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赤いレンガとドイツのビール:2016年横浜オクトーバーフェスト(1杯目)

(前回の続き)
ビールの本場、ミュンヘンでは、毎年9月下旬から10月中旬まで
「ミュンヘン・オクトーバーフェスト」が開催される。
これは、世界的にも知られる世界最大のビアフェスティバル。
期間中は600万人以上もの人々が会場を訪れ、盛大に歌や踊りが催される。

ドイツには日本のような全国統一ビールメーカーはなく。
6000にも及ぶビールの銘柄が存在し、
そのほとんどが小さな醸造所で造られている地ビールとのこと。
日本国内に存在するクラフトビールーメーカー(地ビール醸造所)は200社ほど。
アメリカでは4000社。
消費者の嗜好や文化的な背景もあって、一概には言えないけど。
やはりスゴい。

そんなドイツのビールで忘れてならないのが、
1516年発令された「ビール純粋令」
これは、ビール工場などを見学すると説明されることも多く。
お酒に関する資料にも、ちゃんと記載されているけど。
ビールの原料に麦、ホップ、水、イーストのみを認めたもので、
世界最古の食品衛生法でもあるのです。

この祭りのための特別のビールが3月に仕込まれる。
その名も“オクトーバーフェスト”は、
公式に認められた6つの醸造所が醸造している。






オクトーバーフェスト公式醸造所の1つシュパーテン(SPATEN)。
ビールの本場ミュンヘンで600年の歴史をもつ醸造所。
近代的で品質の良いビールを造るために冷蔵施設を開発し、
世界中のビールの基礎技術となったラガービールを発明した。
(続く)

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