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JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

負担軽減・充実の面から十分な検討が必要。長生病院の経営のあり方

2010年08月19日 | Weblog
 日本共産党長生郡市議員団として、長生病院の地方公営企業法の全面適用の考え方について、病院側と懇談を行いました。
 病院側の説明の後私は。「職員の給与も含めて病院長の権限が格段に強化されること。経営責任を4年任期の病院長に集中すること。などであるが。この状況では、独立した経営の黒字化ということで、自治体病院としての、住民の健康第一、診療・治療第一による、救急体制充実・産婦人科・小児科充実などや住民負担軽減という面が軽視されないか。また、経営責任を掲げるのなら、年次数値目標を迫られることになり、自治体病院の公的責任が軽視されないか?」など質問しました。
 病院側は「職員の患者対応の改善や人材確保の機敏性が確保でき、職員給与はあくまで、従来の人事院勧告を参考とする。経営第一ではなく、住民の健康第一ですすめる」と述べました。
 病院側は来年度からの適用を検討しているようです。



 病院側は、現在の地方公営企業法部分適用では、○責任の所在が不明瞭(病院長なのに権限がない)。○病院運営に必要な組織および人材確保が迅速に対応できない。としており。
 全面適用にすると ○病院事業管理者を置き、経営責任が明確となる(任期4年で、病院長の         選任を予定)。
        ・自主性が拡大する。
        ・事業管理者が組織及ぴ人事の権限を持ち、機動力及び迅速性が発揮さ         れる(医療制度に対応するため)。
        ・事業管理者が給与の権限を持つが、市町村及び広域内の均衡があるの         で、従来のまま人事院勧告等を参考とし決定する。
        ・職員の経営意識の向上を図れる。
としています。

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