ダボス会議の主催団体の世界経済フォーラムが7日発表した「2011年版世界競争力報告」で、日本の総合順位は前年より3つ下がり9位となったそうだ。 調査項目別では、「生産工程の先進性」「技術革新力」「研究開発投資」「顧客優先度」などは首位で、製造業は高く評価されたが、一方で政府部門は「国内総生産(GDP)比の債務残高」が最下位(142位)、「財政収支」が135位、「農業政策」が138位と低調で足を引っ張ったそうだ。また、東日本大震災の影響は今回は反映されておらず、来年度はさらに順位が下がる恐れがあるそうだ。●総合首位は前年同様にスイス、2位はシンガポール(1↗)、3位はスウェーデン(1↘)、4位はフィンランド(3↗)、5位は米国(1↘)、6位はドイツ(1↘)、7位はオランダ(1↗)、8位はデンマーク(1↗)となっている。また、新興国は、中国26位(1↗)、ブラジル53位(5↗)、インド56位(5↘)、ロシア66位(3↘)となっている。 ⇒ http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E2E5E2E1998DE2E5E2EBE0E2E3E39797E3E2E2E2
先進国の中で日本の順位の下がり方が大きいのが気になる。鳩山、菅政権が足を引っ張ったということだろうか。