国連は「世界水発展報告書2014」で将来の水不足対策として再生可能エネルギーの普及を提案したそうだ。世界人口は2050年には現在の70億人から93億人に増え、水のニーズも55％増え、世界の4割以上の人々が深刻な水不足に直面する恐れがあるそうだ。世界の電力の7割を占める火力発電は設備を冷やすのに大量の水を使い、欧米では域内全体の取水量の４～5割、中国でも1割以上を占めるそうだ。再生エネはあまり水を使わないため、「最も持続可能な選択」としたそうだ。普及に向けて最大のネックは資金で、国際社会や政府の支援の劇的な増加が必要としているそうだ。尚、11年の各国による再生エネへの資金支援は計880億ドル（約9兆円）という。 ⇒ 3/22朝日新聞
来年3月15日に横浜市で初めて開催される市民参加型フルマラソン「横浜マラソン2015」のコース案が決まったそうだ。みなとみらい大橋をスタートし、市中央卸売市場の南部市場で折り返し、パシフィコ横浜にゴールするそうだ。赤レンガ倉庫、横浜中華街、山下公園などの観光スポットを巡るほか、復路の約11kmは首都高湾岸線を走るそうだ。ここからは横浜港やみなとみらい21地区の景観が楽しめる。林文子市長は「これ以上ないほど横浜らしいコースになった」と記者会見で胸を張ったそうだ。制限時間は6時間半、定員は2万5千人で応募多数の場合は抽選になる。7月から申し込みを受け付けるそうだ。フルマラソンの他に10kmと車いす部門があるが、こちらのコースは未定という。 ⇒ 3/19朝日新聞
市民マラソンブームだけに、応募多数で抽選になるのは間違いないだろう。
●横浜港と言えば、イギリスの豪華客船「クイーン・エリザベス」が16日深夜、横浜港に初めて寄港した。QEは海面からの高さが約57mあり、高さ約55メートルの横浜ベイブリッジより高いため、干潮時を狙ってぎりぎりくぐり抜けたそうだ。 ⇒ http://sankei.jp.msn.com/life/news/140317/trd14031710140011-n1.htm
米ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの研究チームが宇宙誕生直後の「インフレーション」（ビッグバンに至る急膨張）の際に出た「原始重力波」を世界で初めて観測したそうだ。南極に設置したBICEP2望遠鏡でビッグバンのなごりである「宇宙マイクロ波背景放射」と呼ばれる電波を詳しく観測・分析した結果、原始重力波の影響で起きた特徴的な波形の乱れを確認したそうだ。これはインフレーションが実際に起きたことを裏付けることになり、宇宙草創期の様子を詳しく探る貴重な手掛かりとなるという。ノーベル賞級の発見と言えるようだ。インフレーション理論の提唱者の一人である佐藤勝彦・自然科学研究機構長は「いまや数十ほどあるインフレーション理論の選別につながる貴重なデータ」と期待しているそうだ。 ⇒ 3/18朝日新聞夕刊、http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1800Z_Y4A310C1CR0000/
最近、売値約16百万ドルで世界一高価なバイオリンとなった"Vieuxtemps Guarneri(ビュータン・ガルネリ)"という273年前のバイオリンの新しい所有者が、その歴史的な楽器をバイオリニストのAnne Akiko Meyersに生涯にわたり貸し出す匿名の寄贈をしたそうだ。このバイオリンは最も有名な所有者である19世紀のベルギーのバイオリンの巨匠で作曲家のHenri Vieuxtemps(アンリ・ビュータン)に因んで名付けられたもので、ビュータンはこのバイオリンと一緒に埋葬されることを望んだほど、それを愛していたそうだ。何人かの傑出したバイオリニストにより演奏された後、過去50年間、前の所有者のベッドの下に保管されていたが、Meyerによるビバルディ「四季」の新レコーディングで21世紀のレコーディング・デビューを果たすことになったそうだ。 ⇒ http://www.npr.org/blogs/deceptivecadence/2014/03/07/286262067/the-soul-of-the-worlds-most-expensive-violin
高さ300mの「あべのハルカス」＠大阪阿倍野区が、今日、全面開業し、日本一高いビルとなったそうだ。「横浜ランドマークタワー」を4m上回り、21年ぶりの記録更新となるそうだ。同ビルは近鉄が約1300億円をかけて建設、60階建てで、最上階（高さ288m）には展望台があるそうだ。 ⇒ http://www.asahi.com/articles/ASG3730VYG37PLFA001.html