NAGAO Junior High School

長尾中学校の日々の様子を紹介します。

4/11  4月7日 平成29年度入学式 106名の新入学生を迎えました

2017-04-11 12:45:14 | 全体

 新入生の皆さん、入学おめでとうございます! 

 前日からの雨模様で、天候が心配されましたが、長尾中学校関係者には運の強い人が多いのでしょう。登校する時間には雨もやみ、足もとはぬかるみもあるものの薄日も出てきました・・・と強がってはいるものの、天候の回復でほっと胸をなでおろしましたのが本音です。願いが通じてよかったです。一方、新入生を迎える準備は着々と進み、万端整って入学を待つばかりとなっていました。

          

 新入生がちょっと緊張した顔で登校してきます。初々しい姿からは「やる気」が感じられ、こちらも背筋が伸びます。クラス分けも気になるところです。学級もわかったので、教室へ移動です。そこで、初めての学級担任との顔合わせ、そして式の進行や動きも確認終了、入場を待つばかりとなりました。拍手に迎えられ、うれしはずかし、ちょっぴり背伸びしての入場です。花道はとってもい気分、歩く姿勢から中学生となることへの意気込みが伝わってきます。

      

 入学式が始まりました。新入生の呼名です。学級担任が一人一人の氏名を読み上げると、はっきりと元気のいい返事がかえってきて、新入生徒の張り切った気持が会場いっぱいに広がります。一生懸命がかっこいい、大好きな瞬間です。

 そして学校長から「夢の実現のためには、自分の心に灯をともすことが大切になります。心の灯とは、皆さんが前進する原動力、一人一人の夢です。・・・・・学習はもちろん部活動、自力登下校、無言清掃、挨拶運動など、本校には自らを鍛える場がたくさんあります。「なぜ、何のために」という疑問と向き合いながら、元気よく挑戦してください。また失敗や間違いも、未来への大きな勉強です。くじけそうになっても立ち上がり、自分づくりの喜びや自立への手ごたえを味わってほしいと思います。・・・・・私の夢は長尾中学校を「なかまとともに高め合う元気な学校にする」ことです。長尾中学校の合言葉は「なかま」「高め合う」「元気」の三つです。いつも心に置き、夢に向かって全力で挑戦する三年間であってほしいと願います。・・・・・お互いに世界でたった一人のかけがえのない存在だということを大切に、ともに汗を流し、ともに笑い、ともに涙を流すことによって「なかまとともに高め合い、元気な自分をつくる」こと、そして豊かな人生を送るための共生の基礎が培われるのだと考えます。人との出会いに感謝し、大きく成長してほしいと思います。」という式辞がありました。

 また教育委員会告示では安藤教育長様から、夏目漱石さんの名言「真面目に考えよ。誠実を語れ。摯実に行え。汝の現今に播く種は、やがて汝の収むべき未来となって現れるべし」という言葉を紹介されました。これは、「真面目に心をこめて考え、誠実な心で語り、全力で行動しよう。そうした生活を続けることが、将来、自分にとって価値あるものになる時が来るだろう」という意味だそうです。漱石さんは、人生の基礎を「種をまく時期」、身につけた力や夢の実現を「収穫する価値ある未来」と表現したのです。長尾中学校で過ごす毎日が、めざすべき将来につながっていることを強く意識することで、日々の課題に立ち向かう勇気と熱意がわかがってくると、激励をくださいました。

         

そして、生徒を代表して3年:木村生徒会長が歓迎の言葉を伝え、2・3年生がようこそ長中への思いを歌声に乗せ、「青春の1ページ」を合唱しました。また、新入生を代表して村上さんが、入学の日の熱い思いをしっかりとまとめ上げた新入生宣誓を行いました。

       

新入生のとっても清々しく、そして新しい気持ちで中学校生活の歩みを進める姿が、学校全体に活気を与え、長中全員なかまとともに高めあって元気になるぞという入学式になりました。足もとの悪い中、お越しいただいた多くのご来賓、地域の皆様、保護者の皆様、ありがとうございました。