リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

NHK大河ドラマ

2024年01月13日 21時18分15秒 | 音楽系

今年のNHK大河ドラマは平安時代ものでちょっと方向が変わりました。信長や家康なんかが出てくるのはもう見あきましたので今度はどうだろうかと第1回を見てみました。

第1回からなかなかの展開で面白かったです。久しぶりに毎週録画予約をセットしました。ただ惜しいのは藤原為時役の役者さんがちょっとミスマッチ。為時は和歌や漢籍に通じているインテリですが、そのインテリ感というか学者感がちょっと乏しいですなぁ。もうちょっと知的な感じの人がよかったです。

以前の平安時代ものでは「平清盛」がありましたが、吉松隆が音楽を担当すると言うので何回か見ました。画面のトーンが少しくすんだ感じでよく時代の雰囲気を出していていい感じでしたが、どっかの知事さんが画面が汚いとかおっしゃって、それにNHKが忖度したのか急に途中からトーンが妙に明るいものに変わりましたのでもう見るのを止めました。あれってカメラさんや映像を担当している人たちは悔しかったでしょうねぇ。

いつぞやの大河の音楽はハリウッド映画みたいな感じだったですが、平安時代ものにはさすがにそれはあわないでしょう。今回音楽を担当する冬野ユミのサウンドもなかなかいい感じです。はたして私は飽きずにこの連続ドラマを1年かけてみることができるのでしょうか。


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2 コメント

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Unknown (やまねこ)
2024-01-14 11:22:08
こんにちは。
大河ですかあ。
昔はかかさず毎週見ていました。
でも昨今のものはすっかり見なくなりました。
時代とともに、かつての重厚な俳優も引退し、或いはいなくなり、若手が出てくるのは仕方ないです。でも、なにか物足りないなあという感想を持ちますね。
最後のほうで見たのは、信長、篤姫、龍馬伝だったかなあ。。。。
戦国物はとにかく必ず見ましたし、幕末ものも見ましたね。
とにかく時代物は主役の年齢適格性、重厚性、言葉使いの時代考証性、振る舞い、殺陣の確かさ、それらの総合的な貫録と時の時世のマッチングが勝負だと思うのです。

あくまで私見ですが、私にとって今の最近の大河に興味が薄くなってしまったのは、色恋沙汰の恋愛性のからみを混ぜた背景は必要なく、又、時に現代的なしゃべり方が出たりするとか、配役の抜擢の適格さとか、そういう事柄の諸々が気になって仕方ないのでした。
人によって当然、好みに違いが出るものですが、私にはやはり風雲の殺伐とした時代背景の中で、闘いの中で生きぬく庶民、領主の生き様に魅力を感じるのですねえ。
すると明日からの商売への勇気が湧いてきます。今に見ておれ、負けねえぜ!っていう感じで(笑)。
生なくい貴族の物語等ではとても物足りない感じなのです。
人間の性格、持って生まれた性分とか、そういうものがあるんでしょうかね。この年末年始に12時間物の大型時代劇を期待したのですが、やはり過去の再放送物ばかり・・・・。
時代劇が受けなくなったのか、配役に適当な者がいないのか、なんだかつまらないものです。
re (nakagawa)
2024-01-14 13:46:20
大河の人気が低迷気味なのでNHKはいろんな番組で大河に関係のある内容をやりますが、それって体のいい番宣ですよね。ちょっとやりすぎのような。

最近キリシタン関連の小説やノンフィクションばかり読んでいますが(これはたまたまもありますがとある目的もあります)、川越 宗一 のパシヨンなんか大河でイケる感じです。

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