音楽を聴く仲間の会

スウェディッシュ・トラッドや世界の民族音楽の制作を行う「音楽を聴く仲間の会」のブログ。自然農や料理の話題も。

Frifot 2007来日決定!

2006-12-27 23:43:34 | フリーフォート

来年はスウェーデンのトラッド・バンド、Frifotの結成20周年の年です。
その年に来日することが決定しました!
うれしいとはるかに飛び越して、今からドキドキしています。

「11月のスウェーデン・ツアーは今まで聴いたFrifotのコンサートの中でいちばんよかった。楽しみにしてて。」とマネージャーのエヴァさんからメールをいただきました。

ペールは今年、リクススペルマンのゴールドを受賞(国からもらう名誉称号でゴールドを獲得するのは大変難しく、それを獲ったアーティストは人間国宝)、レーナの3枚目のソロ・アルバムでスウェーデン・アカデミー賞にノミネート、アレはアレ・メッレルバンドのツアーで大忙しとメンバー一人一人が今、とても充実しています。ですから、3度目の来日公演は1度目よりも2度目よりもパワーアップしていることは疑いの余地もありません。

5作目の録音も行われ、来年中にはリリースされる予定だそう。


日本ツアーの予定、兵庫公演の日程が決まっています。

■11月10日(土)
兵庫県立芸術文化センター

 新しいホールでとっても音のよいホールだと聞いていますが、ここの300キャパのホールでコンサートは行われます。

新着情報はこちら:ハーモニー・フィールズ

写真:YO-RI

ケルティック・コネクションズ2007

2006-12-24 00:52:17 | ラーナリム
グラズゴーで開催されるケルティック・コネクションズ2007のスケジュールがアップされています。

開催期間:2007年1月17日~2月4日

来年も豪華なアーティストがめじろ押しです。
今年、来日したルナサ、フィドラーズ・ビット、去年来たソーラスやフルックの名前も。

スウェーデンからはラーナリムが参加。
今回はパーカッションとベース抜きのオリジナル・メンバーでの公演。
共演者がいる模様

ラーナリムのニッケルハルパ奏者、Niklas Roswall Ian Carrも別の日に出演。こちらも共演者あり

ケルティック・コネクションの情報や参加アーティストについてのインタヴュー番組を放送中です。 TRADTUNES TRADITIONAL, CELTIC AND RIITS MUSIC DOWNLOADS

水浅葱(みずあさぎ)の会 透明水彩画作品展 vol.3

2006-12-23 15:38:46 | 絵画・イラスト・写真

音楽を聴く仲間の会が制作するコンサートのチラシやサイト・デザインでお世話になっている透明水彩画家の青木美和さんが主宰する水浅葱の会のグループ展が新年1月4日から開催されます。

水彩の優しい色調に心が和みます。ぜひ、お出かけください。

以下、引用...


水浅葱(みずあさぎ)の会 透明水彩画作品展 vol.3
遺したい日本の自然・日本の色彩
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水浅葱の会は、透明水彩で日本の風景を描いていこうという人々の集まりです。
第一回目の展示のときから共通しているテーマである「日本の色彩」について考えながら、それぞれの水彩表現を目指します。
草木染の原料や日本の色彩に関する小さなパネルなども、少しはさみつつ展示する予定。
今回は35名とメンバーも増えましたので、一人1~2点ずつになります。

《会期》
2007年1月4日(木)~1月8日(月)
9時~16時30分
初日は13時から。最終日は15時30分まで。

《場所》
新宿御苑インフォメーションセンターアートギャラリー

最寄り駅
地下鉄丸の内線 新宿御苑駅より徒歩5分。
   JR新宿駅南口から歩くと10分くらいです。

水浅葱の会(青木美和主宰)という水彩画グループの第3回目の展示が、新宿御苑の審査を通って決定しました。

カブは果物?

2006-12-18 16:29:51 | 自然農

今年最後の自然農の例会に出かけた。
本当は午前から大掃除の日だったのだが、連日の睡眠不足がたたり起きられず、お昼近くに家を出発。飯能から山を越え、柳川~赤仁田~徒歩20分というコース。

到着したときは日が傾く2時過ぎ。
先輩たちに遅くなったことをわび、冬野菜のことなどいろいろご教授いただく。
成長しすぎると割れてきたり、すが入ってしまうカブや大根はさっさと収穫し方がいいこと、間引く間もなく育っているカブ、今からでも間引いた方が大きくなるチャンスができることなど教わる。

秋から順調に育っているのは畑に力があるからだと思っていたが、先輩たちいわく、それだけではなくて、暖かい冬だからだそうだ。いつもの年はここまでは収穫できないんだそう。

これから毎日、霜が降りるようになると青物は育たなくなり、大根も土の中で凍ってしまうそう。

野沢菜が霜を受けて、少しだけ紫色の斑点をつけ始めた。
収穫したてのみやま小かぶをかじってみたが、果物のように甘かった。

ハーディングフェーレを聴こう

2006-12-14 23:18:35 | 北欧トラッド
ノルウェーの民俗音楽グループ「イェートール」のメンバーでもある樫原聡子さん(ハーディングフェーレ)とアイリッシュの山口智さん(フィドル)と長浜武明さん(バゥロン)のライヴが六本木ヒルズのアイリッシュ・パブ“Wishing Well”で行われるそうです。

★Irish music & Norwegian music
 山口智(フィドル)樫原聡子(ハーディングフェーレ)長浜武明(バゥロン)
 日時:12月23日(土)19:00~
 場所:Wishing Well(六本木ヒルズ)


ハーディングフェーレの特徴の一つが楽器に施された螺鈿模様の装飾です。
ハーディングフェーレとは、「ハルダンゲルHardanger(地方)」のフィドルという意味。メロディー弦の下に5本の共鳴弦が張ってあり、メロディー弦を弾くと、とても繊細で豊かな響きになります。
写真:YO-RI

Gjetord イェートール

2006-12-11 20:53:29 | 北欧トラッド
photo YO-RI

12月6日、ノルウェーの民俗音楽グループ イェートール(Gjetord)のコンサートに行ってきました。明日館のラウンジにノルウェーのクリスマス・ツリーや小人ニッセが飾られ、暖かくほのぼのとした雰囲気の中でノルウェーのトラッドに浸ってきました。

Gjetordのメンバーは

エレン・マリエ・タンゲン Ellen Marie Tangen: 歌 sang,
マグンヒル・ベルゲ Magnhild Berge: 歌 sang
ハリエット・ヘレネ・フェルドハイム Harriet Helene Fjeldheim: 歌 sang
セーラ・ナイジェル Sarah Nagell: 歌 sang, フェーレ fele, ハーディングフェーレ hardingfele
樫原聡子 Satoko Katagihara: フェーレ fele, ハーディングフェーレ hardingfele、歌 sang


このグループは民俗音楽の宝庫とよばれるノルウェー南東部のテレマルク地方出身の女性のグループでメンバー全員がテレマルク大学の音楽科で民俗音楽を学んだ級友同士なのだそうです。

リーダーのEllen Marie Tangenさんは、自分の山羊牧場を持っていらっしゃる方ということもあるためか、Gjetordも山の牧場の生活の中の音楽を得意とします。

コンサートはLokk(ロック)でスタート。
ロックは牛飼いや羊飼いの呼び声でスウェーデンのクゥーラと似ていますが、声の質はクゥーラよりも柔らくメロディアスな印象。
3人の歌い手が三方からLokkを歌いながらゆっくりと入場し、会場は一瞬のうちにノルウェーの田舎の一室に空間移動。3つのLokkからハーディングフェーレによる「スプリンガル」という踊りの曲へなだれ込みました。

口琴も使った牧場の音楽、ノルウェーの踊りの曲、ポルス(ポルスカ)やクリスマスの曲、3声の曲、5声の曲、ヴォーカルとハーディングフェーレ、ソロと変化に富んだプログラムでノルウェーの民俗音楽を紹介してくれました。

今回の来日コンサートは、エドヴァルド・グリーグ没後100年(2007年)のプレ・イヤーイベントでもあるため、グリーグにインスピレーションを与え作曲されたピアノ曲とその元曲の聴き比べをするという時間もありました。

明日館のラウンジは60人も入るといっぱいになってしまう会場ですが、この日はほぼ満員。まったくマイクを使わない生の音を聴くことができたので、ハーディングフェーレの共鳴音も口琴もヴォーカルの細かいニュアンスもしっかりと味わうことができました。コンサートを制作してくださった主催の方に感謝!


写真:休憩時間に振舞われたノルウェーのクリスマス菓子。渋谷のClaraという洋菓子やさんにレシピをお渡しして、この日のために特別に焼いていただいたんだそう。どれも、おいしかったです。

消えていった麦畑

2006-12-09 00:25:59 | 自然農
 
畑仲間にもらった麦の種を母がプランターに播いてくれました。
3週間で10センチ。ぴんとまっすぐ上に伸びている様子は麦の子どもの整列みたいで可愛いらしい。

君津の実家の周辺は私が30年くらい前まで畑ばかりで、農家は稲刈りが終わり、一連の作業を終え、一息ついた頃に蓮華の種蒔きと麦播きをしていたそう。

霜柱が立つころになると小学生の低学年くらいまでの子どもが麦踏の手伝いをしたものだと、この麦の写真を眺めながら母が教えてくれました。そのくらいの子どもの体重が麦踏には丁度いいらしい。麦が実って風に揺れる様子はとてもきれいといいます。

この土地で誰も播かなくなってしまったのはなぜ?
安い麦が海外から入ってきたからだとしたら、とても残念。


手前味噌

2006-12-07 22:34:32 | 料理

実家で仕込んだ味噌の封を切って味見。コクがあって、おいしい。炊き立てのご飯に乗っけるだけでもご馳走になりそう。

今年の1月16日に祖母に手伝ってもらって仕込んだ味噌。重さを量ったら約12キロほどありました。例年のものよりもコクを感じたのは、玄米麹を使ったからかも。

味噌は樽の下の方がより発酵しているので、下と上をひっくり返し、その中に麦麹で作った味噌(買ったもの)2キロを混ぜ込む。樽をひっくり返して上下を入れかえる技は無理なので、麦麹の味噌を少しずつ入れながら、別の樽に味噌を移しかえる作業をしました。

来年分の仕込みにむけて、

・12キロだと一年で食べきってしまうので、もう少し量を増やして、長く熟成する分も作りたい。
・大豆は自分の畑でできたものでともくろんでいたが、収穫量が多くなかったので、自然農、もしくは無農薬に近い形で作った近場の大豆を手に入れたい。しかし、自然農の大豆は市場に出回っているのか。
・来年も今年と同じように玄米麹を使うこと。ただ、玄米麹はふっくらとはしていないので、量を増やすか、普通の麹も混ぜたらどうかということ。(なーんとなく玄米の麹は発酵が遅いような気が。ならば、時間をかければいいのだろうか)ちなみに今年の比率は大豆1:麹1。
・麦麹で作った味噌を出来上がった段階で混ぜるのと、最初から麦と米の両方の麹を混ぜて作ってしまうというのもいいかも。

来年分の仕込みを行う1月半ばまでに、いろんな作りかたについて、知っておきたいと思います。


写真:つぶつぶに見えるのは玄米麹

季節へのまなざし

2006-12-04 22:37:47 | 絵画・イラスト・写真
フリーフォート、ラーナリムやヨハン・ヘディンなどスウェーデン・トラッドのアーティストの写真でおなじみのYO-RIさんが新所沢のカフェ「ぶるぅ」でマッチ絵アーティストのIkucoと二人展を行います。

以下、引用...

2人展 写真とマッチ絵「季節へのまなざし

Ikuco...74年生まれ、所沢在住。
マッチ箱をキャンバスにして描いた絵、それがマッチ絵。小さいけれど、せまくない、マッチ絵の世界を展示します。

YO-RI...1955年福岡生まれ。主に演奏会、ライブ、発表会などの舞台写真で活動。趣味は自然写真。さりげなく、そして美しい自然の造形。そんな姿を感じるままに切り取ってみました。

■2006年12月5日(火)~12月17日(日) 11:30-17:00  12月10日は定休
■会場:カフェぶるぅ 359-0044 所沢市松葉町29-1 電話04-2998-5400 
    西武新宿線 新所沢東口徒歩5分 
※夜もお店はやっていますが、貸切になっている日もあるそうですので、ご来店の前に確認していただけると有難いです。