保護犬と豊かに暮らすために

ペットロスからはじめった保護活動。奇しくも8年目で施設が閉鎖となり、行き場のない問題犬4頭を我が家に迎え暮らしています。

マイペースになれないジャック

2017-08-09 15:05:03 | 日記
ジャックはテツが吠えたり、テツの行動が気になると吠える。
すごく神経質な性格だ。
多頭飼いには向いていないので、いい里親さんがいたら譲渡したいと思うのだが誤飲癖があるのでなかなか難しい。
マイペースに過ごせたらもっといい子なのに。
ここにいると、いつも怒られてばかりでかわいそうな、ジャック。
寝る時もベットに入ってこようとするし、すごく甘えん坊で寂しがりや。
もう少ししたら慣れてくれるのかどうか、、、お互いにストレスになっている日々。。。


歯を削ってからのテツくん

2017-08-06 14:02:29 | 日記
テツくんは我が家に来て5年。

歯を削ってからは、噛まれても大ケガになる事はないと自分に言い聞かせ、なるべくスキンシップをとるように心がけた。
それでも、噛みぐせはあるが、頻度は減り威力も弱くなったようだ。
最近も指先を噛まれたが、傷が深くつくというよりも打撲したような感じになる。

新入りのジャックが来てからは、少し大人になったというかお利口になっている。
すごく褒められるのが嬉しいようで、ジャックよりもいい子にしている感をアピールするほど、陽気な子に育ってきた。

しかし、寝ている時に寝ぼけているのか、急に唸り声をあげたり、尻尾を追っかけるような事をする。
その度にジャックが反応して吠えるので気が気ではない。

テツが施設で里親募集をしている時に、元飼い主を名乗る人がブログにコメントをしてきた。
我が家から逃げてしまった子で、飼い主にも噛み付く子だったと。
その家族も、里親になったと書いていた。
コメントではなく、施設に直接メールか電話をして欲しいと伝えたが、いっこうに連絡はなく現在に至っている。

本当かどうかわからないが、もしも、その事が事実だとするとテツは我が家が三軒目だという事になる。

この子の攻撃性や悪癖を見ていると、そういう事が多々あって、飼いきれずに捨てられてしまったのかもしれないと推測する。
保護当初のテツは、皮膚は禿げていて片方の前足の親指はなく、フィラリアは強陽性。
最初にしたウンチは、木と石しか出てこなかった。
とてつもなく飢えていて、水のお皿を取ろうとしたら手がちぎれるほど噛み付いてきた。
雷もものすごく怖がるので、ずっと外で孤独だったため、何もかもが怖くて噛み付くようになったのだと思う。

そんな問題犬が、ここまで信頼関係を築き、本来のテツになれたのだと思うと感無量だ。
どの子にも可能性はあることをテツが教えてくれた。

次は、ジャックに頑張ってもらわなければ。。。

現在8歳程度?体重は5キロ台のテッちゃん。




問題犬テツくんの悪癖

2017-08-05 15:36:29 | 日記
テツくんは施設から五年前に引き取ったジャックラッセルの男の子。

基本的には性格のいい子なのだと思うが、噛み付きぐせがひどい。
施設でも、数人噛んでいるし手を縫うほどの怪我を負わせた事もある。
私はその当時、噛まれなかったが、家に来てからはなんども噛まれている。

自分から抱っこせがみ飛び乗っできて、体に触っているとふとした瞬間に噛んでくる。
唸る声など出さなので、いつ噛まれるのか予想できな。
可愛がってあげたいけれど手を出すのが恐怖になってしまった。
かなりの食いしん坊なので、食べ物がらみの時もあった。

ある日、一緒に食事をしている時に床に箸が落ちてしまい、拾おうとしたた瞬間に噛み付かれてしまった。
きっと食べ物と勘違いをしたのだろう。
普段噛まれても、病院へ行くほどではなかったのだが、その時は犬歯ががっつり入ってしまい救急車を呼んだ。
手の甲を5針と、親指の付け根を2針縫う大ケガになってしまった。

ものすごく痛くて、その夜は眠る事ができなかった事を覚えている。

その事件があってからは、一緒の部屋にいる事さえ怖くなり、どうしたらいいものかと悩んだ。
ショックのせいで、精神的にも不安定になり、犬の保護活動どころではなくなってしまっていた。
家族も噛まれているし、みんな怖がってしまい殺処分という声も上がったのだが、せっかく助けた子の命を奪う事はできないと思い獣医に相談をした結果、歯を全体的に削る処置を施した。

特別な方法で以下のように人間のような歯並びになっている。

犬歯と門歯を中心に施述
歯を切り落としたあと、中をに詰め物をし、削ったところを滑らかになるようコーティングしている。





問題犬ジャックとの生活

2017-08-04 19:33:42 | 日記
食いしん坊な子との生活をどのようにすべきか!?

獣医師にはケージ飼いをを勧められた。
でも、私にはできない。
ましてや多頭で他の子達がフリーで生活しているので、ケージに閉じこめたらずっと吠えてしまうだろう。

幸いにして我が家は主人と二人で二世帯住宅に住んでいる。
主人も私も部屋には余計なものを置いておくのは好きではないので、なんとか凌げるのではないかとジャックもフリーで生活している。

私は犬も人間も同等と考えているので、なるべくストレスのない生活をさせてあげたいと思い自由にさせている。
ましてや問題犬たちなので制限すると抵抗をして悪癖が出てしまうと考えている。
実際、試してもみた。
その分、共存しているという意識を持たせるように教育している。
犬はルール化する事である程度は、決まった行動ができるようになる。
そのためには人間にブレがあってはならない。
今日はいいれけど明日はダメ!というような事は通用しないのだ。

確固たる意志を持って接すれば、問題犬といえども、共存した生活ができると考えているのでジャックも教育中だ。

しかし、仕事を辞めてでも犬に向き合う覚悟がなければ、とてつもない問題犬にフリーの生活は難しいかもしれない。
幸いにして我が家は主人の理解が多大にあり、今年いっぱいは仕方ないでしょう!という事で面倒を見る事ができている。
主人には感謝している。

次々と手のかかる犬を連れて来ては家の中が大騒ぎ。
ストレスをかけてしまい申し訳なく思うが、彼もアーロンの意志を継いで協力してくれているのだ。

教訓 犬に躾するのであれば、徹底的にやり抜く事だ!獣に負けないしつこさが必要!ある意味バカになるしかない!

寝ている時だけ天使!




我が家の問題犬ジャック 悪癖2

2017-08-02 22:33:50 | 日記
ジャックとは施設で5年もの間過ごしてきた。
手がかかる分、他の子よりも一生懸命面倒を見てきたので、最悪は我が家で引き取る覚悟はできていた。

家でのジャックの行動は施設と変わらず、長年一緒にいたのに主従関係は構築していなかったようだ。

ビーは2週間ほど、テツは2ヶ月だけ施設で面倒見た。
なので家に連れて来ても、主従関係を築けていないのは仕方ないと思っていたが、ジャックは5年も世話をしているのだから大丈夫だろうと過信していた。

まず、吠えること。
テツも来た当初はとてつもなく吠えていてその癖がたまに出る。
吠えたいけど吠えずに唸っているのを聞いてジャックが吠える。
物音、家族の車などなど。。。怒るとやめるけど、改善しない。

あとは散歩。
施設でもそうだったが、散歩に行きたがらない。
いろんなものが怖いらしい。
連れて行かないと室内でおしっこをされる危険性があるので、抱っこしてでも連れて行く!
二頭を引き、10キロあるジャックを抱っこしていくのは、かなり厳しい。

ほかにも食事など。
ご飯を上げる際、すごい勢いでキッチンでジャンプする。
お座りさせていてもすぐに動き出し、まるで「ダルマさんが転んだ」をやっているよう。

毎日毎日、ほんとうに疲れます!

以上のようなことが4ヶ月経っても、いっこうに進歩しない。

私のことを信頼していたら、もうすこし従ってくれるように思うが、まだまだのようだ。
テツも問題犬で、矯正するのに4年くらいはかかったが、ジャックは5年一緒にいたのだから少しは出来てもいいのではと思った次第だった。

教訓 寝食を共にしていないと主従関係を構築するのは難しい!