーラムでの議論などでは,ハンドルネームをお使いの場合が多いので,実際は公共機関の方がいらっしゃる可能性もあります。できれば,それがわかるようにしていただくことはできないでしょうか。
個人名を出すのが難しい場合もあると思いますが,takxxx (xx市情報xxx係担当)などの名前とかで対応ができないでしょうか?
(このあたりの事情は,自治体の組織のことをしらないので,どのくらい実現が可能かわかってなくて書いています。)
たしかに,We love OpenOfficさんの,「そんな自治体の職員がOOoのサイト訪れたときやtwitterで行政は質が低いといった表現を見たときには、その場を去ってしまいます。」のご指摘はわかるところはあります。
できることから,はじめましょう。議論は大切ですが,そこから一歩でも踏み出すのが必要なのだと思います。その過程で皆で知恵を出し合えることによりOOoがさらによくなっていくのだと思います。
>会津若松市の目黒さんほどの力量をもった方は,それほど多くないと思いますが,
の部分はWe love OpenOffice さんには失礼だったかもしれません。sambaを扱えるようなお方なので十分な力量をもyておられると思います。
であれば,なおのことqaに参加いただけるといいと思います。
私自身は,簡単なリリース保証以上のことはqaではしないと宣言してやっています。それは,自分の仕事や私はgnuplotとoctave(特にgnuplotではwindows版バイナリを作成している)のプロジェクトに関わっているのでそちらが優先であるからです。
まずは,一度,qaのメーリングリストのアーカイブを覗いて見てください。それを読めば,どういうことやっているのかがわかります。
(すでに見られている場合かもしれませんが,その場合はご容赦ください。)
私は,gnuplotやoctaveのメーリングリストに入っていますが欧米の方はストレートなものいいをされます。OOoのinternationalなMLは,検索で時々見た程度なので,推測でしかありませんが時には日本人から見ると引いてしまうような議論のしかたしていると思います。(gnuplotやoctaveでは,ときどきそういう議論があります。)
私が想像するに,本ブログなどでは中田さんは日本人向けであることを考慮して記述をされていると思いますが,それがまだ,一般の方には強く見えるのではと勝手に思っています。
(違っていたら中田さんすみません。)
>中田さんはOOoのリーダーですが、OOoは中田さんのものではないということをしっかりと認識していただく必要があると思います。
中田さんは,OOoの日本語プロジェクトリードとして強い思いをいでいておられますが,OOoが中田さんのものだ思っていらっしゃるとは私にはまったく思えません。
We love OpenOfficeさんは,感情的に激しく反発をされる方々と違って冷静に物事をとらえようとなさっているようにお見受けしております。
少しずつできることを一緒にやっていく中で中田さんに対する誤解も解けると信じています。
中田さんの文面上の主張は、マイクロソフトに比べると非力な運営の製品を採用しようという自治体に対し、セキュリティリスクや品質等を見極める力が必要であると忠告をされていることです。
単に参加してこないということを非難されているわけではありません。表面的な情報だけで検討を進めて採用しようとする姿勢にメスを入れた表現なのです。
We love OpenOfficeのコメントはそれ以前の公式MLやブログ等の表現からえた中田さんの人物像に対して、それまで感じた不満を語っているにすぎず、中田さんの文面上の主張に正しくコメントされていません。また個人のブログに対し、言動を厳しく注意する行為はエチケットに反しています。
松岡さんですが、中田さんの言動への部分を外すことは大変評価できますが、上記2人と論点が違っています。
中田さんは「qa-jaに参加して,簡単な品質保証をしていただきたい」と言っているわけではありません。
またWe love OpenOfficeさんの「どのように参加したらよいのかがわからないのです。」は方法を言っているわけではありません。
自治体は、その地域の住民から得た税金を使って住民のためにサービスをする団体です。
その団体が、製品の品質確認をするための活動に税金を使う行為を、住民に対してどのように説明するのか方法がわからないと表現された内容なのです。
自治体職員は税金により給与をもらっている以上、職員の活動の仕方を厳しく問われることは当然です。
中田さんの文面「自治体は納税者に説明責任を果たせるか」からもそれは読み取れます。
なお会津若松市の目黒さんですが、彼は彼自身のプレゼンの中で、OOoへは「個人的な参加」と表現されています。
すなわち自治体からの参加ではなく、あくまで「個人」として給与の範囲外でのボランティア活動であることを説明されているのだと思います。
上記住民説明をクリアできない限り、このような形でしか参加できない現実に対して、中田さんは公式Twitterで「知事レベルでないと」と表現されたのだと思います。
松岡さん
「皆、できることから始めてくれればいいんですよ。まずは、それが第一歩です。」ということが十分に伝わります。
「皆でOOoを作り上げましょう」ということですよね。
また、自分の申し上げたいことをとても良くご理解いただいていることをとてもうれしく思います。
We do NOT love OpenOfficeさん
恐れ入りながら申し上げると、We do NOT love OpenOfficeのおっしゃっていることが、なかなか理解ができません。
自分に文章の理解力が足りないということなのだろうと思いますが、松岡さんのおっしゃることに比較して、We do NOT love OpenOfficeさんのおっしゃることが理解できないのです。
>また個人のブログに対し、言動を厳しく注意する行為はエチケットに反しています。
とありますが、自分はOOoオフィシャルなサイトに表示されているtwitterからこちらへ飛んできているのです。
確認したいのですが、あそこに表示されるtwitterのコメントは中田さんの個人的な意見ではなく日本語プロジェクトリードとしての公式なものだと考えていましたので、「このままでは結局は今後導入する自治体の協力も得られずにばらばらになってしまう」と考え、一言申し上げたわけです。
ここ(個人のブログ上)でこれ以上議論することは好ましくないように考えます。
この件について、OOoのメーリングリストにポストしてみたいと考えているのですが、どちらにポストすればよろしいでしょうか。
自分を始め、自治体の人間もOOoのMLに参加しているはずです。
その方たちが少しでもOOoの日本語化に参加し、それらの自治体同志が連携していけたら、これほどすばらしいことはありません。
>ここ(個人のブログ上)でこれ以上議論することは好ましくないように考えます。
そうですね。そのとおりだと思います。
>OOoのメーリングリストにポストしてみたいと考えているのですが、どちらにポストすればよろしいでしょうか。
discuss@ja.openoffice.org
です。私も,今登録しました。
アーカイブを見ると
「xxさんは自治体としては何が欲しいですか」
( xxは固有名詞なのでここでは,こう書いています。)
という話題がすでにありますし,新しく立ち上げていただいてもいいと思います。
We love OpenOfficeさんは、行政に属していながら、一個人に、行政から匿名で、何か文句を言うのですか? それはもの凄いことですよ。
ちなみにどこからアクセスしているかはアクセス解析から解りましたよ...お金もありそうだし、しっかり調査されたらどうですか?
> 恐れ入りながら申し上げると、We do NOT love OpenOfficeのおっしゃっていることが、なかなか理解ができません。
自分に文章の理解力が足りないということなのだろうと思いますが、松岡さんのおっしゃることに比較して、We do NOT love OpenOfficeさんのおっしゃることが理解できないのです。
これはまずすぎます。行政のレベルが低いというのは間違いではないと再認識しました。
> 自治体は、その地域の住民から得た税金を使って住民のためにサービスをする団体です。
> その団体が、製品の品質確認をするための活動に税金を使う行為を、住民に対してどのように説明するのか方法がわからないと表現された内容なのです。
これは最大限にWe love OpenOfficeさんを擁護した書き込みだと思われますが、実際には、そこまでの認識があって書き込んだものではないと思います。これは彼(彼女)のコメント、「わからない」で十分解ります。
なお、「調査費」名目で地方自治体のメンバーが参加するのはまったく筋が通っていると思います。そこに議会、行政が理解を示すかどうかは、別問題ですが。目黒さんと話をするに、彼はヤブヘビを恐れていると思われます。課長以上では比較的理解を示しているので、会津若松はokなのではないかと思います。