ドイツ政府は産官学一体で「Industry 4.0」という第4次産業革命という意味が込められているプロジェクトを推進しているそうだ。（第1次：機械化、第2次：電力活用、第3次：自動化） 工場をネットワークを介して工場内外の物やサービスとつなぎ、新しい付加価値やビジネスモデルの創造・構築、生産効率の大幅向上、さらには様々の社会問題（エネルギー消費やワークライフ・バランス）の解決に結びつくという。工場をスマート化（「Smart Fatory」と呼ぶ）して、物やサービスのインターネット（「IoT（Internet of Things)」、「IoS（Internet of Services)）の構成要素の一つに位置付ける構想という。●先日、大きな話題を呼んだ仏重電大手アルストムのエネルギー事業を巡る争奪戦で日独連合に勝利した米GEも同様のコンセプトの「Industrial Intenat」を提唱しているそうだ。 ⇒ http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140107/326061/
全ての物をインターネットにつなぐ「IoT」は時代の趨勢のようだ。Intel、IBM、Cisco Systems、GE、AT&Tの5社は今年、IoT関連の標準化団体「Industrial Internet Consortium（IIC）」を設立したようだ。日本企業もこの流れに乗り遅れないようにしなければならないであろう。