Musiker Geist ~音楽家魂~

Makkyのギター教室&音楽魂、ゆるいライフ

丹野創輔バンドの新譜を聴く 

2016-06-09 21:39:38 | ライブ/セッション/音楽仲間
丹野創輔バンドの新譜ミニアルバムを聴きました。


前作で示した方向性を、

「これで行く!」

と確定したかのような安定感に溢れ、ある意味安心して聴けるアルバムと
なっています。

男女の関係につきまとう、常に痛みを伴う機微。
それを暗喩・隠喩を使いながらも聴き取り易い日本語歌詞は
すでにバンドのスタイルにもなりつつあるようで。

今回は元Grapevine(現JIVES)の西原誠氏をサウンドプロデュースに迎え
前作の作風を踏襲しながら、より厚みの増したサウンドに仕上がっている印象。

ギター&アンプのサウンドの良さは相変らず素晴らしいもので、普通は耳に痛い筈の
ハウリングの音すら美味しく聴けるほど。

丹野氏のボーカルは一発録りっぽい生々しいものですが
相変らず何より天性の甘い声で一回聴いたら忘れられないです。

何度も聴いたあげく、前作も懐かしくなって、ついCD棚を漁ってしまうのでした。


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