二日酔いを意味する英語の「はんぐおーば(a hangover)」
まあ“酔っ払い”の言うこと。by.NA-094
はんぐおーば
あさましい
ここ数日、続いている災害報道で、
不安に駆られた人達による”買い占め”行為が続いていた。
それが、また、さらに災害不安を煽るような悪循環が続いている。
どうせ、ヒステリーに駆られた連中によるものだろうと思っていたが・・・。
朝食を取り忘れたこともあり、
通勤前に最寄りのコンビニエンスストアに寄ってみる。
カツサンドかカレーパンでも、食べたい心境だったが、
パン売場には、どちらもない。
あるのは、ハムサンドイッチとタマゴサンドイッチぐらいだった。
他の商品も、”買い占め”られてしまったのか、
食品コーナーには、大したものはない。
仕方なく、飲料の冷蔵庫をのぞいていると、1人の男が店に入ってきた。
男は、まっすぐに食品コーナーに向かっていくと、
すべてのサンドイッチを、まとめてカゴに入れていく。
この災害時の行動として、あまりに非常識だった。
「おい、ふざけるな!そんなに1人で買い込んで、どうする気だ」と、
言いかけて、男が”正常”でないことに気が付いた。
目の焦点があってなく。
フラフラとした足取りだが、意外に素早い動きで、
レジに向かうと、店員に言い訳がましく喋りかけていた。
その言動にも、”危うさ”が感じられ、
精神的に不安定なのが、ハッキリと感じられた。
男は、きれいにヒゲを剃っているのか?
”つるん”とした顔立ちで、年齢がわかりにくい。
20~40代と思われる。
この男の精神状態が、もともと不安定なのかは分からない。
不用意に”注意”などすれば、どのような行動に出られるのか、
分からないものが感じられ、躊躇した。
(かなり、ビビってしまった)
もっとも、相手が”刃物を振り回す”ような事態になっても、
”警察”を呼べばいいのだが、出社前に面倒は避けたかった。
そうでなくても、ここ数日、わずらわしい気分なのだ。
結局、男が店から出ていくのを見ているしかなかった。
災害が、二次的な被害を起こす場合は、色々とあるようだが、
とくに気をつけたいのは”人災”かも知れない。
精神的な負担から、おかしな行動をとるものは、別に珍しくもない。
自分のことなら、ともかく、他人への抑制は難しいときもある。
この男が、賞味期限内に使いきれないほどの食料や飲料を買い占めても、
それを、ただの”ゴミ”にしてしまうのは、
なんとなく予見できる(腹立たしいが・・・)。
”自分のことしか考えていない”と言うより、”自分のことすら見えていない”。
追記:
死傷者も出ているのは事実だが・・・。
ハッキリ言ってしまえば、”東京”の災害規模は、軽微でしかない。
多少、不具合はあるが、水道と電気が使えて、ガスで調理もできる。
まず日常生活を送れるものが、早い段階で立ち直っていかなければ、
本当の”被災者”が、いつまでも支援を受けられない。
・・・と言うことで、地震に関しての記事は、今回で終わり。
まずは、身の回りからである。
今回、ブックマーク登録している方のブログには、
災害支援にともなう注意や呼びかけが記されていた。
日頃、災害を考えることはあっても、体験してから、
気が付くことの多さを実感していた身には、内容のあるものだった。
ここにも、リンクを用意することにした。
「京都から、気まぐれな日記」
多くの人の参考になるものだと思われる。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« まだ揺れている | 火事場ドロボ... » |
おおきに!
不安を煽りたくないから書けない記事も多いけど…
今週末は海沿いは注意が必要だしなあ
っと
先ほど関東に地震速報出てたのね
こう言うときこそ、注意が必要だと認識している”つもり”でしたが、迂闊な真似をしてしまいました。