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栗城氏、エベレスト登頂を断念

2010-10-03 | つぶやき
世界最高峰エベレスト(8848m)の単独無酸素登頂を昨秋に続き、再挑戦していた栗城氏であるが、異常気象による大量の積雪と雪崩の危険性及び高所順応が時間的に十分にできていないことから、最終的に7750m地点までで登頂を断念した。昨日は7000mのC3からインターネットでUstream生中継を行い、今回は断念すること、来年、再挑戦することが表明された。寒冷・強風の吹きすさぶ中、ファンの期待に応えるべく精一杯頑張って、カメラに向かって話しかけている様子が伝わってきた。オフィシャルブログサイトには、事務局により、栗城氏が無事にベースキャンプ(5300m)に到着したこと及び、栗城氏はひどく消耗している旨が掲載されている。今回は、カトマンズ到着後から悪天候に見舞われ、飛行機事故でシェルパ1名の命を失う不幸もあった。また、栗城氏がC3から頂上アタックを開始した同時期に、同じヒマラヤのダウラギリ(8167m)では日本人登山家3名が雪崩に巻き込まれ、行方不明になる事故も発生している。やはり、エベレストを筆頭にヒマラヤの8000m峰は容易に登頂を許すような山ではないようだ。体調、気象条件などいろいろな要素が揃わないと難しいのであろう。生きている限りはチャンスはあるのだから、今回も次に繋げることができたことは最大の収穫と言えるのではないだろうか。(関連:8/24、9/12マイブログ)

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