毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

お月さまが陰ながら消えていった。

2014-10-09 21:25:00 | 日記

  昨夜、午後6時を過ぎるとあたりはうす暗くなった。東の低い空の満月が、我が家の小さな庭を明るく照らしている。しばらくして地球の陰に月がすっぽりと入る皆既月食が約3年ぶりにはじまった。興味深々。午後6時15分ごろから月が陰げ始めた。日ごろ観ることのない素晴らしい約2時間の天体ショ―。“うちの奥さま”と一緒に時間のたつのを忘れかたずをのんで眺めていた。ところであなたは今回の「皆既月食」を見ましたか?

  今日、ノーベル文学賞の発表があった。大いに期待された村上春樹さん、今回も受賞を逃した。人ごとながら残念でならない。しかし、受賞を逃したからと言って、村上さんの功績が落ちるものではない。来年もある。心機一転、また素晴らしい作品をお願いします。

  明日はサラリーマン時代のOBが集まる定例の碁会。このところずいぶんと成績が悪い。碁力の低下を年のせいにするわけにはいかない。心を入れ替え頑張ることとしよう。毎年夏に開かれているケーブテレビの碁会が今年は10月12日に開かれることとなっている。これも楽しみでならない。少し欲張りすぎるが、これも優勝を目指すこととしよう。ただ、南の海上にある大型台風19号の進路が心配だ。


 


ノーベル物理学賞おめでとうございます

2014-10-08 19:17:17 | 日記

   今年のノーベル物理学賞は日本人の3人に贈られると発表された。赤崎勇・名城大教授と天野浩・名古屋大教授、中村修二・米カリフォルニア大学サンタバーバラ大教授の3人。赤崎教授と天野教授は青色の発光ダイオード(LED)を初めて作り、中村教授が実用化につなげた功績による。これにより光の3原色が出揃いLEDで幅広い色が再現できる道筋をつけたとある。

   ノーベル賞を創設したアルフレッドノーベルは遺言書に「人類に最大の恩恵をもたらした人物」に賞を贈ると記した。スウェーデン王立科学アカデミーは今回の受賞発表文で「青色LEDは人類に最大の恩恵をもたらした発明」と最大の賛辞で称えた。一日本人として小さな声で受賞の3人の先生がたに最大の賛辞を申し上げたい。本当におめでとうございます。

   さらに明日9日には文学賞の発表がある。候補として日本の作家村上春樹さんの名が上がっている。発表が待ち遠しいところだ。10日には平和賞の発表が行われる。これにも「日本国憲法9条」がノミネートされていて、予想では最有力の受賞候補とある。

   憲法9条がもし受賞するとなれば、受賞者は私も含む日本国民全員が受賞することとなり、戦後68年の間、1人の戦争犠牲者も出さず平和を守り抜いた証が世界中に認められる。もし、受賞できなかったとしてもそれは日本が誇れる平和のシンボルに変わりない。大切にしなければと痛感する。

  集団的自衛権の行使の憲法解釈を閣議決定した安倍総理には、世界が注視するこの現実をもっと注視して欲しい。小人のささやかな願いだ。

 

 

 

 


鵺(ヌエ)という妖怪が現われた。

2014-10-07 11:42:39 | 日記

  7月1日に閣議決定された集団的自衛権の行使についての憲法解釈は、戦争への道を開く暴挙としか言いようがない。憲法上集団的自衛権は否定されてきたにもかかわらず、それを容認する憲法解釈を閣議決定したものだ。それはまさに立憲主義の破壊につながる。憲法9条を真っ向から否定する行為でもある。集団的自衛権行使についての解釈変更は全国民の総意に基づくものでなければならず、手続きを踏んだ憲法を改正する以外にはない。

  国民安保法制懇は、安倍首相の私的諮問機関である「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)が、「限定的に集団的自衛権を行使することは許される」として、憲法解釈の変更を求める「提言」を5月1日安倍首相に提出した。即日、安倍首相は記者会見を開き、集団的自衛権行使容認の方向性を明言し7月1日にはそれを閣議決定した。

  これに異論を唱える学者の方々が「本家・安保法制懇」の向こうを張って結成したのが「国民安保法制懇」。2014年9月29日に「閣議決定の撤回を求める声明」を発表し政府に提出した。

  その抜粋

  《7月1日の閣議決定は、地球全体にわたる「グローバルなパワーバランスの変化、技術革新の急速な進展、大量破壊兵器などの脅威等」の事象を抽象的に並べるにとどまり、日本との関係でどのような国際情勢・安全保障情勢の現実の変化が集団的自衛権行使を必須とするのかをまったく明らかにしていない。それにもかかわらず、集団的自衛権を否定すべき論拠によって、それを容認する正反対の結論を支えようとする無理な論法を押し通した結果、この閣議決定の内容は、その意図も帰結もきわめて曖昧模糊としており、“見る者の視点によって姿の変わる鵺(ヌエ)とも言うべき奇怪なもの”と成り果てている。と結んでいる。

 鵺(ヌエ)については5日の朝日新聞「天声人語」をそのまま使わせて戴く。

 「妖怪といっていいのだろう。頭は猿、胴は狸、尾は蛇、手足は虎、声はトラツグミに似た獣を鵺という。平家物語や世阿弥に登場する。転じて、正体不明な人物や物を指すようになった。」

  鵺(ヌエ)とはまさに言い得て妙がある。曖昧模糊たる集団的自衛権の定義と解釈、その範囲。今後どのようになっていくことだろう。不安がつのる。立憲主義に基づき、姑息な閣議決定ではなく、堂々と憲法改定の手続きを進められることを総理に望む。

  


秋晴れの下で朝の散歩

2014-10-06 15:09:58 | 日記

  台風一過の晴れ渡った秋空の下、朝の散歩は気も心も日本晴れ。台風18号は何事もなく去って行ったが、そのすぐ後には台風19号が控えている。秋晴れもここ数日のこと。

 散歩の途中で出会ったたわわに実のついた柿の木や花たちに心がなごむ。今日も1日元気でいこう。

       (たわわな柿の木)     (萩の花)

                                 

           (花の名は知らない)      (そばの花?)


大型台風18号の最接近

2014-10-05 20:07:16 | 日記

  大型で強い台風18号は5日、九州地方の南海上を北へ進んだ。午後6時すきに熊本地方に最接近したが、強風域と暴風域の境にあり、どうやら大きな被害も出ず一安心。九州南部や伊豆諸島では、台風と太平洋上の前線の影響で積乱雲が発達し大雨となっている。

  台風18号は本州に今年接近した台風のうち最大規模で、関東付近を通過した過去10年の台風の中でも最大級の勢力を維持するとみられ、気象庁は厳重な警戒を呼びかけている。台風は6日午前には東海地方に上陸し、関東を横断する可能性もあり、通勤・通学の足に影響を与える恐れがあるという。

  戦後最大の犠牲者を出した御嶽山の大噴火、いまだ12名の消息が分かっていない。この台風で明日の捜索は中止されると言う。ご遺族の気持ちはいかばかりかと気にかかる。台風の被害がなかったと言って我がことだけを考えるわけにはいかない。

   さらに台風19号も南の太平洋上で勢力を強めており、18号と同じコースをたどると予測されている。大きな被害の出ないことを祈るばかりだ。

   昨日散歩の途中で採ったむかごのご飯、わが家での秋の最高の味覚。美味しいことこの上ない。台風や火山の噴火で苦しむ方が沢山いるというのに幸せなことこの上ない。