金融危機[失政のつけ」

2008-09-28 17:45:02 | Weblog
米大統領候補の民主党オバマ、共和党マケイン両上院議員による初のテレビ討論会が26日、南部ミシシッピ州オックスフォードのミシシピ大で開かれた。最大の政治問題化している金融危機やイラク戦争で激論を交わしたが、オバマ氏がブッシュ共和党政権の失政のつけと追及、積極的に攻勢をかける場面が目立ち、マケイン氏は防戦気味だった。CNNテレビが討論会終了直後に行った電話調査によると、51%がオバマ氏の方が優勢だったと答え、マケイン氏優勢は38%。NBCテレビでもオバマ氏は51%、マケイン氏は35%で、有権者の反応はオバマ氏に軍配が上がった。三回目の討論会のうち、初回のテーマは外交だったが、金融危機への対応に国民の関心が集中しており、冒頭、経済政策の議論が交わされた、オバマ氏は、現在の金融危機が「1929年の大恐慌以来」との認識を示した上で「これはブッシュ大統領が八年間推進し、マケイン氏も支持した経済失政の最終判決」などと批判した。一方、マケイン氏は「危機の大きさに異論はない」と述べ、危機を政争の具にすべきでないと反論わたしの政権下ではしかるべき人物に責任を取ってもらう」と述べ、断固とした対応を取る姿勢を示した。両候補はイラク問題でも激しく応酬。オバマ氏はマケイン氏に「あなたは間違っていた.開戦時には、すぐ簡単に勝てると言っていた」と批判。マケイン氏は「われわれがイラクで勝利を収めつつある事実を認めていない」と述べ、オバマ氏は軍の最高司令官にふさわしくないと強調した、、、、、マケイン氏は軍事専門家だから軍事の話はできるが経済となると未知の分野のようだ。ただ、イラクの戦争状況は負けているとは口が裂けても言えないから勝利はすぐそこのあるというしかないだろうが誰が見てもイラク・アフガンは泥沼の戦争状況だ。また経済状況はブッシュ政権が推し進めた住宅政策がサブプライム住宅問題を引き起こし、これが引き金となり世界金融大恐慌を引き起こしたからマケイン氏は何とも歯切れが悪いしかるべき人に責任を取ってもらうといっても一個人が責任を取ってどうなるものでもない。米国経済は世界を巻き込んで世界沈没に向かいつつある。オバマ氏が政権をとっても今言っていることと違う路線をとらざるをえないかもしれない。

世界金融危機と日本金融界

2008-09-28 16:40:11 | Weblog
米国を中心にした金融恐慌米国と欧州の銀行の破たん吸収合併。そこに日本金融界の米国進出、三菱フィナンシャルグループの九千億円投資、野村ホールデングスの投資、三井フィナンシャルグループ。三井はボタンの掛け違いみたいで断念。みずほグループはすでに救済実施。野村はいいとしても日本のメガバンクは過去に破たん寸前で国民の税金による公的資金を受けている。確か完済したのは三井住友グループだけで後の銀行は未返済のはずだ。公的資金投入時の約上で税金支払い免除を受けメガバンクはいまだに利益金の4%しか税金を国に支払っていない。なのにこの時とばかり米国に一兆円以上の投資をしているそんなカネがあるならば公的資金は国民の税金だ、外国に投資する前に国に返済すべきだ、国民の金で金儲けをするな。あまつさえ国内に目を向ければ外国に投資する金があるのに国内企業には、貸しはがし、貸し渋り、貸し止め、中小と言わず資金繰りができなく業務の停滞,破たんに追い込まれている、銀行も商売だから危ないとこには貸したくないのは分かるが、まずは国内企業が潤うか、立ち直れば内需拡大につながり景気回復に向かえると思う。米国に資金援助しても必ずしも利益還元できる保証はない。まずは国内企業に資金援助することが過去において国民の税金で救済されたのだから、恩返しではないのか。政府は大企業優先でことを運びすぎ。先にも書いたが大手企業は税金の納付率4%、中小企業は30数%、サラリーマンは20%も納付している。米国に投資するのもいいが国内企業を助けてからにしてもらいたいもんだ。民主党が政権を取ったら大企業からびしびし税金を取り立てたら小沢さんの言っている二十二兆円は簡単に資金確保できるはず。

「危険な人が来た」

2008-09-28 14:59:03 | Weblog
「危険な人が来た」辞意を固めた中山国土交通省にた対し、国交省内では24日の就任直後から、記者会見などで過剰なまでに道路整備の必要性を訴える姿勢にこんな評判が立っていた。その予感は的中。27日に凝り返された日教組批判には「信念だからもう仕方ない」とあきらめの声も漏れた。成田空港の反対運動を「ごね得」、「日本は内向きな単一民族」、「日教組の子供は成績が悪くても先生になる」失言三連発は、組閣翌日の報道各社とのインタビューで飛び出した。問題視した報道側の動きにあわてた同省幹部らの説得に応じる形で、夜になっていずれの発言も撤回したが、よく26日に抗議に訪れた日教組との面談は拒み、宮崎市内で再び思いを爆発させた。一連の問題発言や抗議への対応で事務方の政策説明はまだ途中のまま、中山氏は国交省を去ることに。中堅幹部の一人は「日教組は所轄外なのに、これでまたわが省の印象が悪くなる」と道路特定財源の無駄使いなどで集中砲火を浴びた後遺症の悪化を予想し、ため息をついた。、、、、奥さんと違って右翼的な人間なんだ、国交省の役人も頭を抱え込むだろう、国交省と農水省は自民党の鬼門なんだ。麻生さんも組閣がバタバタだったから身体検査もしていなかったんだ。次はだれかな、中川昭一さんあたりかな、雑誌に二十二兆円を掲載し自民党はあわてふためいている。

中山国交相きょう辞任

2008-09-28 13:41:03 | Weblog
中山国土交通相の辞任は、発足間もない麻生政権を大きく揺るがしそうだ。麻生太郎首相は辞任で事態の鎮静化を図る構えだが、不適切発言を連発する人物を入閣させた首相の任命責任は甚大。民主党と雌雄を決する次期衆院選目前の辞任劇は、政権自体の致命傷になりかねない。11月上旬の衆院選をにらむ首相の解散戦略
にも影響を与えそうだ。中山氏の発言は弁解の余地がない。個人的な信条のようだが、閣僚となれば言動の及ぼす影響は大きく、慎重さが求められる。実際、中山氏は25日の発言を撤回、謝罪している。阿倍元内閣以来、繰り返される「閣僚の失言・撤回・陳謝・辞任」という失態は、日本政治のレベルを疑わせる。国民的な人気を自負し、民主党の小沢一郎代表との「太郎・一郎対決」に挑む首相は、自らを一枚看板とする政権をスタートさせた。そのとたん、「脇役」が足を引っ張る事態となったのは皮肉だ。がけっぷちに立つ自民党。首相自身が総裁選の圧勝に酔い、政権の危機に思いが至らなかった野だとしたら、衆院選での苦戦は免れないだろう。、、、、、政権発足一週間よくやるね、何を考えてこういう人を大臣に据えたもんだ、最初の時点では別の大臣就任を予定していたが本人が固辞したため厚生労働大臣に落ち着いた。確か官僚上がりだろう頭も悪くないはずだがおごり高ぶってしまったのかな。奥さんの中山恭子さんは物静かで理知的な人だが旦那の選択ミスだね。おとなしそうだからこういうワンマンタイプにひかれたのかな。これは個人的な問題だが、麻生さんも選択ミスだったね、選んだ以上は任命責任を問われても仕方ない、オーミステークといってもいまさら遅いよ。