毎月の第２金曜日は、サラリーマン時代のOB会が主催する碁会の日です。１０日に３月の例会が開かれました。退職してから早いもので２６年の月日が流れてゆきましたが、毎月の碁会はわたしにとって唯一楽しい日です。毎月欠かさず感謝しながら参加させていただいています。
「６年前の３月１０日も碁会の日でした。その翌日(１１日）は、死者１万５８９３人、行方不明者２５５３人を出した東日本大震災の日です」と碁会の始まる前に会長さんが話されました。
今朝の新聞には、大震災から６年が経過していますが、いまだ仮設住宅で避難生活を続けている人は約３万４千人いるとのこと、復興はなかなか進まないでいるようです。
それにしても思い出すのは昨年４月１４日と１６日に発生した震度７の熊本地震です。震度７の猛烈な揺れを２度も経験し、その恐怖といったら他に伝えようがありません。幸いにしてわが家では大きな被害もなかったのですが、余震は続きました。200回を超える日もあったそうです。
地震発生からやがて１年を迎えようとしていますが、余震の回数は徐々に減ってはまいりましたが、今も日に何回かの余震が起きています。気象庁の記録ですが、今年2月末までの震度1以上の熊本地震の余震は4259回を数えるとあります。
今年になってから東北地方では震度5弱～6弱の地震が２度ほど起きています。この地震、東日本大震災の余震だそうです。いつまでたっても余震は続くのですね。熊本にも、また、大きな地震が来るのではないかと心配でなりません。
日本は地震大国といわれています。ひごろからの防災対策は絶対に欠かせないと改めて気を引き締めた今日の碁会でした。