保護犬と豊かに暮らすために

ペットロスからはじめった保護活動。奇しくも8年目で施設が閉鎖となり、行き場のない問題犬4頭を我が家に迎え暮らしています。

初めて保護したシロの訃報

2017-10-05 17:29:24 | 日記
本日、里親さんよりシロくんが亡くなってしまったと連絡があった。

紀州犬のシロは、私が初めて保護した犬。
町役場の捕獲器の中にいれられていたのを散歩の時にビーちゃんが発見した。
大きな体なのに身動きが取れないような捕獲器に入れられ、しかも雨が降っているのに外に置かれている。
その日は日曜日で役場はお休みだったが、留守番をしている人を呼び出しクレームをつけた。
雨の当たらない場所に移動する事と、捕獲器に入れっぱなしにするなと。
そして、いろいろあってシロが逃げてしまい保健所へ搬送され、施設の代表にお願いをして出してもらった。

シロは保護当初から心臓が悪く、3年もの間、譲渡を見送っていたが、すでに里親になっているご夫妻が預かってくださり、そのままその家の子なった。
そして、幸せな生活が3年目というところで心臓が悲鳴をあげ、最期となってしまったのだ。

先月、里親さんより2年ぶりに会いに来てもらいたいという連絡があり伺った。
もう腹水が溜まっているような体で、息も荒かったので長くはないだろうと思っていたが、こんなに早く逝ってしまうとは。
最後に老いたシロの姿を見たお陰で驚かずに済んだ事、里親さんに感謝している。

心臓薬の毎月の出費も大変だったろうし、ご夫妻は頑張ってシロを支えてくれていた。
本当に頭がさがる。
ありがとうの気持ちでいっぱいだ。

シロ、施設の生活は大変だったけど、最期は幸せになれてよかったね。
天国で安らかにおやすみ。。。

仲良しのシロとライカ(手前の大きな子がシロ)