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COP20閉幕、骨抜き合意

2014-12-22 | つぶやき

ペリー・リマで12/1~14に開催されたCOP20(国連気候変動枠組み条約第20回締約国会議)は、各国の利害対立が最後まで解消されず、合意に至ったのは2020年以降の新枠組みのごく基礎的な部分だけに留まり、来年11~12月にパリで開催されるCOP21での新枠組みの採択に向けて、課題は山積しているそうだ。●採択された「リマ声明」の内容は、新枠組みに向けての削減目標を準備できる国は来年3月末までに提出し、事務局は10月1日までに提出された目標を評価し、11月1日までに報告書を纏める、事務局は新枠組みの草案を来年5月よりも前に作成することなど。焦点の一つとなっていた、各国が削減目標を相互に検証する仕組みは、中国などの反発で盛り込まれなかったそうだ。日本は「できるだけ早期の提出を目指す」との曖昧な回答しかできず、存在感を示すことができなかったそうだ。尚、気候変動対策のために途上国に資金を提供する国連の「緑の気候基金」については、日本を含めて27か国が拠出し、拠出額は約102億ドル(約1兆2000億円)となり、当初目標の100億ドルを超えたそうだ。●環境省の資料によると、世界のCO2排出量の割合における主要国/地域の2012年から2030年(予測)の変化は、中国(26%→28.1%)、米国(16%→12.9%)、EU(11%→7.4%)、インド(6.2%→9.1%)、ロシア(5.2%→4.8%)、日本(3.9%→2.7%)などとなっており、中国とインドが増加する予測となっている。 ⇒ 12/22読売新聞
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